ハーブのフェンネルとディルの違いは? やがて判明する真実?! グルメなあなたはもう食べてる!?

フェンネルはアロマにもお茶にも使えるハーブ。この名前を知ったきっかけは「フェンネルの香り」というフレーズを使ったCMでした。何となくおしゃれ感あるワードに惹かれました。

その後、香辛料にも使われているフェンネルがキレイな緑の自然体で八百屋さんに並んでいるのも見かけるようになりました。ボリュームのあるフェンネルは大地からのギフトのようにも思えます。

ハーブは画像で見ると判断が付くのですが、いざ並べてみると緑の葉を持つ同じ植物に見えてしまいます。

フレッシュな状態で使うのは贅沢なのかも。そして感じてみたいその深い香り。でも違いは? フェンネルとディルはハーブだけど見分け方はあるのでしょうか。調べてみましょう。

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ハーブのフェンネルとディルは違う! ナニが違うの?

ハーブのフェンネルとディルは違う。違いに疑問が生じる時はフェンネルとディルが似ているからですね。ハーブのフェンネルとディルの違いを表にしてみました。

収穫が楽しみです♪

★★★ フェンネル ディル
香り ほのかな甘み スッとした爽快
サイズ 約100cm以上 約60cm
ビジュアル 密な細い葉 枝状の葉
植物 セリ科
多年草
セリ科
1年草

ハーブですからまずは香りの違いから。苦みの中の「甘味」があるのがフェンネルの特徴です。清涼さの中に「辛味」を感じるのがディルです。

売っているフェンネルは良く育つ植物を思わせるサイズ感ですが、約100cm、つまり1m以上に成長することもあるようです。ディルはそこまで大きくなりません。

細めに見えるフェンネルの葉は歯ごたえがあります。1度に大量に生で食べるのは少し抵抗があるかもしれません。ディルは比較的葉は柔らかめです。

植物的には同じセリ科、そして多年草と一年草という違いがフェンネルとディルにはありました。

表には載せませんでしたが種子の形に違いがあります。フェンネルは細長い楕円、ディルはスイカの種子の形に似ています。

芽を出した葉だけを見ると見分けるのが難しいフェンネルとディルですが、育つにつれて違いが出てきます。この後はその違いを解説します。

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育つと分かる? そのポイントは??

フェンネルとディルの違い、表にもあるように大まかなところでは「セリ科」に属していました。そして成長に連れて違いがハッキリとしてきます。

条件によっては1m以上に育つフェンネル。そして地面近くの部分が白く立体的になってきます。セロリが膨らむ・新玉ねぎみたい…と表現は色々です。

理科的には鱗茎と呼ぶのですが、イタ飯的には「フィノッキオ」という立派な食材。フェンネルは緑の葉もこの茎が重なり合って厚みが出た部分も食べられます。

ディルは一年草ならではの対応が必要となります。一年草ですから種をまかないと次の年は生えてきません。

フレッシュなうちに葉を収穫しないと香りが落ちてしまいます。葉を味わうのがディルです。

つぼみの元になる花芽が出る前に葉を摘んで使いましょう。よ~く観察すれば色々違いのあるフェンネルとディル。育てて楽しむことも出来るハーブですね。

フェンネルとディルの使い方♪海と山どっち?

フェンネルとディルのもう1つの共通点として「地中海沿い」が原産地があります。このことからフェンネルもディルも海の幸に似合うハーブとして認知されています。

クセの無い白身魚のアクセントに使うことも多いですね。そしてディルの緑はスモークサーモンの見た目も味もアップさせます。

エコバックからはみ出す、大束のフレッシュフェンネルはどうやって消費するのかが謎でした。バジルのようにペーストにすることで大量消費が可能になります。

ディルは香辛料として重責をになっています。ハンバーガーなどに挟まれているピクルス。あの風味はディルが無いと出せません。種・葉・花とディルのすべてが使われています。

海の幸・山の幸、どちらにも欠かせないフェンネルとディル。

フレッシュなものが手に入った時はそれぞれのアピールポイントを存分に味わいたいですね。

フェンネルとディルの代用は? ナニがあるの??

フェンネルやディルが無い場合どうするのか。こだわって今日はどうしてもという時以外は、フェンネル・ディルをそれぞれの代用として使うことをおススメします。

他にはフェンネルは日本語にすると茴香(ういきょう)です。香辛料売り場に置いてあれば代用は可能です。

フェンネルの「シード」種が原料。フレッシュさには欠けますが特徴的な甘さのある香りは十分に感じられます。

ディルは「イノンド」という別名があります。高温の地域で育つディルが日本に来たのはなんと1600年代。種を使った香辛料を店頭で見る機会はほぼ無いかもしれません。

でもキャラウエイは同じセリ科なのでディルの香りに似ています。代用の候補にはなります。

ちょっとややこしいのですがフェンネルとキャラウエイはまったく別の植物です。

キャラウエイの日本名は「姫茴香(ひめういきょう)」文字通り可愛い花が咲きます。香辛料として使う時は葉よりも種、キャラウエイシードとして使われることが多いようです。

ディルは少し大きなスーパーなら、新鮮な葉が使いやすい分量でパックになって販売されています。値段も手ごろなので私も思わずゲットしてしまいました。

ハーブとしてのフェンネルとディル。意外と身近な存在であることが分かりました。お皿にのせた緑の香りで目も胃もリフレッシュ。ぜひ試してみてください。

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