とんぶりとキャビアの味は? 比べるなんて失礼?? そこにしかないグルメをいただきましょう!!

とんぶりとキャビアが並んでいるチャンスに恵まれたことはありますか。似ているといわれる2つですがこれが同時に同じスペースを飾るのはわざわざ用意する必要があります。

もしとんぶりとキャビアが並んでいてどちらも食べ放題だった場合はどんどん減るのはキャビアであることは間違いありません。その理由の第1位は価格にあるでしょう。

この2つの食材を食べ比べできる地域は地球上でこの国だけかもしれない、こんな想像もできます。

バラエティに富んだ農産物や海産物に出会えることにまずは感謝しましょう。味はもちろん違いがあるけれど、とんぶりとキャビアのことを知っていますか。見た目は似た者同士を調べてみました。

スポンサード リンク

とんぶりとキャビアの味は? 違いがあるの??

とんぶりとキャビアの味について。とんぶりとキャビアの味について知りたいことにはナニがあるのでしょうか。とんぶりはキャビアの代用になるのかも知りたいですね。

育てて観察♪観てそして食べる喜びもある植物です

とんぶりとキャビアの味、まずは個人的なグルメリポートから始めます。とんぶりとキャビア、それぞれの味を言語化しました。

◆とんぶり
特にコレという味がないのが特徴。味よりも咀嚼したときの歯触りが印象に残る。

◆キャビア
保存のために塩を使っているので塩味をまず感じる。食感は頼りないほどの柔らかさ。

言葉で表すと言っておきながら味は「無し」と「塩」では納得がいかないでしょう。味に大きなインパクトは見られないとんぶりとキャビア。この後はそれぞれのプロフィールをご紹介します。

スポンサードリンク

穀物の仲間なの? それよりも観賞用なの??

クセも辛味も無いとんぶり。歯触りのおかげで、さっぱりあっさりとも違う独特な食材です。まずはとんぶりとはナニなのか、これからご紹介します。

    ◆とんぶり

  • アカザ科ホウキギ属
  • 熟したを食べる
  • 旬は秋

アカザ科に属する植物です。ホウキグサ・ホウキギとも呼ばれます。細い草が密集して生えているのでゴミを集める用具になり草箒(くさぼうき)と呼ばれます。

とんぶりが採れるホウキグサは一年草、木ではなく草なのです。夏に花が咲いて秋に採れる種がとんぶりです。10月~11月に収穫をします。

干した種を洗って外の皮を落として残った中身がとんぶり。

草から採った細かい種がとんぶりになるまでには時間も手間もかかっています。とんぶりになってから日持ちはしません。

瓶詰や真空パックのおかげでいつでもとんぶりを食べることができるようになりました。

ところでホウキグサですが草でありながら葉の色が赤く変わります。一面に植えられたホウキグサですがその時は呼び名が変わるのです。

一面赤く染まった景色はホウキグサの葉が紅葉したもの。観賞用の園芸種で「コキア」と呼ばれます。

コキアの和名がホウキグサです。観に行きたくなる景色を作るコキアは特別に改良された種を使っているようです。

とんぶりを採るためのホウキグサは「実」に特化しています。

当初は薬として中国から入ってきたホウキグサは日用品からグルメにガーデニングとすっかりと定着しました。

ファン多めの魚卵で気分はセレブ?

スプーンですくいながら食べたいと表現されるキャビア。先程は個人的な見解で味は塩が1番に感じられると書かせていただきました。

そのキャビアのプロフィールを再確認です。

    ◆キャビア

  • チョウザメの卵
  • 加工で塩に漬ける
  • 国産品もある

サメと呼ばれていますが攻撃的な鮫とは違う種類の魚です。主に淡水に生息しています。

ブラックな食べ物と聞いて1番にイメージするのはコレ! でも黒いだけじゃないイカスミの魅力はこちらで

採れた卵を保存するために塩に漬けることが決められています。長期保存に耐えられるように塩が使われるのです。

主な産地はカスピ海やアムール川ですが最近は国内でもチョウザメの養殖をしてキャビアを製造しています。塩が少なめの減塩タイプのキャビアをネットで購入することが可能になりました。

最低でも「20g/14000円越え」と価格はなかなかです。ちなみに輸入品は「20g/4000円」塩しか感じられなかった庶民としては1度は国産を食べてみたいと思います。

栄養はどうなの? 意外な結果が?!

地上で育つとんぶりと湖や川でそだつキャビア。もしかしたらこの2つを食べ比べているのは日本だけかもしれません。黒い粒々の2大対決ですが最後は栄養を見てみます。

★★★ とんぶり
ゆで/100g
キャビア
塩蔵/100g
カロリー 89kcal 242kcal
たんぱく質 6.1g 26.2g
カルシウム 15mg 8mg
2.4mg 2.8mg

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

とんぶりの1パックは約80g。小鉢にすると2~3人前くらいです。キャビアは1ビン20gのものが1番多く売られています。100g1度に食べる機会はあまりないかも。

とんぶりは草にできる種なので種実ですが(木になる実が果実)公的には「野菜」の仲間ですがカロリーはやや高めです。参考までにきゅうりなら1本100gで13kcal。

もちろんキャビアはとんぶりと比較してカロリーは高めですが20g入りのものを5個1度に食べるのはかなりレアなケースでしょう。もちろんゼロではないと想像します。

そしてとんぶりですがβ-カロテンも800μg含まれているのでなんと緑黄色野菜です。

人気レシピの1つに「TKG+とんぶり」がありますがたんぱく質も野菜もしっかりと摂れる優等生メニュー。時短なのも助かりますね。

日常をサポートするとんぶりとご褒美メニューのキャビア。とんぶりは秋田県の北部の町で栽培が始まり全国に広がりました。カスピ海で採れたキャビアは世界各地のご馳走となりました。

特別な農産品のとんぶり。養殖にチャレンジしているキャビア。代用するなんて考えないでそれぞれを堪能したいですね。

2つのグルメの出会いに感謝して残さず余さず美味しくいただきましょう。

スポンサード リンク



このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

Comments links could be nofollow free.

サブコンテンツ

このページの先頭へ