立涌の文様に込められた意味は? ルーツは遥か向こうに?? アップのためにはコラボも!!

立涌。読み方は後程お教えしますがヒントは「和」です。もうお分かりかもしれませんね。和のあとに続く漢字は「食」や「装」「服」などがありますが関連性のある単語はあるのでしょうか。

「和」とつくとそれぞれナニか決まりごとが多い熟語が出来上がる予感もします。立涌はどうなのでしょうか。本来であれば食べる・着るに関することはもう少しフレシキブルに考えても良いのにと思ったりします。

難しく考えないでこれがスキだから使っている。バイブスを感じてそばに置いておきたくなる。そのような文様もありますね。

知らないうちに目にしているけれどあえてそれを選ぶことが無いものだったりします。意味はナニ? 文様の立涌。硬い名前に聞こえますがその真実を紐解きましょう。

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立涌という文様の意味は? インスパイアはどこから??

立涌文様の意味。立涌と名付けられた文様があります。どんな意味を持っているのでしょうか。立涌文様の意味と合わせて読み方の正解発表をします。

これを応用すると立涌がPCで書けます♪

立涌は「たてわく」と読みます。波を打つ曲線を縦に2本並べた連続した文様。立涌文様にはこのような意味があります。

大気が涌き上がる自然の様子を文様にしました。上へ上へと涌き立つ光景はお祝い事に相応しい文様です。

教科書的には常用漢字で「湧き上がる」と表記しますが文様の名前として「涌」を使っています。

さんずいの漢字が水に関係があると予想したのですが風景の規模が想像を超えていました。

波線を縦にしただけではない立涌文様。まだまだある歴史と魅力をご紹介します。

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昇って上に行く模様! すべてがあがるの??

自然の減少から生まれた立涌文様。規則正しい波線ですが海の波ではありませんでした。例えば朝靄(あさもや)は空気中の水蒸気が気温の低下で可視化できる現象です。

太陽が昇るにつれて靄は晴れていきます。白くもやった大気が上がっていく様子は神秘であると同時に縁起の良いできごと。平安時代にはランクが上の人たちが使う文様として認定されました。

立涌は儀式や宮廷行事を司る役職ある人が身に着ける有職文様(ゆうそくもんよう)です。

有職文様には菱形を組み合わせた文様もあります。

立涌と同じようにシンプルでありながら格調と雅を表す文様は絶えることなく今も受け継がれています。

ラインとラインの空間を埋めてブラッシュアップ!?

波線を2本縦位置に並べるとできるのは膨らんだ部分と細くなった部分。2本の間には緩やかな隙間、空間が出来上がります。デザイン的な面からここを埋めたくなるのはいつの時代も同じです。

立涌文様はこの空間を埋めた「立涌プラス」の文様があります。より縁起をアップした文様をご紹介しましょう。

  • 立涌+雲=雲立涌
  • 同じ自然現象の雲とのコラボです。文様として使われる雲には名前があります。それは瑞雲(ずいうん)ですね。その昔雲の形は占いにも使われました。

    良いことがあると判定したときにその雲は瑞雲と呼ばれました。ちなみに反対は怪雲。

    波線の膨らんだ部分を縁起の良い雲で埋めた模様は特に身分が高い人の装束の文様。今でもフォーマルな帯に使われる文様です。

正方形がつながるだけじゃない♪色と組み合わせで表情は無限大!!市松模様のお話はこちらで

  • 立涌+蝶=蝶立涌
  • 波線の上を蝶が舞う文様です。さなぎから想像を超える美しさで現れる蝶は縁起の良い生き物として文様に使われています。

    空間を埋めるのではなくラインの上を飛ぶ蝶は華やかでもあり可愛さも同時に演出できます。打掛にも使われるお目出度い文様です。

他にも空間を松で埋めた「松立涌」、花びらを使ってラインを描いた「菊立涌」があります。

どの文様も今よりもより良いことを願ってコラボしたデザイン。文様選びに迷った時は思い出してくださいね。

立涌文様は季節に関係するの?

着物に使われる文様で心配なのは季節。文様が季節にあっているかどうかチェックが入ったりすることもありますね。立涌の季節についての回答はコレです。

立涌は季節に関係なくいつでも着て良い文様。雲・蝶・松・菊などとコラボした立涌も1年中どの季節でも着用可能です。

もし他に季節限定の花(藤・朝顔など)が入っていたら通年では着られないこともあり得ます。心配な時はプロの方にチェックをしてもらってください。

身分の高さを示すこともあった立涌文様ですが現在では浴衣や和の小物にも使われています。濃い色で描いた線や、大きなうねりの波線で涌を目立たせた文様はを感じさせますね。

細かい波線でできた空間にキャラクターをあしらった立涌文様もあります。「立涌+推しキャラ」でメンタルも上昇します。

ルールに則って使われる文様は時代を経て自由に使われる文様に発展しました。季節も年齢も場面も問わず使える2本の波線。これからも良いことがあることを願って立涌文様を受け継いでいきましょう。

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