雀の文様にも意味があるってホント? 当たり前の存在だけれど?? それ故に伝わる心的形象が?!

。漢字1文字で書くことができる鳥。読み方は「すずめ」です。鳥の中では地味な存在といえるでしょう。いつも群れをなしてチュンチュン鳴いているのが雀のイメージですね。

希少性とは縁がない鳥は高貴な扱いはされません。あまり季節を問わずに目にできる鳥は間違いなく庶民派の鳥です。けれど親しみやすさはメリットにもなるはずです。

昔話やおとぎ話にも雀は登場します。物語の中では地味な雀が主役にもなれるのです。

カラフルではないけれど風景を作ってくれる鳥です。だからこそ身に着けたくもなるのです。文様に意味はあるの? 雀は暮らしの中でナニを思って飛んでいるのでしょうか。調べてみました。

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雀の文様に意味はあるの? 注目度は低いけど??

雀の文様にはナニか意味はあるのでしょうか。派手さがなくあまり話題になることもない雀。その雀は文様にも使われています。雀は古くから文様に使われています。

墨の濃淡で雀の愛らしさを表現♪ クギ付けです

雀の文様にはこのような意味があります。

豊か

雀を見ただけではイメージできない意味をもっていました。田んぼにお米が実るとそこに集まる雀。近年都会では見る機会が減っている雀。豊かとは無縁なようにも思えます。

豊かの文字は「豊富や豊満」など熟語が多くみられます。金銭や欲が絡んでいるように感じられます。

でも「豊か」漢字+送り仮名はメンタルも満たしてくれる言葉に見えてきますね。

この後は雀がどうして「豊か」な意味を持つのかをご紹介します。

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いつもそばにいる? 仲間が多いタイプ??

雀の文様の意味は「豊か」です。雀とはあまり結びつかない意味を持っていますがそれにはどのような理由があるのでしょうか。

雀の特徴から視た理由を3つほど挙げます。

  • 群れをなして飛ぶ
  • 1年を通して姿が見える
  • 程よいサイズ感

常にグループを作って雀は飛んでいます。いつも変わらず、家族だけではなく親族やその仲間も常に一緒にいる様子は「子孫繁栄」を体現しています。

栄えるだけでなく豊かな日々が途切れないことを想起させるのです。

渡り鳥ではない雀は春夏秋冬、1年を通して姿を見ることができます。途切れずに生命が続いているのをイメージさせます。

いつでも人々のそばにいる雀は安定して暮らしが続いていくというアイコンにもなっているのです。

3つめのサイズは豊かさとの直接の関係はないかもしれません。けれど小さな鳥が懸命に生きる姿は表にでられない武家の姫の希望にもなっていました。小さな庭にも雀の姿があったのでしょう。

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心を慰めてくれる雀は自由にならない毎日に小さな豊かさをもたらしてくれたはずです。

雀は癒し系の鳥としても認識されています。

文様と季節は関係があるの? イメージとは違う??

文様に使われている動物や植物には季節限定の場合が多々あります。雀はどうなのでしょうか。稲穂を目指して飛んでくる雀ですが季節に関してのルールはこのようになるようです。

雀の文様は通年を通して使えます。柄によっては春に使う文様になります。

雀の文様は基本的には年間を通して使えます。春始めから夏の終わりに産卵期を迎えますが小雀が主にみられるのが春です。

そのために小さな雀を使った文様は春に着るおススメの柄にもなっています。

雀は単独ではなく縁起の良い「竹」とのコラボも人気です。雀と竹は個性ある戦国武将がこぞって家紋に採用しています。

福良雀(ふくらすずめ)は帯の結び方の名称ですがこれにも雀の姿が影響しているのです。

寒い季節に備えて冬毛で丸くなった雀は豊かさを蓄えているように見えたのでしょう。

どのような場面でも季節でも雀は縁起の良い吉祥文様の1つです。

身近における? いつでもご機嫌になれる??

歴史の中で愛されてきた雀を使った文様。せっかくの縁起の良さを現代でも共有したいですね。格調というよりどこかで親しみやすさを感じるものが多いようです。

雀の文様はてぬぐいや風呂敷に扇子などの和もの系に今も多くみられます。特に扇子は季節対策だけではなくお茶席につかう茶道用にも雀が描かれています。

癒しだけではない雀の立ち位置に歴史を感じますね。

イラスト化されたものから伝統をつないで描かれた雀まで選ぶのに時間がかかりそうです。他にはマステや便箋もありますが、和紙と雀は相性が良いようです。

吉祥だけではなくほっこりさせる雀の姿は送る側ももらう側も笑顔になるでしょう。

人に寄り添うように生きる雀は凹んだメンタルを膨らましてくれるマジックも秘めているのでしょうか。目に見えない豊かさが連鎖していくのを雀が願っているようです。

近年雀の数が減っているというニュースを耳にします。けれど文様の中に雀は今も変わらず続いています。身近なグッズに雀を取り入れてご機嫌な毎日を作っていきましょう。

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