蚊が侵入! エアコンから入ってくるのはホント? そこで生まれてる?! 対策はあるの??
蚊の侵入経路、季節が来る前には遮断をするための対策を取りますよね。網戸は網の状態もしっかりとチェックして、小さなゆがみも見逃していないはずです。
侵入口の確認と共に行うのが様々な蚊よけグッズの準備。ワンプッシュタイプの薬剤や肌に塗る虫よけはもちろん、独特の匂いがする虫よけシールもスタンバイさせています。
今年こそ蚊の侵入を防いで、快適な夏とかゆみが無い夏を過ごせると確信したのですが…
どこから来たの? どこから入ってきたの? 入れそうな箇所はすべてふさいだはずなのに…何故か侵入です。蚊がエアコンから出てきた!! なんて想像したくありません。侵入経路を追究します。
蚊の侵入はエアコンからはアリなの?
蚊が侵入する時にエアコンを伝って入って来る、という体験談を耳にしました。蚊の侵入を防いだはずなのにエアコンは盲点でした。蚊が侵入をしてエアコンから出てくるなんて…パニクリます。
面倒がらずにお掃除しましょう♪
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蚊の侵入がエアコンから? 原因は??
- エアコン本体と室外機をつなぐパイプの取り付け口の、パテのすきまから蚊が侵入してくる。
- 本体と外がつながる排水パイプから上がって来る。
1番可能性が高いのはどこかの「すきま」を狙って入って来ることです。アカイエカやヒトスジシマカの平均体長は約5mm。このサイズならどんなすきまでもスイスイと通り抜けます。
高温多湿の時期にエアコンをフル稼働させていると排水パイプからでる水の量が意外と多くてビックリですよね。残念ですが、蚊の産卵場所になることは否定できません。
パテのすきまを防ぐ、排水パイプに虫よけキャップ(ゴミが詰まらないタイプ)を付けるなどで蚊の侵入は防ぐことができます。
原因は小さなことですが、部屋に侵入してくる蚊の存在は大きな不快感をもたらします。蚊の侵入経路としてエアコンを疑った時はまずこの2点を確認してみてください。
エアコンそのものが蚊の棲家?
エアコン周りの侵入経路を点検した結果、蚊の侵入するすきまは無いと確認。でもふと見上げると蚊がエアコンの吹き出し口から出てくる…そんな場合の原因も調べてみました。
◆エアコンから蚊が出てくる原因は?
エアコンの吹き出し口に蚊が元々いた。
オフシーズンの間に蚊がエアコン内で発生した。
どこからか入ってきた蚊がエアコンの中にいる場合があります。アカイエカはクマのように冬眠が可能な蚊。暖かい空気は上に上がるので、天井近いエアコンは越冬には好条件ですね。
夏にはエアコンの吹き出し口から、心地よく冷えた風が出てきます。でも室内の暑い空気を取り込むエアコン内部は湿気が溜りやすい状態です。
夏が終わって冷房を使わない時期になると、湿気やほこりが溜ってしまった箇所に、蚊が産卵をすることが絶対に無いとは言えません。
エアコンから蚊が出てこないためには対策が必要です。
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エアコンから蚊が出ないためには?
- 1週間に1度はフィルターと吹き出し口のルーバーの掃除をする。
- 冷房を使わない時期になったら10~15分送風運転でエアコン内を乾燥させる。
- 送風機能が無い時は冷房のまま、温度を上げて運転すると同じ効果が得られる。
掃除はコンセントを抜いてから!
エアコンの掃除方法は機種によって変わるので取説を必ず確認してください。こまめな掃除が必要ですが、徹底的に掃除をしたい時はプロに任せるのが安心安全です。
他にも侵入経路はあるの? 部屋の中で発見する蚊たち
蚊の侵入経路としてエアコンは絶対否定できない存在ですね。でもその他にも気を付けた方がよい、侵入経路があります。平均体長約5mmの蚊はこんなところから入ってきます。
・エレベーターに乗る
・人にくっついて侵入
・窓を開けた瞬間に侵入
・換気扇や排気口から侵入
蚊が飛べる高さは約10m弱、マンションなら3階位が限界です。でも文明の利器のエレベーターを利用して高層階に侵入する蚊もいます。
人の血液を求めている時の蚊はとても人間好き。気が付かない内にどこかに潜んで人について部屋の中に侵入することもあります。
蚊のハイシーズンは窓開けにも注意が必要です。特に外が暗くなる時間帯は明るい部屋をめがけて、一目散に飛び込んできます。
換気扇や排気口も侵入経路になります。虫よけフィルターなどをつけることで対策ができます。空気の通り道なのでフィルターはこまめな交換を忘れないで下さい。
かゆ~い蚊は元から絶たないとダメ?!
日常の蚊はオスもメスも花の蜜を主食としています。人の血を求めて飛んでいるのは産卵を控えたメスの蚊だけです。オスは一生を蜜だけしか食べないんですね…
蚊を退治するならメスだけを狙えばいいのですが、体調5mmではそれはムリですね。成虫の蚊になる前の卵やさなぎ(ボウフラ)の時期に駆除をすることが大切。
どこからか侵入をしたと思っていた蚊が、部屋の中で生まれていたケースもあります。観葉植物の鉢受けに溜っていたわずかな水にボウフラが発生して蚊に成長という事故(?)も起きています。
蚊よけグッズを準備して侵入経路を確認したのに、室内の発生の元のチェック漏れで蚊が発生は残念です。
蚊が卵を産む時期は夏だけではありません。始まりは気温が25度以上になる春の終わり。そして卵の状態で冬を越す蚊もいるので秋も産卵ピークは続きます。
室内で目にする蚊の対策は年間を通して必要ですね。かゆみに悩む前に再度家の中全体を俯瞰して、蚊対策を早めに実行しましょう。成功を祈ります。
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