秋海棠の花期はいつ? 既視感ある名前との関係は?? もう1つ似ているモノがあるの?!

秋海棠。今回は海棠の前にシンプルに季節の名前がついています。秋を除いた海棠なら知っているという声が聞こえてきそうです。海棠は花が咲く木の名前ですね。

海棠についてもう少し復習ですが、花のフォルムは一見すると桜のようにも見えます。花の時期も桜とほぼ同じなのでお花見気分にもなれる花ですが桜とは違う花びらの重なりが印象的です。

けれど今回はその海棠にプラスされた季節は春とは逆の秋です。秋にお花見ができるのでしょうか。

同じ花の名前があるからには植物であるのは間違いないでしょう。それならば花期はいつなの? 秋海棠。読み方と同時に魅力も一緒にその疑問を紐解きたいと思います。

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秋海棠の花期はいつ? 名前が示しているの??

秋海棠の花期はいつなのでしょうか。秋とつくいつもと違う海棠は名前の通りに花期を迎えるのでしょうか。秋海棠まずは読み方からご紹介します。

自然体で咲く可愛さと綺麗さを持っています

秋海棠は「しゅうかいどう」と読みます。秋は音読みになるのです。そして花期についての答えはコレになります。

秋海棠の花期は「夏から秋にかけて」です。

月で表すと7月下旬から10月頃になります。

夏真っ盛りから本格的な秋まで花が見られます。「秋+海棠」の秋海棠ですがこの後は海棠との関係も含めた謎に迫りたいと思います。

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人知れず咲いている? 見た目よりも強めなの??

真夏から秋にかけて花を咲かせてくれる秋海棠。海棠とつくからには木に花が咲いて見上げるような景色を作ってくれると期待したくなります。

疑問点が多い秋海棠のプロフィールを確認しましょう。

    ◆秋海棠

  • シュウカイドウ科シュウカイドウ属シュウカイドウ
  • 多年草草本
  • 故郷は中国

もちろん海棠という花が咲く植物があります! 桜との関係も気になりますね♪ 詳細はこちらをチェック

秋海棠は海棠と名乗っていますが独立したグループを持つ植物でした。そして木ではなく草として育ちます。

国内の各地でも花が見られるのでズーッと以前から咲いていると思われますが日本には江戸時代に観賞用として入ってきました。

春に花が咲く海棠との関係ですが植物的にはつながりはまったくありません。

参考までに春の海棠・花海棠は桜と同じバラ科の仲間です。

花を見て色合いなどが海棠に似ている、けれど花は秋に咲くので秋海棠とネーミングされたようです。

もう1つの似ている花は? 気分は洋物??

木に咲く桜に似た海棠のような優しい薄桃色の花を咲かせる秋海棠。花のフォルムは派手というより愛らしさがあります。

これまで海棠と相似点があると何度も書きましたが他にも似ている花があります。

それはベゴニアです。

同じシュウカイドウ科に属している植物ですが本来の故郷はやや気温が高めの地域。

花の可憐さで世界的に人気があり多くの園芸種が流通しています。

歩道の植え込みなどに小さいけれどグラデーションになった花がこんもり咲いているのをたびたび見かけます。

漢字表記で和の秋海棠に対してそこにあるだけで明るく盛り上がる洋花モードが伝わってくるのです。

花期は初夏から晩秋まで月でいえば5月から11月頃までなので長く楽しめる安定の園芸種ですね。そして文芸的な観点からは秋海棠は秋の季語ベゴニアは夏です。

様々にカテゴライズされる花ともいえるでしょう。

切り花はあるの? リアルに出会えるの??

秋とプラスされた名前を今も受け継いでいる秋海棠、日本に入ってきてからはすっかり馴染んでいるので帰化をした植物にカテゴライズされます。

真夏から秋まで自然に咲く花はあまり多くないのですが切り花はあるのでしょうか。回答はコレになります。

今現在切り花の流通はみられないようです。

そして多年草の秋海棠は球根で育つ植物ですが栽培用としては苗が販売されています。鉢植えで育てるのも可能です。

咲いた後にカットしても花のキレイさは保たれるのでお部屋のテーブルにも飾れます。

他に秋海棠の季節にリアルに出会う方法は「花が咲いている地を訪れる」があります。

各地に秋海棠の群生が名所になっている場所があるのですが調べれば開花の様子などの情報も載っています。

道路脇や河原など土がある目立たない箇所に咲く秋海棠もあるようです。同じグループですが園芸種のベゴニアとは違って秋海棠は葉にも注目したいですね。

ささやかに枝垂れた花の大きさは2から3cmですがそれを支える葉は5から10cmの存在感があるサイズです。

自然に咲く秋海棠なら花と葉の競演もしっかりと目にすることができるでしょう。

地味目立たないと評価されがちな野の花ですが季節を背負った名前と可憐な色を持つ秋海棠を知らないのはもったいないと痛感しました。

花のアンソロジーの1頁をつづることもできそうです。夏から秋の花、秋海棠出会いの時間ゆっくりと計画してみませんか。花とともにゆとりの時間となってくれるのを願っています。

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