キビナゴの旬はいつ? 居酒屋メニューだけではありません!! 意外と近くにいる魚なの??

キビナゴ、あまり縁がない魚と思っていたら以外にもファミリーレストランのメニューにも使われています。そして居酒屋系のお店でもキビナゴメニューがありました。

フライドチキンやフライドポテトと比較すれば地味なメニューといえます。これを頼もうとしたら「エッ~」という声も聞こえてきそうです。でもキビナゴが悪いわけではないでしょう。

ファミリーからお酒にも合う魚は沢山あるけれど、少し違う存在の魚かもしれません。

幅広く食べてもらえる魚なの1つといえるはずです。未体験ならばぜひ食べてほしいのでまずは知っておきましょう。旬はいつ? キビナゴが美味しい季節を調べてみました。

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キビナゴの旬はいつ? ところでどんな魚なの??

キビナゴのはどの季節なのでしょうか。旬は魚の美味しさもピークになる時期です。ところでキビナゴはどのような魚なのかを知っていますか。

キビナゴの旬を知る前にキビナゴのプロフィールを確認したいと思います。

大量のキビナゴを入手した時はこの方法で♪参考にしてください

    ◆キビナゴ

  • ニシン目ニシン科キビナゴ属
  • 静岡より西で獲れる
  • 成魚のサイズは約10cm

ニシンの仲間というのはちょっと予想外でした。しかもキビナゴ属にカテゴライズされるのは5種類だけ。日本で獲れるのはキビナゴやミナミキビナゴなどがあります。

キビナゴが好むのはやや高めの水温の海。ニシンといえば数の子をイメージしますね。寒い地域で泳ぐ魚を思い浮かべますが獲れるのは主に中部から西の四国や九州の沿岸です。

もっと大きくなるとナニか別の名前の魚になるわけではありません。ほぼほぼ「横10cm×幅1cm」ですでに大人の魚として扱われます。

想定外の要素満載のキビナゴ、食べたいという欲求がますます高まってきました。この後はキビナゴの旬についてご紹介します。

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もしかして関係ないの? オールシーズン対応??

カテゴライズされた系統は主に北海道で獲れる魚のグループ。でも食べている地域は四国や九州が中心です。体長は大人になっても10cm程度。

キビナゴは不思議な魚に見えてきます。そんなキビナゴの旬はいつなのでしょうか。それに対する回答はコレです。

キビナゴ旬は年3回あります。

謎が多いキビナゴが美味しい時期は年3回という驚きの結果です。3回ある旬をご紹介します。

・1月~4月 産卵に備えて栄養を蓄える
・5月~8月 お腹に卵を持っている
・12月~2月 寒さのために締まった身になる 

それぞれの時期に理由がありました。カギはやはり卵です。卵を産むためにモリモリ食べて脂ものります。

ただし産卵期は資源を守るためにキビナゴを獲らないで育てることを優先する地域もあります。

将来的にもキビナゴを食べ続けるための試みです。獲れたばかりのキビナゴを目的として出かける場合は現地の情報をチェックする必要がありますね。

頭から小さな尾びれまで食べられる? 期待できる栄養は??

美味しく食べられる時期が長いキビナゴ。サイズから判断すると丸ごと食べられる魚です。それならば期待したい栄養成分が予想できます。それを数値で確認したいと思います。

比較相手にはやはり丸ごとたべる体長15cm前後のカラフトシシャモを選びました。

★★★ キビナゴ
生/100g
カラフトシシャモ
生/100g
カロリー 85kcal 160kcal
たんぱく質 18.8g 15.6g
カルシウム 100mg 350mg
ビタミンD 10.0μg 0.4μg

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

キビナゴは1尾約10g、カラフトシシャモは1尾約30gを参考にしてください。カラフトシシャモは焼いて食べますがキビナゴに合わせて生の数値を載せました。

ちなみにカラフトシシャモの本当の名前はカペリン。ホントのシシャモとは違う魚ですがスーパーなどで簡単に手に入るの食材なのでこちらを選択、商品には「子持ちシシャモ」などと記載されています。

キビナゴはお刺身で食べられますがキレイな海で獲れたもの限定です。傷みも早いので長距離輸送もできません。生で食べる地域は主に鹿児島県といわれています。

頭から尾まで食べられる魚はまだあります♪白魚としらすの味は違うの? その理由はこちらをチェック!

気になる場合は内臓を取り除きますが唐揚げやてんぷらはそのまま揚げても大丈夫。

10cmのキビナゴを丸ごと食べればカルシムを摂ることができます。

カラフトシシャモと比べるとビタミンDの含有量が多いのが目立ちますね。

カルシウムが骨などに定着するのをサポートする重要なミネラル成分です。

派手さはないキビナゴですが栄養的には食べてほしい魚であることが良く分かりました。

キビナゴを入手する方法は? まさかの実食リポートも!

主な水揚げがある地域が西日本のキビナゴ、魚屋さんの店頭では見かけないこともあり得ます。そのような場合キビナゴを入手したい時はネットで検索しましょう。

漁獲量が多い港町ならお刺身で食べられるキビナゴも扱いがあるようです。未体験なら知りたいのは味ですね。今回キビナゴの唐揚げを食べる機会に恵まれました。

フォルムやビジュアルそしてニシンの仲間という点から青魚特有の香りや味があるのかなと想像していたのですが、クセのなさにびっくり。

頭から尾びれまでサクサクと食べることができました。

カルシウム摂取に迷うならキビナゴも選択肢の1つに挙がるでしょう。

最後になりましたがキビナゴに名前が似ている魚にイカナゴとコウナゴがあります。この2つはイカナゴ科に属する同じ魚。

関西ではイカナゴ(玉筋魚)関東や中部ではコウナゴ(小女子)と呼びます。イカナゴはくぎ煮、コウナゴは塩ゆでの後天日干しで食べる保存に向く魚。

ニシン科のキビナゴは全く別の存在、生から天ぷらに出汁用の煮干し、そして佃煮などの保存食までフレキシブルに使えます。

タブレットに出てくるファミレスメニューでは見落としがちかもしれません。いつもと違うミネラル成分補給することも可能です。忘れずに注文することをオススメします。

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