ツユクサの花言葉は色に関係するの? 水滴が落ちるような花びらにナニを隠してるの??

ツユクサのカテゴリーは雑草などと思っていませんか。確かに以前は季節になると知らない間に咲いていて気が付けばツユクサが一画を占めていた時期もありました。

もしかしたら最近はガーデニングやお花屋さんで見かける花になっているかもしれません。ツユクサのランクが上がったのでしょうか。癒され感と相まってツユクサのファンも増えているのかも。

調べてみると歴史の中でもツユクサがネタとして使われているケースも多々あるようです。

身近な花だからもっと深く知ればより大切にしたくなるかもしれません。アレっ? 一択ではなかったの? 色で変わるの花言葉。ツユクサに寄り添って検証しました。

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ツユクサの花言葉は色に関係するの? 意外な一面が??

ツユクサの花言葉は色によってちがうのでしょうか。でもツユクサといえば思い浮かぶ色はあの色ですね。まずは基本となる自然が作り出したしっとり系「青いツユクサ」の花言葉をご紹介します。

その花言葉はコレです。

水彩が似合う花です♪涼しげなツユクサが素敵

小夜曲

「さよきょく」「しょうやきょく」などと読みますがカタカナにすると「セレナーデ」音楽用語ですね。恋人にささげるために歌う歌が芸術化、ゆったりした演奏曲のタイトルにも使われています。

野に咲く花の花言葉が音楽に関係しているのはちょっと意外でした。ツユクサを間近で見たことがありますか。

印象的な上向きの青い2枚の花びらと下向きの白い花びらが1枚。この花が緑の笹の葉状の2枚の苞に包まれているのです。

雌しべや雄しべの造形も相乗効果になって神秘の様相も呈しているので、花とゆっくり向き合うと音楽が聴こえてきそうです。

セレナーデはバイオリンを中心とした弦楽曲をイメージしますが和楽器ならお琴や琵琶の音が当てはまりそうです。洋でも和でも使えるフレシキブルな花言葉を持っていました。

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大きくなったら色も変わった? お庭でも咲くの?!

散歩をしていると道端に咲いている青いツユクサ。これはツユクサ科ツユクサ属の紛れもないツユクサです。

そして花の少ない夏に咲く花として園芸種のツユクサがあります。ツユクサ科は同じですが属は「ムラサキツユクサ属」。実質は別の花です。

名前に虫がつく花は夏の野原が似合います♪ホタルブクロが見られる時期はいつなのか? こちらをチェック

3枚の花びらで構成されていますが3cmほどに広がる花はエレガンスで属名の通り花の色は紫。まずはこのムラサキツユクサの花言葉からご紹介します。

ひとときの幸せ

この花言葉はムラサキツユクサの花の特徴が関係しているでしょう。それはコレです。

朝咲いたら日が暮れるころにはしぼむ一日花

花びらを広げるムラサキツユクサの花はその日で終わってしまいます。開花時間の短さは「一時」ですが花の美しさは「幸福」なのでしょう。

野に咲くツユクサも同じように1日で花はしぼむので、園芸種になってもこの特徴は受け継がれたのですね。

同じムラサキツユクサの仲間ですがピンク系の花もあります。この色にも花言葉があります。それはコレです。

変わらぬ思い

ミステリアスや儚さを背負ったツユクサですがピンクは重い荷物を降ろしたようにも思える言葉です。

ぶれることのない感情を愛らしいピンクに託しました。

ひと夏の恋という表現もありますがそれとは違う思いを伝えたいときにはピンクを選ぶことをおススメします。

純心な見た目に惑わされないで?! 注意点もあるの?

青・紫・ピンクと思ったより色数豊富なツユクサ。白いツユクサもあります。白い花を咲かせる種類はトキワツユクサと呼ばれます。その花言葉はコレです。

尊敬

白い色に対する畏敬の念が言葉になったのでしょうか。やや重みのある花言葉です。

常盤(ときわ)とありますが南米原産の外来種のツユクサです。

管理をして栽培をしないと増えすぎる心配があるので気を付けて育ててくださいね。

ツユクサ科ツユクサ属のツユクサも白い花が咲くことがありこちらは「シロバナツユクサ」と呼ばれます。ちなみに花言葉は青い花と同じ「小夜曲」なので心が安らぐでしょう。

研究対象にもなっていた? ラブストリーではありません?!

世界最古の呼び声高い長編小説、源氏物語にもツユクサが出てきます。登場人物のイケメンの怪しい美しさをツユクサで表現。花に例えられたバーチャルアイドル男子版ともいえるでしょう。

残念ながら源氏物語と花言葉は絡んでいませんがツユクサは東洋だけではなく西洋でも心に残る花のようです。逸話から生まれた花言葉をご紹介、それはコレです。

なつかしい関係

逸話の登場人物はオランダで植物を研究する叔父と甥。タッグを組んだ2人は植物園を作るなどの成功を収めました。

でも研究にはもう1人参加していた人物がいたのですが、残念ながら成功をする前に亡くなってしまいした。その人物を2人は決して忘れません。

本来であればここで一緒にツユクサを見るはずだった人を思い出す、切ない花言葉です。

湿り気のある土地で高温のなかでも花を見せてくれるツユクサ。花言葉はおしゃれ系から植物的な恋愛系そして追想の思いと想像以上の世界を展開してくれました。

朝の散歩で見かけたら立ち止まって花との時間を作ってみてください。新しい夏物語の1ページが始まるでしょう。

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