トビウオの旬はいつ? お手の物のジャンプでさわやかに乗り切るの?!

トビウオ。漢字ではシンプルに飛ぶ魚と書いて「飛魚」です。名前を目にしたり耳にしたりしていますから架空の魚ではなくリアルに存在する魚であることは分かっています。

飛んでいる姿を旅番組やグルメ番組で見かけることもあります。名前の通りホントに飛ぶ姿に心の中でエールを送りたくなりますね。でもそれだけではないのがこの魚の魅力です。

地域限定の魚と思ったりしていますが、以外にも広い範囲で活用されているのにも驚きです。

呼び名も加工方法も様々です。そしてフォルムや表情はイメージできますか。クリっとした丸い目で役に立つトビウオ。それならば旬も知っておきたいですね。調べてみました。

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トビウオの旬はいつなの? 季節とともに登場??

トビウオののお話です。泳ぐというより飛ぶイメージが強いトビウオの旬はいつなのでしょうか。爽やかとも形容されるフォルムのトビウオ、旬はこの時期です。

夏のタンパク源です♪ 塩焼きでさっぱりといただきましょう

6月ごろから9月辺りまで

トビウオの旬は初夏に始まって秋を迎えるころまで続きます。トビウオは名前を裏切らないパワーあふれる姿を見せてくれます。

厳しい季節をものともしない表情で飛ぶトビウオは暑さを乗り切るエネルギーを授けてくれるでしょう。

名前そのままに海を飛ぶトビウオですが、名前を知っていてもプロフィールは謎に包まれていませんか。この後はトビウオの基本データーを確認したいと思います。

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仲間はいるの? 情報は訂正の必要が??

トビウオには翼はありません。それでも飛べるのは胸びれがその役目をしているからです。唯一無二の存在のトビウオを魚類図鑑的にみてみます。

    ◆トビウオ

  • ダツ目トビウオ科
  • 体長約30cm
  • 旬が違う地域がある

ダツに属している海水魚は細身の魚が多くいます。サヨリもサンマもダツ目です。一口にトビウオといっても世界的には50種類が生息、日本の海にも30種類がいるといわれています。

体の長さはイワシよりやや大きくサンマよりはやや小さいサイズです。

そして真ん丸で黒目がちな目はトビウオの特徴。

フレッシュなトビウオに出会ったら確認してみてください。

先ほどトビウオの旬は初夏から秋にかけてと載せましたが実は春に旬を迎える地域があります。

八丈島で獲れるハマトビウオの旬は早春の2月から5月ごろまで。夏のトビウオ「夏トビ」に対して「春トビ」と呼ばれています。

夏の本トビウオと比較して春のハマトビウオは体長もやや大きめ、発酵食品の干物の原料に使われます。

一つにはまとめられないトビウオの世界。この後は栄養成分をチェックしましょう。

比べてみたけれど? 他にはない存在??

代表的な旬が夏といわれ同時に味も夏が美味しいと評価されているトビウオ。栄養についてはあまり詳しい情報は流れていないように思います。

栄養を数値で確認します。比較相手には青魚代表のイワシ、白身魚のカマスを選びました。

★★★ トビウオ
生/100g
イワシ
生/100g
カマス
生/100g
カロリー 89kcal 156kcal 137kcal
タンパク質 21.0g 19.2g 18.9g
脂質 0.7g 9.2g 7.2g
ビタミンD 2.0μg 32.0μg 11.0μg

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

トビウオの公的な数値の掲載は生のみでした。そのため今回は3種類とも生の栄養を表にしています。

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トビウオやや小ぶりのものは約200g可食部は70g。イワシ中サイズ80g前後可食部は30g。カマスは約200g可食部は約120gを参考にしてください。

トビウオは低カロリーで高たんぱくな魚であるのが分かりました。

カロリーはもちろんですが脂質の含有量はかなり低い数値です。

新鮮なトビウオはお刺身で食べるのも可能、他には「焼く」もおススメの調理方法です。和ものなら塩焼き、オシャレにしたいなら溶き卵にくぐらせたピカタもあります。

初夏のお魚メニューに付け加えたい食材ですね。

青魚の仲間と比較して残念なところはビタミンDの含有量が少ない点です。

魚もいろいろな種類を食べるのが大切かもしれません。

呼び方は違うけれど? スーパーにもあるの??

トビウオは夏に美味しい種類、春に獲れて名産品になる種類など伊豆七島から沖縄に広く産地が分布しています。

トビウオは獲れる各地で呼び名も変わります。代表的な呼び名の1つに「アゴ」があります。出汁に使う魚として定着。食べるためのアゴとは種類の違う角トビや丸トビが使われています。

もう1つ魚介類コーナーでとトビコと書かれた赤いツブツブが並んでいるのを見たことがありますか。

これはトビウオのです。

ナニか作り物と思っていましたがリアルな魚卵でした。国産品は希少な存在なので主に輸入品が流通していますが、ちらし寿司などに欠かせないアイテムです。

新鮮なトビウオは産地でなければなかなか見かけませんがトビコはスーパーにもあります。トビウオとわかるとなんだか親近感を覚えます。

海を飛ぶ姿で認知度を広げたトビウオは守備範囲の広い魚でした。旬には新鮮なトビウオをお取り寄せすることもできます。

自由に海を飛ぶトビウオは現時点での養殖は不可能なので流通しているトビウオは天然育ちです。

初夏から夏へのタンパク質、ぜひレシピに取り入れるチャンスを作ってくださいね。

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