木蓮の花言葉にはどんなワードが? 耐えた時間も抱いた花は空を見てるの??

木蓮。好きな花を聞かれたらこの花の名前を挙げる例をよく耳にします。花が咲く時期はまだ気温も気候も安定しないころ。雨や風に耐える姿を目にすることも多々あります。

木蓮について聞かれたらまず開花の時期の話になってそのあとはどの色が好みなのかもあるでしょう。どちらの色もそれぞれの趣があって捨て難く選び難いですね。

色違いの木が並んでいるのは目にした記憶がないのですが、観察力が不足しているのでしょうか。

好きと嫌いに分けてしまうなんて花にしてみれば勝手な思い。季節を告げる花に罪はないはず。だから花言葉はいかがでしょう。木蓮が語る言葉を紐解いてみました。

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木蓮の花言葉はナニがあるの? 他にはない存在??

木蓮の花言葉にはナニがあるでしょうか。木蓮の花が見られる時期はそれほど長くありません。そして木蓮の花は季節が変わるのを教えてくれます。

まずは木蓮すべてが持つ花言葉をご紹介します。

観るだけではなく描きたくなる花♪水彩の透明感がステキ

威厳

癒し系の印象もある木蓮ですが木に咲く花は見上げるような位置に咲いています。気温が低い時期に確認されたつぼみは寒さに耐えてやがて花を見せてくれるのです。

近寄りがたいというより周囲を邪魔することなく静かに咲いている様子が花言葉になったのでしょう。

やがて木を埋め尽くすように咲く木蓮の花言葉は1つではありません。この後も花言葉をご紹介します。

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好みの花の色は? こちらの色が基本??

姿勢を正して次に来る季節へ向かう姿を見せてくれる木蓮。代表的な花の色は2つあります。紫と白がその色ですが改良前の元になる品種の花は紫。ペールトーンではなくダークな紫と表現される色の花びらです。

濃紫色の花言葉をご紹介します。それはコレです。

自然な愛

先ほどの花言葉とは少し趣が変わりました。花そのものを見てストレートな思いが言葉になっています。

木蓮より少し早く春の到来を教えてくれます♪ホワホワの綿毛はナニを教えてくれるのでしょう?ネコヤナギの花言葉はこちらで!

モクレン科モクレン属という唯一のグループを作る木蓮。原産地の中国で野山で見られるのは紫の木蓮、紫木蓮(しもくれん)が本来の木蓮なのです。

何も変わらず変えず毎年春が来れば咲く木蓮からは嘘偽りのない思いが伝わってきます。

まっすぐに上を向いて咲く木蓮には間違いなく自然が作ったプライドが込められているでしょう。

別物だからこその魅力? こちらも人気??

野生原種とは思えない深い紫の花を咲かせる木蓮。でも今はどちらかというと白い木蓮を見かける機会が多くなっている気がします。

白い木蓮は品種改良で生まれました。細かく分ければ紫の木蓮とは別品種、ハクモクレンと呼ばれます。漢字にすれば白木蓮、早春の風が似合います。

白い木蓮にはこのような花言葉があります。

高潔な心

白い花のイメージそのままの花言葉。特徴である上向きに花が咲くのは紫も白も同じですがどちらかというと白はスペシャル感が伝わってきます。

見た目の立派さだけではなく尊敬に値する内面を持ち合わせた様子が花から伝わってくるのでしょう。

木蓮が咲く時期は季節が変わると同時に環境が大きく変わるケースもありますね。迷い悩む季節は白い木蓮を見上げてみてください。

時期が来れば白い花を咲かせる木蓮。諦めずくじけない、続けていれば希望が見えてくることを語ってくれるでしょう。

それだけじゃないの? 役目もあるの??

切り花はなく大地に根を張って生育する木蓮。汚れのない純真な花言葉ばかりを持っていました。最後にご紹介する花言葉もこれまでを覆すようなことはありません。

白い木蓮が持つ花言葉、それはコレです。

慈悲

白い木蓮のつぼみは漢方薬の原料に使われます。薬になると「辛夷(しんい)」と名前を変え、鼻詰まりの解消などに効き目があるようです。

花だけでなく体調にも効果がある木蓮は慈しむ心も持っているのでしょう。

住宅街を歩いていると紫の木蓮をよく見かけます。高さが3~5mなので庭木にはちょうど良いサイズ。

対して白い木蓮は公園やビルの緑地帯に植えられています。こちらは大きなものは20m近く(マンション7階くらい)までに育つので管理には手をかける必要があります。

同時に2色を見ないのは花の咲く時期が多少ズレるのとサイズも関係してると予想しました。

木蓮が咲く時期によく似た木に咲く花を見かけますね。それは漢方の辛夷と同じ漢字で表しますが「こぶし」と読みます。

木蓮は上向きで咲きますがこぶしは手のひらを広げたように花びらが広がり花は木蓮よりも小ぶりです。

木蓮の漢字表記ですが「木蘭」と書くほうが好きなのだけどという意見が聞こえてきそうです。原産国中国では「蘭」の字を使っていましたが日本では「蓮」に似ているということから木蓮になったようです。

どちらの花もオリエンタルな美しさがあります。

桜の開花の前に季節を迎える木蓮の花。開花情報は大きく取り上げられません。慌ただしい日々の中で立ち止まる時間を作ってみませんか。木蓮は訪れる人すべてを迎え入れてくれるでしょう。

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