立秋とはいつからいつまで? 実はシッカリ決まっています!
立秋とはいつ…なんて聞いてもピンとこなかったり、立秋ね~関係ないかな…と思ったり。立秋は8月初旬、山の日も旧盆もまだだから夏休みはこれからが本番の人も多いですよね。
立の字の後ろに季節名が付いた時は、リアルな季節ではなく「まだまだ暑さや寒さが続きます」のお知らせをしているような日々をイメージします。
でもここでナニかが変わるので知っておいた方がイイこと、他の季節の変り目と同じようにリセットのための楽しいこと、あるかもしれません。
まだ夏は続くので暑さ対策は必要です。いつあるの? 立秋の基準とは? 朝顔やひまわりが主流だけど、早咲きのコスモスのように秋を連想させてくれるワードで、少しだけ涼しさ感じたいと思います。
立秋とはいつ? だれがどうやって決めるの??
立秋とはナニか意味があっていつなのかを誰がきめているのか、立秋という言葉は確かに知っているけど、意味やいつ? を決める方法はスラスラと答えられませんでした。
秋の七草は食べられません♪それ故に心に沁みます♪
秋が始まる日
古代中国で始まった、1年を24に分割した「二十四節季」の中の1つ。太陽の運行を元にしている。
◆現在の立秋を決める方法は?
国立天文台が黄経135度の日を立秋として決めています。その年で変わる場合もあります。
・2017年 8月7日
・2018年 8月7日
黄経は太陽が通る道を360に等分した角度。基準は春分0度・夏至90度・秋分180度・冬至270度で春分に戻るように円を描きます。
黄経が1番高くなる夏至の90度から見ると、太陽の動きは確実に秋に向かっています。東京の日没が夏至は19時ですが立秋は18時40分。20分日の入りが早くなっています。
夏休みも暑さも続きますが、立秋は秋の足音が聞こえ始める日ですね。
立秋はいつまでなの? 実はコレ重要です!!
天気予報などで今日は立秋ですと教えてくれたりするけれど、立秋はいつなのかも重要ですが、いつまで? も知っておく必要があります。
立秋以降は「残暑見舞い」で出します。
七夕や梅雨明けを目途に出している「暑中見舞い」の手紙は、立秋を過ぎると「残暑見舞い」に変わります。暑さも炎暑から残暑に移行します。
残暑見舞いをだすのはいつまでなのか? これは意外と難問ですね。近年の夏は9月に入ってもダラダラと暑さが続くので、残暑見舞いの線引きに迷ったりしますよね。
◆立秋はいつまで?
立秋から数えて16日目までが立秋。2017年は8月7日~8月22日が立秋。
問題の残暑見舞ですが、立秋の後の処暑(しょしょ)が終る9月6日までは残暑見舞いという説があります。でも9月に入るとやはり残暑はあっても季節は確実に秋。
残暑見舞いのリミットは8月31日、理想は旧盆までには先方に届けたいですね。9月に入ってしまった時は、初秋・秋めくなどでお返事を出しましょう。
暦の上では秋ですが…暦ってどの暦?
天気予報やニュースで良く聞く言葉「暦の上では秋になりました」「暦の上では春」そして実際には暑さも寒さもピークだったりします。この暦はどこから来たのでしょうか?
- 暦の上の「暦」とは?
明治の初めまで使われていた太陰太陽暦の中国暦を指し、旧暦と呼ばれる暦のこと。現在は太陽暦を使用、新暦と呼んでいます。
地球の周りを回る月の周期と太陽の周期を合体させたのが太陰太陽暦。古代中国で始まった暦をそのまま日本でも使っていました。中国でも北に位置する都で作られた暦。
緯度なら東北・北海道地域の暦をそのまま日本に当てはめたので、ムリが生じてしまいました。お正月やお節句や七夕など今でも旧暦でする行事があるのはその名残りですね。
どちらかに統一する必要はありませんが、両方楽しめば、楽しいイベントが増えて、経済にもイイ効果があるかもしれませんね。
立秋にもあるの?! あのイベント??
立秋に食べるモノ、残念ながら立秋当日に決まって食べるモノは無いようです。もし地方によって「これ食べます!」があればご一報を、一緒に広めましょう。
立+季節で1番メジャーなのは春の立春、前日は節分です。節分に食べるモノは恵方巻きですね。立秋の前の日は特にナニもありません。
立秋の前日8月6日に恵方巻きを食べるのは間違いではありません。
立秋なのに…恵方巻き、聞き間違いや入力ミスと思いますよね。季節の変り目は四季・年4回あります。春以外も新たな季節の始まりとして重要視される日です。
新年として捉えられる節分・立春が最大の変り目ですが、他の季節もここで一旦リセットをして、リスタートすることを、現在の暮らしに当てはめるのは悪くありません。
豆まきですか? それよりも夏の厄払いは「茅の輪くぐり」で決まり!
恵方は1年間続くので節分で食べた方角と一緒です。因みに2017年は北北西やや北。季節ごとに幸せを願うなんて、ステキ過ぎです。
「暦の上の秋」ですが四季のある日本には欠かせない節目。暑さはまだまだ続きますが、しっとり系のイベントが多い秋の予定を立てる日とするのもイイですね。
夏が苦手な私ですが、立秋には「秋が来ない夏は無い」と言い聞かせて残暑を乗り切ろうと思います。
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