サザエには旬の時期があるの? いつも網の上にいるけれど育つ場所は海の中です!!

サザエ。海鮮グルメツアーには必ず出てくる貝です。網の上にのっている画像が目に浮かびます。サザエを食べないと海を訪れた意味もないなどそれほどまでにメジャーな存在です。

確かに普段生活をしているとサザエを見る機会はあまりありません。ハマグリやアサリならスーパーの魚介類コーナーにいつも並んでいます。サザエは室内のキッチンよりアウトドアが似合いますね。

海の中で生息し成長しているのは分かっていてもその生態に目を向けたことはあまりありません。

フォルムは十分承知しています。味も食べ方も説明できるのに実は良くわかっていない貝です。そして旬の時期はいつ? サザエを深く知ればもっと味わえるはずです。

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サザエの旬の時期はいつ? いつも見ているけれど??

サザエのの時期はいつなのでしょうか。海のレジャーの場面ではサザエを食べるシーンが必ず流れます。サザエと旬の時期は無関係なのかという疑問もわきますね。

でもサザエには旬の時期があります。まずその季節を確認しましょう。

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サザエの旬は春から初夏にかけてです。

サザエは冬が終わりを迎える3月頃から7月辺りに旬が終息に向かいます。それには理由もあります。

サザエの産卵は初夏から夏。この時期はサザエは栄養を蓄えているので味が良くなるのです。

旬の時期が判明したサザエ。でもサザエがグルメ番組から消える季節はまずありません。この後は知りたいことが多いサザエのプロフィールを確認したいと思います。

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どのようなカテゴリー? 育てているの??

美味しいサザエが食べられる時期が分かりました。けれど年間を通してサザエは流通しているはずです。すっかり馴染んでいるサザエのプロフィールを確認しましょう。

    ◆サザエ

  • リュウテン科サザエ
  • 暖かめの海で生息
  • ほぼ自然育ち

あまり耳慣れない名前の科に属していますがここには巻貝が属しています。

サザエはクルクルと巻かれた渦の先がツンと尖がった、一目で分かる特徴あるフォルムを持っていますね。

主に太平洋側では千葉県沖、日本海側では秋田辺りで生育が確認されます。

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漁獲量が多い地域は九州から四国そして関東の太平洋沿岸に集まっているようです。

貝は養殖で育っているイメージがあります。けれどサザエは稚貝をまいて育てる程度で大規模な養殖は行われていません。

水深30m位に生息するサザエは素潜りなどで収獲します。

産卵期が終わった頃に解禁日を指定している地域があります。他には漁業権で獲る人が決まっていることもあるので勝手に獲るのは厳禁です。

求めていないけれど? 巻貝はどの位置??

海辺の食堂やBBQの網の上にのるサザエ。サザエは開放的な空間で調理をします。匂いや煙の心配があるので家庭のキッチンでサザエを調理する機会はやはり少な目でしょう。

それ故にサザエに求めるのはハレの食卓、栄養は二の次といって間違いありません。でも巻貝の栄養を知る場面はほぼありません。せっかくなのでここで栄養を数値で見てみたいと思います。

比較の相手にはメジャーな二枚貝、アサリとハマグリを選びました。

★★★ サザエ/生
100g
サザエ/焼き
100g
アサリ/生
100g
ハマグリ/生
100g
カロリー 83kcal 91kcal 29kcal 35kcal
たんぱく質 19.4g 21.3g 5.7g 6.1g
カルシウム 22mg 29mg 66mg 130mg
β-カロテン 340μg 490μg 14μg 25μg

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

サザエは1個小なら約80g可食部は約27g、大は約280g可食部は約90g、肝を取ると半分ほどの重さになります。アサリは1個8g前後可食部は4g前後。ハマグリは1個30g前後可食部は12g前後を参考にしてください。

サザエは二枚貝と比べるとカロリーは高めです。肝を含めて大きめを1個食べると100kcalに迫ります。同時にたんぱく質も高めですね。食べすぎには注意が必要でしょう。

高たんぱくな巻貝は普段の食卓よりイベントなどで食べるのがおススメです。

カルシウムの含有量は二枚貝のアサリとハマグリが多めでした。サザエは貝ですがβ-カロテンを含んでいました。

植物性と同じ体内でビタミンAに変わり肌や粘膜をサポートしてくれます。

思いがけない数値や栄養素もありましたが海からの恵みのサザエは楽しく美味しくいただきたいですね。

どこで購入できるの? 安定供給なの??

アサリやシジミは普段使いのスーパーの魚介売り場にいつも並んでいますがサザエはあまり見かけません。確実に手に入れたい場合はネットで購入しましょう。名産地のサザエが入手可能です。

先ほども載せましたがサザエには旬があります。でも出荷量に大小はあってもサザエは年間を通して流通をしています。

それは安定供給のためにサザエを計画的に育てているからです。

赤ちゃんのサザエが食べられるサイズになるまで約30か月かかります。名前もフォルムも知れ渡っているサザエにはあまり知られていないことが沢山ありました。

次のグルメツアーにもキャンプのBBQにもサザエは網の上にいます。いつもの香りと味を堪能してくださいね。

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