ムール貝の旬は日本ならいつなの? オシャレなダークカラーでいつもの一皿を変える季節が来るの??

ムール貝がのっているとパエリアは本格度が上がります。もちろんあさりを使うことは間違いではありません。でもグレーのあさりより、パエリアの黒はサフランの黄色の差し色になります。

ヨーロッパの北側の国はムール貝が獲れる地域です。はそれを目的としたツアーもあります。ムール貝食べ放題の旅などもあるようです。ベルギーではポテトと一緒に食べるのがお決まりのメニュー。

その他の名産地にはフランスのモンサンミッシェルがあります。ブランドのムール貝を育てています。

潮干狩りで手に入れることは不可能です。海を渡って来るのなら鮮度が心配になります。それならば日本での旬はあるの? ムール貝。映える貝に出会えるのでしょうか。調べてみました。

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ムール貝の旬は? 日本ではいつなの??

ムール貝のは、日本にあるのでしょうか。ムール貝に旬があるのなら日本で採れていることにもなりますね。ムール貝の旬、日本ではこの時期になります。

ムール貝は下処理がポイント♪

日本では主に6月から始まり9月以降秋の終わりごろまでがムール貝の旬。

ムール貝を養殖している広島で6月頃より新鮮なムール貝の出荷が始まります。その後宮城県や岩手県で秋までムール貝が採れます。産地でムール貝の旬は変わるようです。

ちなみに先程も載せたモンサンミッシェルでは7月から収穫が始まって12月まで続きます。

国産の鮮度の良いムール貝が手に入れられる季節があることが分かりました。次はムール貝のプロフィールについて調べてみました。

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ムール貝って別の名前があるの? あの貝との違いは??

活きの良いムール貝は日本の海でも育っています。でもムール貝という名前も姿も味も知っているけれど本当はどのような仲間に属する貝なのかをご紹介します。

  • ムール貝とは?
  • ・日本語で「イガイ(貽貝)」の仲間すべてを指すフランスでの名前。
    ・フランス語でのスペルは「moules」。発音はフランス語の特徴、口をあまり開けずに「ムール」。

    翻訳したときに分かりやすくするために「貝」をつけたと想像します。日本ではイガイの見た目からネーミングのヒントを得たようです。

    ムール貝の日本での呼び名は「ムラサキイガイ(紫貽貝)」。

日本には生息していない貝でしたが海運に使われた船と共に来日。いつしか日本沿岸でスクスクと育ち始めます。そして黒に近い紫をしているので同系色の貝と間違えられることがあります。

例を挙げてみます。

ムラサキイガイには別名「カラスガイ」があるようですが本来はまったくの別物です。

カラスガイは淡水に育つ二枚貝です。海水で育つのがムラサキイガイ、すなわちムール貝です。

ムール貝に栄養は? ナニか成分はあるの??

ムール貝が日本で確認できたのは1920年代。まだ日本に来てからは約100年しかたっていない新参者。でも貝が大好きな国民性により、注目が集まっています。

では栄養はどうなのでしょうか。魚介売り場には常に置いてあるアサリと比較してみました。

★★★ イガイ/生100g アサリ/生100g
カロリー 72kcal 30kcal
たんぱく質 10.3g 6.0g
リン 160g 85g
3.5mg 3.8mg

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

イガイ(ムール貝)は可食部が1個20g前後。あさりのむき身は1個約8g。目安にしてください。

成分表にはイガイとありますがやはり「ムール貝」の方が美味しく聞こえるのでムール貝でお話を進めます。

あさりと比較するとカロリーはやや高めですが、ムール貝はたんぱく質の含有量は多めですね。ネットには「ムール貝食べ放題」の話題も見かけます。

食べ過ぎには注意をして有効な栄養素を摂取しましょう。

貝はミネラル成分を含むものが多いのですが、ムール貝も様々な成分を含んでいます。

リンは健康な骨や歯の生成に欠かせないミネラルです。1日の摂取目安量は成人女子なら800mg。卵1個(約60g)のリン含有量は180mg、ヨーグルト1/2パック(約200g)は100mg弱。

バランス良く食べることが重要ですね。

鉄分も含まれているムール貝ですが表の成分以外にカリウム・カルシウムも含まれています。

旬の時期は「ばっかり食べ」の情報にも引かれますが、パスタやパエリアのように他の魚介類やトマトなどのビタミン系も合わせたレシピでムール貝を味わうことを意識しましょう。

グルメなムール貝♪注意点があるの?

薄い殻が翼のように開くムール貝。新鮮なムール貝はクセが無いのでワイン蒸しやスープで貝そのものを味わうこともできます。

そしてムール貝については注意点があります。万が一を避けるためにも必ず守って欲しいことはコレです。

海で見つけたムール貝は「貝毒」があることがほとんど。加熱をしても無くならないなので食べないでください。

二枚貝はプランクトンをエサとしていますが毒があるプランクトンもいます。この毒を貝が溜め込んでしまい、それを食べた人間が中毒症状を起こしてしまうのです。

重篤な症状に陥ることもあります。

養殖で育ったムール貝は水質に気を配り、検査をして食用として出荷しています。食べられるのは流通経路が確実に判明しているムール貝だけです。

旬の時期には「活きの良さ」を全面に出した国産ムール貝もネットなどで見かけます。ムール貝も美味しく食べてもらうのを待っているようです。旬に乗り遅れないためにスタンバイしておきましょう。

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