トマトの旬はいつ? 太陽の下で色づいてるはずだけど?? お気に入りの季節があるの?!

トマト。今日も食べましたか? 近年はスーパーの野菜売り場からトマトの姿がなくなることはまずありません。そしてトマトといえばイタリアンなど洋風に使うのが王道でした。

けれど近頃は町の中華料理屋さんでもトマトを使ったメニューを目にするようになりました。卵とトマトの炒め物はもはや外せない人気の鉄板メニューです。

トマトはもちろん野菜ですからレシピに使われているだけでヘルシー感も演出できるでしょう。

あまりにもフツーになってしまったので再確認をしたいと思います。実は認識不足だったかもしれません。 旬はいつなの? トマト。ピークに乗り遅れないために調べてみました。

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トマトの旬はいつなの? 色に惑わされてしまった??

トマトのはいつなのでしょうか。トマト旬は色がポイントになるのでは、と思います。赤いトマトは太陽が真っ赤といわれる季節に旬を迎えるイメージがありますね。

透明水彩でトマトのフレッシュさを表現♪

トマトの旬についての回答、まずはコレから発表しましょう。

トマトの旬は真夏ではありません。

夏野菜を挙げる時に真っ先にトマトが思い浮かびます。

でもトマトの旬は夏の特に気温が高くなる時期ではありません。

それならばトマトが旬を迎える時期はいつなのでしょうか。次の章でその答えをご紹介します。

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いつも見ているけれど? 刻々と変化しいてるの??

夏それも1番気温が高い季節にトマトは旬を迎えると思っていたのは違っていました。それならばトマトは味などがピークになる旬をいつ迎えるのでしょうか。

トマトの旬はこの時期になります。

・春から初夏にかけて
・夏の終わりから秋の初め

トマトの旬は1回だけではありません。

トマトの旬の時期は年2回あるのです。

これには理由もあります。

トマトの原産地は標高の高いアンデス山脈。高温多湿の日本の気候はやや苦手。

高い気温が続く時期は赤く熟れるまでの時間は短いのですが、栄養や旨味を蓄えるチャンスを逃してしまうのです。

先ほどご紹介した旬に穫れる実と比較すると収穫量も味も落ちてしまいます。

この後は2回旬を迎えるトマトにより詳しく迫りたいと思います。

味にも違いが? 育つ場所も外せない??

年に2回の旬があるトマト。夏の野菜ですが日本特有の暑さと当時に湿度も高い気候は得意ではありません。トマトの味がより美味しくなるためには環境もポイントです。

トマトは昼夜の温度差が10度くらいの環境を好みます。夜間の温度が10~15度、昼間の温度が25~30度が目安です。

春本番を過ぎ5月に入ると一段とトマトの出荷量が増えます。この時期の産地は主に熊本・愛知・千葉などです。

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以前は最初に流通するのはその名もファーストトマトと呼ばれる品種でしたが今は桃太郎などが主流となっています。ちなみにファーストトマトは発祥地の愛知県の伝統野菜、現在も入手可能です。

秋に向けて流通するトマトは福島や北海道で収穫されたもの。

暑さが一段落してトマトが育つのに適した気候を迎える地域ですね。

秋に入ると北海道で採れたトマトを目にする機会が増えるのも納得です。

1年を通していつも野菜コーナーに並ぶトマトですが収穫地と出荷量は気候に合わせて変化をしています。

旬を再確認した後はトマトの栄養を再確認したいと思います。

栄養的な立ち位置は? 毎日食べたいの??

トマトの正しい旬を知った後は栄養成分を数値で見てみたいとおもいます。フツーのトマト・ミニトマト・トマトジュースの数値を表にしました。

★★★ トマト
生/100g
ミニトマト
生/100g
トマトジュース
100g
カロリー 20kcal 30kcal 15kcal
β-カロテン 540μg 960μg 310μg
ビタミンC 15mg 32mg 17mg
食物繊維 1.0g 1.4g 0.7g

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

トマト中サイズ1個なら180g前後、ミニトマトはMサイズ1個なら13g前後、トマトジュース100gは約100mlを参考にしてください。

トマトは夏野菜というカテゴライズと同時に緑黄色野菜の1つというのが知られています。緑黄色野菜の基準は「100g中の含有量が600μg以上」です。

トマトの含有量は残念ながらこの基準をクリアしていません。

けれどレシピに取り入れる回数が多い野菜なので摂取量も多めなので緑黄色野菜にカテゴライズされています。これが残念と思うならトマトの種類を選べば大丈夫のようです。

ミニトマトは7個前後を食べれば100gになります。β-カロテンもビタミンCもフツーのトマトよりも含有量は多めでした。

参考までにミニトマトの旬もフツーのトマトと同じです。高温多湿が苦手な特徴を同じように持っています。流通は年間を通してありますが出荷のピークは4月に入ったあたりから7月までと10月~11月頃です。

真夏の時期は北海道で収穫量が増えるので途切れることなくミニトマトをレシピに取り入れられます。

野菜の代わりにトマトジュースを飲むのはどうなのか、という疑問を度々目にします。

数値から判断するとビタミン類は全くない訳ではないので水分補給の選択肢としてはアリといえるでしょう。

あまりにも当たり前でいつもそこにあるからこそ優れた点を忘れてしまっていたかもしれないトマトとミニトマトにトマトジュース。

今日もまたお皿のどこかにいてくれるトマトたち、美味しくなるために今もトマトは育っています。

そのトマトを見守る大勢の人がいます。このあとも美味しいトマトとの出会いが続くのは間違いありません。

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