みつ豆の豆は何の豆? 選ばれたのはメジャーな豆!? シンプルに味わおう!!

みつ豆。行列してでも食べたいお店があったりもします。創業時からのレシピにこだわるお店もありますね。罪悪感を忘れて食べたいスイーツの1つであることは間違いありません。

あんこはもちろんソフトクリームや抹茶アイスがのったみつ豆に驚くことはないでしょう。和ものパフェの先駆けです。他に色々なトレンドスイーツが登場してもみつ豆の地位は揺るぎません。

みつ豆はテイクアウトや老舗が出した缶詰もあるけれど出来立てをお店で食べるのが1番美味しいと思うのは私だけではないはず。

器の中を彩るメンバーに変化はあってもコレがないとやっぱり物足りません。みつ豆の豆は何の豆なの? 今さらアンチ宣言はできない雰囲気さえある存在に迫ります。

スポンサード リンク

みつ豆の豆は何の豆? 選ばれた豆の名は??

みつ豆の豆は何の豆なのか。みつ豆の豆は何の豆なのかを知っておかないと、あの豆もしかしたら要らないかもと意見することは無謀でしょう。みつ豆の豆は何の豆なのか。回答はコレです。

基本のみつ豆♪色もシンプル

みつ豆の豆は「赤えんどう豆」です。

豆は沢山の種類があります。大豆や小豆も豆の仲間です。沢山の豆の中からみつ豆の豆として選ばれたのは赤いえんどう豆。えんどうを漢字で書くと「豌豆(えんどう)」です。

えんどう豆と聞いて思い浮かべるのはさやえんどうやスナップエンドウ、そしてあまり食用にはならないカラスノエンドウがあります。

みつ豆の豆に使われている赤い「えんどう」はどのような豆なのか。この後はその豆に迫りたいと思います。

スポンサードリンク

イメージしている色と違うけれどホントにえんどう豆??

えんどう豆といえば緑色の豆を想像しますね。「えんどう」と付く豆で食用になるものを挙げてみます。

  • 豆のさやごと食べられるもの
  • ・絹さや
    ・スナップエンドウ

  • サヤの中の豆を食べるもの
  • ・ウスイエンドウ
    グリーンピース

ちらし寿司の彩りに使われるさやえんどうは柔らかさを「絹」表しています。さやと豆と両方が食べられるスナップエンドウはお弁当に緑を足したい時に欠かせません。

ウスイエンドウは主に関西地方で売られます。しっとりした食感と豆の甘みが特徴です。グリーンピースもえんどう豆の仲間です。

ここまで挙げたえんどう豆はすべて「緑」。みつ豆に使う赤いえんどう豆は出てきません。実はえんどう豆はに加熱して食べるもの以外に乾燥してから食べる種類の豆があります。

熟してから乾燥させるえんどう豆には「赤と青」の2種類があります。そして赤いえんどう豆をみつ豆に使います。

グリーンピースと赤えんどう豆・青えんどう豆の違いは未熟と完熟。青いえんどう豆はうぐいす豆の原料。おせちの煮豆やうぐいすパンはこの青いえんどう豆を使っています。

みつ豆はしっかり熟した豆を干した保存食品が原点になったスイーツですね。

使い続けられる赤えんどう豆の栄養は? あの成分が!?

塩味の赤い豆を入れる意味があるのかどうかの意見も耳にします。でも基本に忠実なレシピには赤えんどう豆は必須アイテムです。白い寒天とのコントラストはこの豆にしか出せません。

赤えんどう豆の栄養成分を数値で見てみます。比較相手には青えんどう豆をチョイスしました。数値を見るとえんどう豆のイメージが変わるかもしれません。

★★★ 赤えんどう豆
ゆで/100g
青えんどう豆
ゆで/100g
カロリー 129kcal 129kcal
2.2mg 2.2m
β-カロテン 6μg 43μg

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

赤と青のえんどう豆は10粒で10g強。参考にしてください。ゆでた大豆100gは163kcalなのでえんどう豆はやや低カロリーですね。

色に栄養に活躍するスナップエンドウ! 注意点もあるってホント? 真実はこちらで!!

特に多く含んでいる成分はです。鉄が多く含まれている小松菜(ゆで/100g)2.1mgよりやや多め。鉄を含んだ食品探しに迷う時はえんどう豆も選択肢に入れてください。

みつ豆は貧血予防のスイーツともいえるでしょう。

濃い目の色をしている赤いえんどう豆ですがβ-カロテンの含有量は少な目。ビタミンCもほとんど含まれていません。

キウイなどが入ったフルーツみつ豆にすればビタミンを補給できそうですね。

どうして赤いえんどう豆が選ばれたの?

先程乾燥した赤いえんどう豆がみつ豆の原点とご紹介しました。どうしてみつ豆に赤えんどう豆を使っているのか? これに関しては「昔から食べていた」という見解のようです。

平安時代にはすでに食べていたえんどう豆。暮らしに根付いたまめだったのでしょう。甘い豆の美味しさに古の人たちも魅了されていたはず。

当初は豆と寒天の「豆かん」でスタート。その後にまずあんをのせた「あんみつ」が登場。そして欲望を満たすトッピングが次々と追加され今のスタイルが出来上がりました。

コーヒーゼリーみつ豆に、プリンみつ豆など進化は止まりません。

最後にみつ豆のもう1つのアイテム「蜜」について。黒蜜と白蜜が選べる場合、私は絶対といっていいくらいに黒蜜です。

白蜜しか置いていないお店があったのですがどうしても「ガムシロチック」が否定できませんでした。和三盆を使った密だったようですが、黒蜜の香りが無いのは残念でした。

始まりはシンプルな組み合わせ、今その組み合わせは無限大といっても過言ではないみつ豆。この後の進化と変化も楽しみです。

密が選べるかどうかと同時に新メニューのチェックを怠らずみつ豆を追いかけたいと思います。

スポンサード リンク



このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

Comments links could be nofollow free.

サブコンテンツ

このページの先頭へ