厄払いの料金に相場はあるの? のし袋の表書きはコレ!
誰にも必ず訪れる厄年。男性と女性で厄年を迎える年齢は違いますが、やっぱり気になりますよね。
厄年に当たる年齢は、健康や仕事・家庭など人生の節目を迎える人が多いので、きちんと厄払いを受けておきたいところです。
前厄・本厄・後厄と3年間続く厄年。厄払いにかかる費用も気になります。そこで今日は知って安心!
用意してあります? のし袋。表書きはどう書く? 相場はいくらぐらい…、 厄払いの料金 を知ってスマートに御祈願してもらいましょう。
厄払いの料金の相場はあるの?
厄払いにかかる費用の相場は、一体いくらなのでしょう?
料金は神社仏閣により異なります。一般的な厄払い(厄除)にかかる料金は個人がお願いする場合、5千円もしくは1万円からとなっている神社仏閣が多いようですね。
また、5千円と1万円の2段階の料金設定をしている所も多く、予算に合わせてどちらかを選ぶことが出来ます。
5千円と1万円の厄除では何が違うのでしょうか? わかりやすい違いはお札のサイズと記念品です。
なかなかハードな厄払い♪ 夢にでてきそう…
厄払い後に授かるお札が大型になるほど、持ち帰り用の記念品の中身が充実するほど料金が上がります。
また神社仏閣によっては当日だけでなく、翌日以降も一定期間、神社仏閣にて御祈願を続けていただける所もあります。
いつ何があるか分からない厄年に柔軟に対応しているのは嬉しい限りです。1週間や100日間など、希望の期間が選べます。
特にしっかり厄払いの御祈願を受けたい方は、事前に料金と厄払いを受けられる期間を確認しておきましょう。
西新井大師の厄払いの相場は?
賑やかな縁日でもよく知られる西新井大師。パワースポットとして注目を浴び、平日でも多くの参拝客が集まる人気のお寺です。
西新井大師で行われる厄除け祈願は「お護摩」と呼ばれています。護摩木を焚いて煩悩を燃やし、弘法大師に祈るのです。
このお護摩の祈願料は個人の場合は、3千円・5千円・1万円となっており、さらに大護摩祈願料は2万円・3万円・5万円からとなります。
西新井大師では、お護摩は毎日約1時間おきに行われていますが、正月三が日など混雑時は、変更になる場合がありますので、事前に問い合わせをされることをおススメします。
知名度なら明治神宮♪厄払いの相場は?
毎年、正月三が日は300万人を超える人出で賑わう明治神宮。神楽殿で行われる厄払い祈願にも多くの人が訪れます。
厄払い祈願の御祈願料は、個人の場合は5千円・1万円・3万円・5万円となっています。納める御祈願料が1万円以上の場合は、御祈願後に名前入りのご祈祷符を受けられます。
大太鼓が打たれると、お清めのお祓いが行われ祝詞が奉上されます。その後、季節の花を手にした巫女さんたちが、神楽「倭舞」を舞います。
厄払い祈願で、巫女さんたちの美しい舞が見られるなら厄年もそんなに悪くない!? 明治神宮では、個人で御祈願を受ける場合、予約は必要ありません。
御祈願は毎日朝9時半から30分毎に行われており、当日の受付のみとなります。正月三が日や祭事の際は、御祈願時間が変更される場合がありますので、事前に確認しておきましょう。
川崎大師の厄払いの相場は?
神奈川を代表する厄払いのお寺です。最初にご紹介した西新井大師と千葉の観福寺、川崎大師の三大師は、関東の三大厄除大師として多くの人から信仰を集めています。
川崎大師でも護摩木を焚いて煩悩を焼き清め大厄を消し去ります。護摩焚きの御祈願は、通常一日6回行われます。厄年の方は導師と一緒にこの「護摩修行」に参加して自らも厄払いに勤める方も大勢います。
都合がつかない方は、御祈願の済んだお護摩を自宅宛に郵便で送ることもできます。お護摩の御祈願料は5000円・7000円・1万円。大護摩は2万円、特別大護摩は3万円以上と料金が設定されています。
代表的な厄払いの神社仏閣を調べると、料金相場は、5000円~1万円。
本厄の年齢でも男子の42、女子の33はやはり気になる年齢ですね。本殿や本堂に上がる事で、身も心も引き締まります。
御祈願の後は、新たな気持ちで一歩が踏み出せますね。そのような思いも含めた料金相場になっていると実感します。
どこが違うの? 神社と寺の厄払い
神社や寺での厄払い。神社では基本どこでも厄払いをしますが、仏教の寺では宗派によっては厄払いを行っていない所もあります。
神社での厄払いは災いや苦しみを払います。寺では災難をよけて通るご祈祷を受けます。
神社と寺の厄払いに優劣はありません。我が家の場合、決め手は年長者の一言でした。あのお大師様に行ってくればとアドバイスされました。
どこに行くかを決めるのは厄払いを受ける本人ですがこんな一言も背中を押してくれます。
厄払いに行きたい♪ けれどこんな時はどうする?
忙しい毎日の中で、時間を作っていく厄払い。こんな時だから、お願いする気持ちを大切に。
厄除は節分前? それとも後? いつ行けばイイ??
年始から旧暦の大晦日の節分までに、厄除を受ける地域もあれば、節分後の地域、色々あるようです。
数え年で行う場合が多いのですが、早生まれ等で悩むときは、大規模な神社仏閣のHPで確認することも可能です。
こちらの記事で年齢や時期を詳しく解説しています。参考にして下さいね。
厄払いの時期っていつがいい? 男と女では? 早生まれの人は?
お宮参りと厄払いは一緒でもイイの? 料金は?
赤ちゃんのお宮参りとパパやママの厄除を、同時に行って大丈夫ですよ。お願いする神社があるのならば、直接聞いて用意すると安心ですね。神殿での御祈願は当然別のものですから、それぞれに料金は発生します。
氏神様で単独で特別に厄払い♪ 料金は?
氏神様に夫婦二人で、厄払い祈願をしてもらうのですね。相場は一人5千円~1万円です。一番大事なのは気持ちです。氏神様ならこの後も長いお付き合いがありますよね。
相場はありますが、お二人の気持ちで出せる金額を相場と相談して決めるのはいかがでしょう?
厄払いはのし袋♪ 表書きは?
厄払いで納める祈祷料。窓口で申込用紙を提出する時にお財布から出した現金を、そのまま納めていませんか?現在では紙幣をそのまま持参しても、問題ない所が多いようです。
でも本来は祝儀袋や金封などの、のし袋を使うのがマナーです。ここでぜひ、美しいマナーを習得しておきましょう。
まずは使用するのし袋、紅白の蝶結びを用意します。
神社の場合の表書きは「初穂料」もしくは「玉串料」とします。それでは初穂料と玉串料、何が違うのでしょうか?
初穂料には「農作物などの初物の代わりに、神様にお供えするもの」という意味があります。厄除け祈願のほか、安産祈願や初宮詣、七五三など、神社で行われる、すべての祭事に使える表書きです。
一方玉串料は「玉串(榊の枝に紙垂をつけたもの)の代わりにお供えするもの」という意味があります。玉串料は、御守りや御札などを受ける場合にはあまり使用しません。
この場合は初穂料を用います。どちらがいいか迷ったら、初穂料を使っておくと問題ないでしょう。
そして表書きの下には、祈願申出人の氏名を記入します。
お寺の場合は「お布施」になります。先ほどご紹介した西新井大師と川崎大師は、お寺さんですから「お布施」で、用意してくださいね。
そして中包みには、金額を書き入れておきましょう。当日窓口で慌てないよう、美しいマナーでお願いしたいですね♪
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