鱧の旬はいつ? チャンスは1回じゃないの?? そうだ♪出会いを求めて出かけよう!!

(はも)は魚編に「豊」とつくポジティブな漢字の魚。召し上がったことはありますか? 私はズッと鱧はフツーに店頭には並ばないセレブ感がある魚と思い込んでいました。

でもある日「鱧が売っていない」と嘆いている人に出会いました。出身を聞いたら和歌山県でした。その後関西のスーパーに行く機会があったのですがなんと魚売り場で鱧を見かけたのです。

地域によっては意外にも普段使いの魚であることが分かりました。関東など東の地域では鱧はまだレアキャラと思うのですが…

豊かな気持ちになれるならぜひ一度食べてみたいと思うのですが。旬はいつなのでしょうか? 鱧との出会いを求めてお出かけするのもイイかもしれません。そうだ西に行きましょうか…

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鱧の旬はいつ? 美味しい鱧と出会える季節は??

鱧の旬かいつなのか。鱧のに合わせて旅の計画を立てるなんていうのもアリかもしれません。鱧の旬はいつなのか、鱧の旬はこの時期がねらい目のようです。

プロの手による鱧♪目の前で見てたい!

◆鱧の旬は2回あります。
初夏から夏の6月~7月
が本格化する10月~11月

旬が2回ある魚。当て字なのですが「豊」という漢字が似つかわしいですね。旬が2回あるのは理由もあります。

鱧の産卵は真夏の8月。6月~7月は産卵に備えて栄養を摂る時期です。しっかりと食べた鱧は味にも良い影響があります。

産卵を終えた鱧は再び次に備えて栄養を取り始めます。ここでも鱧は美味しさを増すのです。

鱧の旬、それぞれの季節についてもう少し詳しくご紹介します。

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初夏の旬はイベントも関係するの?

鱧は紀伊半島や徳島・九州などで獲れる魚です。鱧が関西で好まれるのは地域も関係しているようですね。

今でも兵庫県の淡路島で採れる鱧はブランドとなるくらいの知名度を持っています。初夏の旬は京都や大阪で大きなお祭りが行われる時期です。

東京の初夏の旬はコレ! どぜうを食べたことあります?

冷蔵技術が無い時代にも鱧は輸送に耐える強さを持つ魚。初夏から夏でも、淡路島から海の無い京都や離れた大阪に運ぶことができたのです。

7月にある京都の祇園祭・大阪の天神祭、どちらも鱧は欠かせないイベントグルメとして歴史が受け継がれています。

気温が上がると運動量も多くなる鱧は脂もあるけれどしつこさの無いあっさり系。湯引きの鱧に叩いた梅干しが添えられているのにも意味がありそうですね。

ある程度の食中毒の予防が期待できます。気温が上がる時期は酸味で口をさっぱりさせると食欲も出ますね。

秋の鱧は出会いを求めてる? ナニと出会うの??

産卵を終えた鱧はまた栄養を蓄えて再び旬を迎えます。この時期の鱧は越冬のためにえさとなる魚や甲殻類をもりもりと食べる時期。

脂がのって夏と比較すればこってり系ともいえる味を蓄えています。鱧は水温が下がると動きも弱くなり冬眠状態に入っていくのです。

沿岸を泳がなくなるので秋の終わりに近づくにつれて漁獲量は減っていきます。そのころ地上では秋の味覚の収穫が始まります。関西地方では松茸が取れ始めるのです。

この時期の鱧を「名残」松茸を「走り」と呼びます。

名残の鱧と走りの松茸を土瓶蒸しで食べるのはグルメ王の証。2つの味がマッチングすることから和食の世界では「出会いもの」と名付けられています。

残念ながら実際に体験したことはありません。でもは耳にしたことがあります。できればこの時期に鱧と松茸に会うために関西地方に出かけたいと思います。

家庭で鱧は食べられる? 栄養は??

鱧はウナギ科の魚です。大きくなると体長は約2mにもなります。比較的水温が高い海に生息するので関東から北の海や日本海ではまず揚がることはありません。

関東では知名度が低いのはこのためですね。それにプラスして2mの魚を家庭でさばくのは想像できません。関西でもプロがさばいたものが販売されているようです。

骨が多いために専門の骨を切る包丁でミリ単位の切れ目を入れて口当たりを良くする必要があります。家庭で食べる時はやはり湯引きをしてあるものを購入するのがベストですね。

栄養については骨を食べることから鱧はカルシウムを摂取できる魚。他にはビタミンDとビタミンB12を含んでいます。

ビタミンDはカルシウムの吸収に欠かせない栄養素。一緒に摂れるのは助かりますね。

ビタミンB12は動物性の食品から摂取をする水溶性ビタミン。レバーや牡蠣などにも含まれています。血液の中でも赤血球を作る時には欠かせないビタミンです。

住んでいる地域によっては旅先でしか出会えないグルメの鱧。最近は関東でも食べられる機会は増えているようです。

関西の「夏の鱧・秋の鱧」どちらも鱧以外のお楽しみもありそうですね。「鱧」とプラスの出会いを求めて旅の計画を立ててみたいと思います。

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