ホッケにはどうのような栄養がある? 干物や定食の界隈を凌駕する魚なの??

ホッケ、お魚メニューを扱うお店では必ずといっていいほど登場する魚です。その場合フレッシュなホッケではなくほぼ100%の確率でホッケの干物、ドライなスタイルで提供されるのがセオリーでしょう。

それ故にホッケってホントに存在している魚なのかなどという疑問も持っていました。今日はホッケの干物が売り切れというケースを目にした経験もありません。

それほどまでにすっかりメニューに浸透しこの後もそのポジションが揺らぐことはないと確信までしてしまいます。

今更だけどホントはその正体があまりわかっていないなどというのは失礼なのかも。それならば栄養は? ホッケをもっと積極的に注文するためにも調べてみました。

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ホッケの栄養はナニがあるの? あまりにも当たり前??

ホッケにはどのような栄養がるのでしょうか。メニューの登場回数が多めのホッケ栄養はどうなのでしょうか。もちろん魚であるのはわかっています。

フライパンで焼けるのはありがたいですね♪ 参考になります

けれどそれだけではないナニかを期待したくもなります。栄養のためにはホッケのプロフィールも必要です。確認してみましょう。

    ◆ホッケ

  • アイナメ科ホッケ属
  • 種類がある
  • フレッシュさを保つのが困難

ホッケは煮ても焼いても美味しいと評価されているアイナメと同じグループに属しています。

ホッケという名前が浸透していますがホッケにも種類があります。

主に流通しているのは北海道でとれる真ホッケ(まほっけ)とそれよりも大きい縞ホッケ(シマホッケ)です。

居酒屋メニューで見かけるのは大きく脂ものっている縞模様がある縞ホッケ。ロシアからの輸入品がほとんどです。

ホッケは生でも食べられますが鮮度が落ちるスピードが速いのでフレッシュなまま流通することはあまりありません。干物に適した魚なのですね。

この後は栄養を数値で確認したいと思います。

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予想はできている? それでもやっぱり確認??

ホッケの栄養、もちろん魚であるのは間違いないので摂取できる成分は想像がついています。けれどやはり公的な数値を確認したいですね。

比較相手には同じように干物になっても美味しい魚アジを選びました。

★★★ ホッケ/開き干し
100g
ホッケ/生
100g
アジ/開き干し
100g
アジ/生
100g
カロリー 161kcal 103kcal 150kcal 112kcal
たんぱく質 20.6g 17.3g 20.2g 19.7g
カルシウム 170mg 22mg 36mg 34mg
ビタミンD 4.6μg 3.0μg 3.0μg 8.9μg

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

干した魚はもちろん焼いて食べるのがセオリーですが今回ホッケの開き干しの公的な数値が生しかありませでしたので生の数値を表にしました。

思ったよりガッツリとした食感の魚です♪ でも旬はいつなのでしょうか? 漢字はあてにならないの?? さわらのお話はこちらをチェック

ホッケ開き干しは1枚約300g可食部は約180g・生1匹約500g可食部は250g、アジの開き干し中サイズは1枚約100g可食部は約80g・生1匹約400g可食部は180gを参考にしてください。

まずはカロリーとたんぱく質を見てみましょう。ホッケ開き干し1枚を1度に食べると300kcalに近い数値になります。ちなみにホッケの干物の定食は600kcal強。

決して低カロリーとはいえませんがたんぱく質の含有量はアジに引けを取りません。

食べる分量や取り合わせるレシピを工夫して家庭のメニューにも取り入れたい魚ですね。

以外にも含有量は高め? 食べ続けられている証??

たんぱく質が摂れるのはもう分かっていたかもしれませんが栄養成分にはまだ知りたい項目がありますね。ホッケの干物、このミネラルに注目です。

干物だけどカルシウムの含有量が多め。

ドライ状態ですがカルシウムの含有量はかなり多いのが分かりました。魚というとどうしてもフレッシュなものに目が行きがちですが保存が効く干物もメニューに加えたいですね。

あわせて青魚グループのアジには劣りますがビタミンDも含まれています。

カルシウムが骨を生成するときに必要な脂溶性ビタミンです。キクラゲにも含まれていますがサポート力は動物性の方が上のようです。

ホッケもカルシウムとビタミンDが同時に摂れる魚であるのがわかりました。

旬はあるの? フレッシュなものは手に入る??

頼りになる栄養成分を持っているホッケ。地域によっては目にするのはドライな干物ですがはあるのでしょうか。北海道でとれる真ホッケの旬はこの時期です。

5月から7月の春から夏と産卵期の11月辺り

地域によって変わるので年2回旬があります。ホッケの漢字は「𩸽」ですが北海道で花が咲く時期に旬があることからついたようです。

旬のホッケはお刺身でいただくのも可能です。冷凍でお取り寄せもできるのでチェックしてみてください。

フレッシュなホッケは程よい脂がありますが白身魚のさっぱりさも味わえるレアな口当たりです。

干物になる縞ホッケの旬は不明ですがドライでもふっくらしているのは間違いないので魚メニューとして外せませんね。

レアなホッケにはなかなか出会えないかもしれませんが居酒屋や定食のお店では超定番になっているホッケ。栄養を知ったのなら新たな気持ちでオーダーしましょう。

ホッケも頼ってくれるのを待っているはずです。

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