粗塩と天然塩には違いが? 塩の世界は深くて広い?? 迷う時間は減らせるの?!

粗塩と天然塩。まずは読み方から始めたいと思います。粗塩は「あらじお」もしくは「あらしお」という読み方もアリのようです。対する天然塩は「てんねんえん」こちらは一択です。

それぞれの読み方を知ったあとはキッチンの調味料置き場をチェックしてみましょう。どちらのお塩を使っていますか、それとも2つを常備して使い分けていますか。

お塩は調味料の中での立ち位置は要であると信じていますがどちらかというとネガティブな情報に惑わされているようにも思えます。

だからこそ知っておきたいと思います。切っても切れないこの調味料に違いはあるの? 粗塩と天然塩。スーパーの売り場で立ち尽くすことがないよう調べてみました。

スポンサード リンク

粗塩と天然塩は違いが? イメージから判断する??

粗塩と天然塩には違いがあるのでしょうか。粗という文字と天然という文字からは全く別の印象を受けます。ネーミングも関係しているのでしょうか。

青い海で作る雪のような塩です♪ 画面からこだわりが伝わります

粗塩と天然塩の違いの前にまずは2つにある共通点を確認したいと思います。

粗塩と天然塩はどちらも「塩あじ」をつける時使われる調味料。

スーパーなどでは「塩」と掲示されたコーナーで見かけた記憶や経験がある文字です。違いがあるはずと思われる2つの塩は欠かせない味を提供してくれます。

シンプルな塩あじの炒め物やお漬物などはヘビロテのレシピです。

共通点を知ったあとは違いのお話に移りましょう。

スポンサードリンク

ビジュアルや印象なの? 抑えたいポイントが??

摂取量を減らしましょうというメッセージを度々耳にしたり目にしたりする塩ですがそれに反比例するように売り場では種類が増えています。

粗塩と天然塩に違いがあるのかという問いも種類が増えたからこそ出る疑問です。この2つに関しての違いですが答えはこのようになります。

粗塩と天然塩に違いはありません。

ツブツブしているのが粗塩、しっとりとなめらかもしくはサラサラしているのが天然塩などとイメージしていたのは単なる妄想ともいえる結果です。

粗塩と天然塩にはコレが違いといえるポイントが無いのです。

それならばこの2つの塩には「違い」以外の関係はあるのでしょうか。粗塩と天然塩の2つにより詳しくせまりたいと思います。

思ったより自由なの? フレキシブルに選んでいいの??

粗塩と天然塩の共通点は今更といわれそうですが「塩」です。しかしながらこの2つには違いはありません。この2つの関係のためにはそれぞれをもっと知る必要があるでしょう。

まずは粗塩のプロフィールをご紹介します。

    ◆粗塩

  • 公的な定義はない
  • 塩分を含んだ水から製造
  • 食塩の種類の1つ

甘い闘いを展開します♪ 次はどれを使います? 白砂糖vs黒砂糖vsきび砂糖をスイートに徹底リサーチ!

「粗」の文字から受けるイメージはあまり手を加えていない塩を想像させますが工程や成分に決まりがあるわけではなく生産者のこだわりで作られています。あらしお・あら塩などと書いてある商品もみかけます。

しょっぱい水といえば基本海水ですね、国内外の海の水を原料にしたものが多く流通しています。

粗塩と目にする機会は多いのですがもう1つ大きなくくりとして天然塩がありました。粗塩はその中にカテゴライズされていたのです。

けれど天然という言葉があまりにもザックリし過ぎていて分かりづらいという見解から近年は「天然塩」や「自然塩」というい表現は使わないという結果になったようです。

ということで現在は粗塩というカテゴリーはあるのですが、製造方法でまた仲間分けされています。

天日塩・焼き塩などと製品に明記されているので確認してみてくださいね。

最後は公的な数値から粗塩・塩を見てみたいと思います。

その数値には驚きが? これまでのイメージが崩壊する??

塩は調味料の中で長い歴史と身近な存在であるはずなのに栄養についてはあまりよくわかっていません。公的な栄養成分を表にしました。

★★★ 並塩/100g 食塩/100g 精製塩/100g
カロリー 0kcal 0kcal 0kcal
食塩相当量 97.3g 99.5g 99.6
カリウム 160mg 100mg 2mg
カルシウム 55mg 22mg 0mg

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

まず表にある3つの塩を解説します。並塩(なみしお)は海水などを使った天日塩などの公的な呼び方で粗塩がイメージできます。次の食塩は大規模な工場で主にイオン膜を通してできる一般的な塩。

食塩に固まらないために炭酸マグネシウムを加えたものが精製塩です。塩は袋入りで買うことが多いので100gは想定外の数値ですが小さじ1は5g、お吸い物2人前に使う塩は小さじ2g前後を目安にしてください。

塩はどの種類でもカロリーはゼロですちなみに脂質もゼロ。、からといってガツガツ塩だけを食べるシーンはまず想像できませんね。

気にしたいのは食塩相当量ですね、小分けの塩せんべいのパッケージにもこの数値が載っています。並塩は3つの中でもやや数値は低いのですがやはり摂り過ぎには注意が必要でしょう。

それでもカリウム・カルシウムなどのミネラル成分の数値から判断すればやはり塩は「選んで購入」がベターです。

スーパーの塩コーナーも選んで買ってほしいを訴えるように様々な塩が多彩に並んでいます。しょっぱいや塩辛いけれど減らすだけじゃない塩の世界をゆっくりと歩いてみるのをおススメします。

スポンサード リンク



このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

Comments links could be nofollow free.

サブコンテンツ

このページの先頭へ