セツブンソウとは? 撒くと巻くに参戦した草ってナニ?? 準備は必要?!

セツブンソウ。漢字にすると「節分草」なので季節の行事「節分」と関係があると想像しますね。節分といえば近年はその日に食べるものが注目されています。

本来の目的にプラスしてもっと良いことがあるのを願い、グルメも満足できるなら誰もがチャレンジしたくなるでしょう。けれど今回のテーマはセツブンソウです。

耳慣れない目にしてないから縁がないなどと決めてしまうのはもったいないでしょう。

季節の行事そしてその時期に感じられる空気ももう一度見直すきっかけになるかもしれません。その植物とは? セツブンソウ。より素敵な日にできるのを願って調べてみました。

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セツブンソウとは? 名前がナニかを知らせている??

セツブンソウとは、今回はこの疑問を解消するためのお話です。セツブンソウ、先ほども載せましたが漢字は「節分草」なのでこの行事とのつながりをイメージします。

希少なセツブンソウ♪ 見入ってしまいますね

セツブンソウとは? に対しての答えはコレになります。

セツブンソウは節分と立春が終わった2月半ば頃から花を咲かる植物です。

予想やイメージはしていたといえ現実は少し違う場面もあるようですね。

花が咲くのは早いところで2月の10日辺り、3月に入ってから開花する地域もあります。

けれど二十四節気の中でも盛上りレベル高めで公的な日にちの発表もある節分。それなのにマストアイテムになっていないセツブンソウ、開花の時期も影響していたのでしょうか。

この後はあまり知られていないセツブンソウのプロフィールを確認します。

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限定的なの? 準備はチョット難しい??

節分が近くなると鬼のお面とそれをかぶる人、撒くための豆と入れる升など準備に取り掛かります。植物系を準備する場合は鬼が苦手としている柊(ひいらぎ)をスタンバイ。

節分とつくのにセツブンソウを用意する話はあまり耳にしません。控えめな存在のセツブンソウですが、プロフィールをご紹介しましょう。

    ◆セツブンソウ

  • キンポウゲ科セツブンソウ属
  • 開花時期は2月半ばから3月終わり
  • 関東より西で生育

新春に咲く福寿草や春を告げるミスミソウもキンポウゲ科の仲間です。セツブンソウはその中でも単独のグループを形成しています。先ほどもご紹介したように節分を過ぎたあたりから花を咲かせます。

透き通った純粋な白い花に見えるのは実は花びらではなく蕚片(がくへん)であることには驚きです。

花が育つ地域がは限られています。関東より西ですが本州限定なので名前が全国区ではないのも分かります。

寒さの中でも咲いてくれます♪ 球根で育つクロッカスの花言葉のお話はこちらで

セツブンソウの群生が見られる、広島県・兵庫県や埼玉県で節分過ぎに開花を祝してイベントも開かれているようです。

地域に密着した愛される花であるのが伝わってきますね。

大切にされているの? でも心配なことが??

まだ名のみの春といわれる季節ですが花が咲くと思わず待ち遠しい春を呼ぶようにイベントも行われるセツブンソウ。

「本州」に限られていますがセツブンソウは地域にとっても大切な花のようです。けれど近年セツブンソウには心配な事態が起こっています。

日本が故郷のセツブンソウは生育地の数が減っているのです。

セツブンソウは野山で育つ山野草です。葉が落ちる樹木の下の半日陰の地面で育ちますが、開発で適した生育地が減っているのが原因の1つです。

これ以上数が減らないように山野で自然に咲くセツブンソウを大切にするためにイベントが一役買っているのでしょう。

節分だけではなく季節を知らせるセツブンソウも節分のアイテムの1つに加えるのをおススメしたくなりますね。

身近に育てられるの? 似ている花があるの??

絶滅の可能性も危惧されているセツブンソウ、各地で生育地を護る行動が浸透しているのには希望を実感します。山野草のセツブンソウですが球根から育てるのも可能です。

ネットで購入することができるので生育条件にあった環境ならガーデニングで咲かせることもできます。

他には育てやすい品種の「黄花セツブンソウ」があります。同じセツブンソウ属ですが南ヨーロッパ生まれの園芸種です。

開花の時期は2月から3月とセツブンソウと同じです。明るい黄色の花が幸運を招き入れてくれます。

セツブンソウは茎についた花の部分が上を向く特徴があります。この様子がある花に似ているように見えませんか。

同じキンポウゲ科のクリスマスローズと花の咲き方や雰囲気がとてもよく似ています。

こちらは西洋のイベントの名前がついた花ですが、花の少ない冬から春に様々なフォルムや色で厳しい季節を彩ります。

実際には節分より少し遅れて咲くセツブンソウ。寒さに耐えて自然の中で咲いた姿は待ち遠しい春そのものでしょう。

ぬかりなく準備した節分が無事に終わり、立春も過ぎ気持ちも新たにスタートをする時期に開花するセツブンソウ。

準備品のリストには入らないかもしれませんが花の名前は記憶にとどめておいてください。変わる季節に踏み出す1歩をサポートしてくれるでしょう。

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