かぶの旬はいつ? 栄養の効能のキーワードは緑と白?! 食べようすべてを!!

かぶ…野菜のかぶのお話です。今夜の献立は「かぶ」と分かるとテンションはあまり上がらないかもしれません。しかもそれはメインデッシュでは無いことを想像してしまいます。

かぶの役目は副菜や付け合わせがほとんど。でもかぶが古事記にも出てくる野菜と聞くとちょっと見る目が変わりませんか? そして赤と白があって、お目出度い縁起の良い野菜はなかなかありません。

歴史だけ見ればスーパーフードの仲間と言っても過言ではありません。存在はワールドワイドというのもカギです。

毎日食べる野菜と認定しているお家もあるかも…でも最近ちょっとご無沙汰というお家も見直してみましょう。旬はいつ? 効能や栄養は?かぶをセンターに迎えてみませんか?

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かぶの旬と栄養の効能♪まずはちょっと気になる旬をチェック!

かぶの旬と栄養の効能を調べます。かぶのはいつ…かぶの栄養の効果は…知れば今夜のレシピにかぶを使いたくなります。まずはかぶの旬に隠された秘密から。

冬に美味しいお漬物♪英語のお勉強も!

かぶの旬はいつ?

かぶの旬は年2回あります。

秋冬:11月~1月 春:3月~5月

旬は2回ありますが、初冬に入ってから店頭に出るかぶは甘みが増加。年間を通して1番の旬と言えます。このために秋から冬が旬の野菜にカテゴライズされることが多いですね。

よく見かける小かぶはハウス栽培もあります。旬以外にも年間を通して野菜売り場にかぶが並んでいるのはこのおかげです。

ビジュアルは、緑の葉と丸く白い根で爽やかさも感じるかぶ。かぶを食べるなら「あれ」を食べないと意味が無いと耳にしたことはありませんか?

この後は「あれ」も含めた栄養と効能のお話です。

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栄養と効能は緑のあれも食べないと意味が無い?!

残念なかぶの食べ方と指摘されてしまうのは白い部分だけを食べること。緑の葉の部分を食べないとせっかくの栄養が摂取出来ない…と言われてしまうのです。

白い根の部分と緑の葉の部分、それぞれ栄養成分を数字で確認したいと思います。

★★★ かぶ・根
(ゆで/100g)
かぶ・葉
(ゆで/100g)
エネルギー 21kcal 22kcal
カルシウム 28mg 190mg
β-カロテン (0) 3200μg
ビタミンC 16mg 47mg

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

一般的な小かぶの白い根の部分の重さは約120g、葉の重さは1本につき約20gです。

緑の葉の部分は緑黄色野菜です。β-カロテンの含有量は小松菜100g辺りの含有量とほぼ同じ。カルシウムもビタミンCも根の部分より数値は多めです。

1本のかぶについている葉は決して多くありませんが、緑の葉の部分を捨ててしまうのはもったいないですね。

緑の葉と白い根を食べることでかぶが持っている栄養成分を残さず摂取できます。

丸い白い根の持っている効能は?

かぶはアブラナ科の植物、大根と同じ仲間です。かぶを食べた時に感じる辛みは大根に含まれている辛み成分と同じ「イソチオシアネート」です。効能を調べてみましょう。

  • イソチオシアネートの効能は?
  • ・消化を促す
    血栓の予防
    ・抗菌効果

イソチオシアネートの刺激で唾液の分泌が増加。消化器系等にも刺激を与えて消化液の分泌を促します。

血液にある血小板が固まることを防いで血流を妨げる血栓を防ぎます。殺菌効果を持っています。1部の食中毒を起こす菌に対しても殺菌能力があるという報告もあります。

熱にはあまり強くないので調理をする場合は加熱時間を短くしてイソチオシアネートを壊さずにいただきましょう。

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かぶには有効成分「アミラーゼ」も含まれています。

  • アミラーゼの効能は?
  • デンプンを分解する

アミラーゼは消化酵素の1種。炭水化物に含まれているでんぷん質を分解して、消化吸収しやすい状態にします。

熱に弱いのでアミラーゼを摂取したいときはかぶを生で食べることをおススメします。ご飯とかぶのお漬物はベストなコラボですね。

緑の葉も白くて丸い根も無駄なく食べる保存方法は?

緑黄色野菜と淡色野菜を持っているかぶ。せっかくなので両方を活かせる方法で保存をしたいですね。葉がついたかぶが手に入ったときにまずするのは?

緑の葉と白い根の部分にそれぞれカットします。

葉をつけたままにしておくと栄養と水分を葉が吸収してしまいます。白い根にスを作る原因となります。

◆緑の葉の保存は?
新鮮なかぶの葉は3日程度なら冷蔵庫の野菜室で保存が可能。すぐに使わない時は、食べやすい大きさにカットして生のままジプロックなどに入れて冷凍保存が可能です。

ゆでた後に冷凍をしても大丈夫。どちらも冷凍のままお味噌汁などに入れて加熱後、食べることができます。

◆白い根の保存は?
根の部分は冷蔵庫の野菜室で約1週間保存が可能。乾かないようにポリ袋などに入れます。

根の部分を食べやすい大きさにカットして生のまま冷凍保存ができます。食感に変化があるので冷凍した場合は生食には向きません。凍ったまま加熱をしてください。

アクが少なく生食も可能なかぶは調理も時短で大丈夫。浅漬けの素や塩こんぶを使えば簡単にご飯のお供が出来上がり。加熱をするポトフも簡単にできます。

センターではなくてもかぶが持つ栄養成分は主役級の働きをしてくれます。見かけによらず頼りになるかぶをぜひ今夜のレシピに加えてください。あっという間に「料理が出来る感…」が出せるはず。

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