三色スミレとパンジーの違いは? 寒さに耐える健気な花に愛の手を! ミニサイズ情報も!!

三色スミレ、少し懐かしい響きのある花の名前です。真冬でも屋外に植えられる三色スミレ。花の上に雪が降ることもあります。厳しい寒さに耐える健気でいじらしい姿に頑張れと声をかけたくなりますね。

三色のつかないすみれであれば本来なら咲く時期は春です。冬に咲くすみれ、三色スミレは春が待ち遠しい人たちの思いが咲かせたのでしょうか。歩道のプランターにも使われる三色スミレ、目にするだけで心が和みます。

三色は「紫・黄色・白」で構成されています。それぞれの色の配分も花の印象を変えます。

最近はこの名前で呼ぶことが少なくなった気もします。園芸コーナーで見かける花にも変化があるようです。どこが違いなの? パンジーと三色スミレ。可憐な姿に迫ります。

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三色スミレとパンジーに違いはあるの? ポイントはそこ??

三色スミレとパンジーの違い。三色スミレとパンジーに違いはあるのでしょうか。そういえばどちらも同じように見えるけどそれは気のせい? 三色スミレとパンジーの違いの回答はコレです。

パンジーの愛らしさを糸で表現♪

三色スミレはパンジーの別の名前もしくは和名。

パンジー(pansy)は英語です。野原などで自然の中で育つスミレではなく、庭や花壇などで育てる園芸用のスミレをパンジーと呼びます。

自然界にも3色で咲くスミレが存在します。園芸用のパンジーを作る時にもこのスミレが使われました。日本で広まった別名の三色スミレはこれが由来になったようです。

以前は名前の通り3つの色がコラボした花でした。現在は紫1色だけのものやピンクの三色スミレもあります。

進化を遂げた三色すみれは名前も超越したのでしょう。どことなくひっそり咲くイメージがありましたが、冬のガーデニングでは主役の位置に上りつめました。

現在ではパンジーと呼ぶことがすっかり定着しました。

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育てて愛でる♪パンジーに命名の由来はあるの?

単色でも別色でもつい三色スミレと呼んでしまうことがあるパンジー。見た目をそのまま名前にしてしまった三色スミレですがパンジーの命名にも由来があるのでしょうか。

パンジーに関しては同じ花を見ていてももう少し突っ込んだ見解がなされました。

エッ! 食べられるってホント? 実は食べることができる三色スミレのお話はこちらで♪味が気になりますね

パンジーはフランス語のパンセ(pensée)が由来となりました。パンセを訳すと「考えること(思想)」。

パンジーの模様を真正面から見ると人の顔それも、何かを考えているような表情に見えたのです。

いわれてみればそのように見える気もします。当初日本ではパンジーは園芸用に改良されたものが輸入されました。それ故に元になったスミレの名前をシンプルに使ったのでしょう。

多くのスミレを使って愛されるパンジーを作るまでには相当の努力と時間があったことが想像できます。

出来上がったパンジーはその間の迷いや悩みも背負っているように見えたのでしょうか。そんなことも知らずに花は可憐に咲いていますね。

ミニサイズのパンジーはパンジーとは違うの?

アウトドアの気温に耐える花が少ない中パンジーは寄せ植えに色を添えてくれます。色数が増えたと同時にフリルなどで花が大きく見える品種も多数あります。

それとは逆にフツーのパンジーよりサイズが小さくなった花を見かけるようになりました。パンジーとの関係はコレです。

パンジーの園芸用品種の1つで名前は「ビオラ」です。

パンジーの花が直径4cm以上10cm前後ならビオラは1cm~3cm。このサイズがパンジーとビオラの区別の基準にもなっています。

楽器の名前と同じですが残念ながら関係はないようです。サイズダウンをしてもビジュアルはパンジーと同じ。

花束のように小さな花が集まって咲く姿は愛らしさも満開です。

パンジーと同じように単色のものから花びらがフリル状になった種類もあります。品種改良が続くのは人気がある証ですね。

パンジーとビオラを育てる時の注意点は?

数え切れないほどの品種があるパンジーとビオラ。プランターなどで育てる時の注意点にはナニがあるのでしょうか。

まずどちらも種から育てることができますが発芽の適温は20度前後です。種をまくのは夏の終わりから秋の始めです。この時期に夜間25度になる関東などでは発芽に適さないことも。

パンジーとビオラは10月頃より苗の販売が始まります。品種を選ぶこともできるので地域によっては苗からそだてることをおススメします。

良い苗は茎とつぼみをチェックしましょう。背丈が短く茎の数が多くつぼみが沢山ついたものが良く咲いてくれる苗です。

プランターは日当たりと風通しの良い場所に置きます。咲き終わった花をこまめに摘むのもポイント。

基本的には次々と花が咲く初心者でも育てやすい品種です。上手く育てれば秋の終わりから春まで咲き続けてくれます。

品種の多さからあれもこれも手にしたくなりますが、色数は少ない方がオシャレな寄せ植えに仕上がります。

例えば黄色をメインに選んだら混色タイプの花も黄色が多く入っている花を選びます。その他組み合わせる花や葉も寒さに強いものを選んでください。

葉牡丹・アイビー・ダスティミラーで空間を埋めると立体感と季節に相応しい演出ができます。

昔ながらの三色スミレからこれがホントにパンジーという新種。希少品種のビオラもあります。冬から春のガーデニングが無限大に楽しくなること間違いありません。

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