ホトトギスの花言葉にはナニが隠れてる? 黙働よりも声を出す?? だから心に響くの?!

ホトトギス。この名前を耳にするとイメージするのはまず鳥類でしょうか。名武将の性格判断を託されたおかげですっかりメジャーな存在になりました。でも今回は違います。

ホトトギスという名前の植物のお話です。花のフォルムを思い浮かべることはできますか。そいうえば鳥の名前として知っているけれどどんな鳥なのかこちらもスラスラと出てきません。

すっかり定着しているけれどもしかしたら想像上の存在にもなりかねないホトトギス。

派手な噂は耳にしていません。どの季節に咲くのかもあやふやになっているようです。それなので花言葉を知りたいホトトギス。植物としてのホトトギスを紐解きます。

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ホトトギスの花言葉にはナニが? 分かりやすい??

ホトトギスの花言葉。今回のホトトギスのカテゴリーは植物です。ホトトギスの花はナニを語っているのでしょう。ホトトギスの花言葉まずはコレからご紹介します。

葉にも特徴があります♪山野にしっかりと根付いているホトトギス

素朴な気品

飾られたホトトギスというより野原や山の傾斜地に咲いている花からインスパイアされた言葉ですね。

日当たりのよい場所より湿り気のある環境を好むホトトギス。日陰でひっそりと咲くホトトギスは自然体

気取りも気負いもなく咲いているけれど凛としたたたずまいもある花の様子が言葉になりました。

あまりしゃべらない口数が少なそうな印象もあるホトトギスですが花言葉はまだあります。この後もホトトギスの花言葉をご紹介します。

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思いがけない見た目が? 印象は不変なの??

ホトトギスといえば造形品のようにも見えるまだら模様や不規則な斑点が特徴です。けれどこの特徴がなくまったく印象を変える種類もあります。

それは白一色で咲くホトトギスです。6枚の花弁を持ちフォルムはほぼまだらに咲くホトトギスと同じ。あまり日の当たらない場所を好む点も共通しています。

そして白いホトトギスにふさわしい花言葉があります。それはコレです。

秘めた意志

無口なタイプと思われがちな花であるのがこの言葉からも分かります。

特に1つの色のみで開花する様子は一途な思いを行動に移す強さもあるように見えるのでしょう。

白いホトトギスは種で育てて花を咲かせることもできます。成し遂げたい思いがあるならぜひ挑戦してみてください。

開花の時期はいつなの? 花言葉にも影響が??

ホトトギスは茶花に使われるので和のイメージがあります。日本が原産地なので歴史の中にも登場しているようです。

開花の時期は9月~10月、切り花も同じ時期に流通します。野に咲く秋の花の代表ともいえるでしょう。

野に咲いた花を見るとどこか寂し気♪近年は花屋さんで季節を教えてくれます! ワレモコウで秋を演出しよう!!

切り花の日持ちは約1週間が目安です。対して自生のホトトギスは秋の初めから中旬まで次から次へ花を咲かせます。この様子からつけられた花言葉がコレです。

永遠

今のように販売のために栽培をされた花がない時代には野に花が咲くのは心躍る瞬間だったはずです。

その中でも多年草のホトトギスは季節が来れば花を見せてくれる、そして開花の期間も長めなところからこの言葉が浮かんだのでしょう。

切り花は秋の花とアレンジするとクールダウンが長く続きそうですね。ススキやリンドウなどと組み合わせるだけで季節も一緒に演出できます。

言い伝えられた話が? 今さら遅いけれど!

最後は花言葉にはセットともいえる言い伝えにまつわる花言葉です。日本原産のホトトギスにはこのような話が伝えられています。

登場人物は兄と弟。兄思いの弟は収穫した作物を食べるときはいつも柔らかくおいしい部分を兄の器に入れていました。弟は兄に見つからないように硬い食べづらい所を隠れて食べていたのです。

ところが兄は弟がもっと美味しいところを隠れて食べていると疑ったのです。そしてその疑念が積もり積もって弟を殺してしまいます。

弟の亡骸のお腹の中を検分したら出てきたのは作物の皮やスジなどだったのです。どんなに悔やんでも悔やみきれない兄も気持ちは喉から絞り出すような悲鳴となりました。

血を吐くほどの悲しみがホトトギスの花のまだら模様になったと伝えられています。

コミュ障の兄と陰キャな弟に起きたホラーな設定も交えた殺人事件といえばそれまでですが兄はホトトギスの花とともにこのような思いを言葉にしたのです。

私は永遠にあなたのもの

2人で暮らしていた日々はもうもどりません。取り戻せない時間は心から消えることはないでしょう。でも兄思いだった弟の行動はのようにいつまでも消えずに兄の心の中に残っています。

この言い伝えを知った後はホトトギスの花を見る目が変わりそうです。メンタルが落ち気味になりそうですが。花に罪はありません。

黙って行うことが美徳といわれますが直接会話を交わす大切さをホトトギスは教えているのでしょう。

鳥類のホトトギスは春ごろに飛来し秋には帰る渡り鳥。植物のホトトギスはそのあとを受けて花を咲かせます。どちらも途切れない季節の変遷を教えてくれるのです。

乾いた空気の中に日を避けるようにクールに咲く花。秋のホトトギスは漢字なら杜鵑草と表記されます。鳴き声を持たないホトトギスは造形も相まってどこか不思議めいています。

長い夜の時間にぜひ花と向き合う機会を作ってみてください。密かなパワーが受け取れるかもしれません。

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