チャノキの花ってナニ? ハイシーズンだけじゃない魅力に触れてみませんか??

チャノキ、これを見てナニをイメージしますか。新しいキャラクターでもヒーローでもありません。最初に種明かしをしますがチャノキは漢字にすると「茶の木」です。

普段カタカナで書くことが少ない茶の字ですがお茶は植物の中でも木本(もくほん)、木や樹木といわれるグループに属しています。チャノキが育たないとお茶は飲めません。

お茶は当たり前のように知っていて季節にはニュースにもなります、その様子を見ると画面からも香りが感じられるでしょう。

様々なシーンで欠かせない作物をもう一度見直したいと思います。植物であるのは間違いないので花が咲くの? チャノキを知ると癒しの時間がより深いものになるかもしれません。

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チャノキには花が咲いたりするの? いつものようになる前に??

チャノキの、先ほども載せたようにチャノキは茶の木です。いつも飲んでいるお茶が摘み取れる木です。お茶といえばまず必要であるのは葉ですね。

花が咲いてやがて実もなります♪ チャノキを育ててます

お茶の花というのはあまりイメージがわきません。そして飲み物として知っているけれど植物的にはよくわかっていないお茶のプロフィールを確認したいと思います。

    ◆チャノキ

  • ツバキ科ツバキ属チャノキ種
  • 常緑樹
  • 高さは4mほどになる

樹木の図鑑には「チャノキ」で載っています。

お茶というとどうしても食品に結びつきますがその葉が育つのはあくまでチャノキなのです。

そして飲める葉を持つチャは1つのグループを作っていると想像したのですがチャノキは予想外のカテゴリーに属していました。

数少ない冬に咲く花の椿(ツバキ)の仲間だったのです。

常に木に葉をみることができる常緑樹ですが春になると新しい葉が育ち「茶摘み」の時期を迎えます。

葉を摘んでいる映像から判断すると木の高さは1mほどですが、刈込をしないでそのまま育つと4から5m(マンション2から3階)の高さに育つ場合もあるようです。

お茶を飲むのに欠かせないチャノキのプロフィール、当たり前ですが茶葉に注目する以外にも木として生育しています。次は花のお話に移りましょう。

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どのようなビジュアル? 季節はどうなの??

飲み物になる葉をもつチャノキ、唯一無二の存在と想像したのですが冬に咲く和の花の代名詞ともいえる椿の仲間でした。

茶葉になると楽しみ方は色々♪ ほうじ茶と緑茶にはどのような違いが? ゆっくりと味わうためにこちらをチェック!

それならば花はどうなのでしょうか。や季節も気になりますがチャノキの花まず時期はこの辺りになります。

花の開花の時期は季節でいえば秋です。

冬に咲く椿とは違いチャノキの花は秋、月ならば10月から11月ごろに花が咲きます。

花のビジュアルですが色は白のみで直径は3cm弱なので椿よりは小さめですがフォルムはミニサイズな椿といえるでしょう。

お茶の葉になるのがメインの役割であるチャノキの花は観賞しないのがもったいない花を咲かせるのです。

メインになるの? 手元におけるの??

いつもなら話題になるケースは少ないチャノキの花ですがこの花を愛でるのも含めた楽しみ方があります。このような方法でもチャノキは育ちます。

チャノキは盆栽にも使われるのです。

本来なら大地に根をはるはずのチャノキがテーブルにも置ける小さな鉢で生育します。

もちろん10月から11月には花も咲きます。

5枚の白い花びらがやや下を向いて開花、真ん中に集まる黄色い雄しべとコラボしたビジュアルは天然が作り出す造作で純朴な可愛さが魅力です。

鉢とチャノキの取り合わせもセンスが発揮できる盆栽にぜひチャレンジしてみてください。

ドリンクにも挑戦? 方法はあるの??

観賞用という役割もあるチャノキ、けれどやはり「飲む」という1番の役割は外せませんね。飲むためのチャノキもご紹介します。

やぶきた→緑茶用
・さみどり→抹茶の原料
・べにふうき→紅茶にも

代表的な3つの種類ですが、チャノキは苗の段階ですでにお茶の銘柄名を名乗っているのです。

やぶきたはお茶の栽培が可能な地域で使われる品種、目にしたり耳にしたりする機会も多めの品種です。

さみどりは近畿の名産地宇治で栽培をしている品種で、抹茶にも使われます。

国産の紅茶を出しているお店が増えたように思いますがべにふうきは紅茶に使える品種です。べにふうきを使った緑茶の販売もあるので守備範囲は広めですね。

参考までに中国のウーロン茶も国内で栽培されているチャノキと同じグループの品種。加工の過程での味変は不思議ともいえる現象でしょう。

代表的な3つの品種ですが生育のプロセスで花が咲きます。

新芽を摘む4月後半から5月のあと6月ごろに2番茶を摘みます。その後夏が過ぎ秋に入ると白く小さなチャノキの花が茶畑でも見られるのです。

茶摘みの時期にしか注目されないチャノキですが新茶・2番茶を摘み終わった後に行う日々の手入れがないとまた新しい芽を摘むのは不可能です。

花を愛でる余裕はあまりないかもしれませんが確かに毎年新芽を出しそのあとは花も咲くツバキ科の植物であるのは疑いようがありません。

花と近くに感じる鉢植えの枝ぶりそして飲むための葉とチャノキは思っているより多くの役目を背負っていました。口に広がると安心感につながるお茶たちをこの後も気にかけていきたいと思います。

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