しろなとチンゲン菜にはどのような違いが? ツートンカラーは同じだけど決定的な相違点はそこなの?!

しろなとチンゲン菜、どちらも野菜の名前です。終わりに「な」と付くのが共通しています。ということでしろなはひらがなですが、両方とも菜っ葉系の野菜と予想できます。

チンゲン菜はメジャーな野菜を超えてスーパーの野菜売り場では殿堂入りしているといえるでしょう。お味噌汁からピザにパスタ、韓国系の鍋レシピにも登場する万国共通の野菜です。

漢字ではなくひらがな3文字のしろなはもしかしたら目にしたことが無い場合もあります。エッそれ売っているのなんてことも。

以前は食べていたのに最近は見かけないのはどうしてと思うのは私だけ? でも違いはあるはず、しろなとチンゲン菜。緑と白のバイカラーのビジュアルにはナニが隠れているか調べました。

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しろなとチンゲン菜にはどんな違いが? 野菜同士だけど?!

しろなとチンゲン菜の違いにはナニがあるのでしょうか。しろなとチンゲン菜、いうまでもなく違う名前の野菜。もちろん他にも違いがあるはずです。

2つの野菜のプロフィールをサクッと確認しましょう。

プランターでお店レベルのチンゲン菜♪参考にしてください

◆しろな
・アブラナ科アブラナ属
・伝統野菜
・旬は初夏から夏

◆チンゲン菜
・アブラナ科アブラナ属
・中国野菜
・旬は秋から冬

どちらも人類の食を支えるアブラナ科に属しています。キャベツに小松菜、お漬物で有名な野沢菜もアブラナ科です。

2つの野菜の違いにはルーツがあります。

しろなは伝統野菜として今もある地域で栽培が続けられています。中華料理の青菜炒めからチンゲン菜は名前が広まりました。

メジャーなチンゲン菜と比較してどちらかというと知名度が低めのしろな。でも歴史があるのです。この後はより詳しいしろなの情報をご紹介します。

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コーナーに並んでいるフツーの野菜? 地名がつくの??

しろなという野菜の名前、耳にしたことがないという意見も聞こえてきそうです。3文字でシンプルな名前のしろなはこのような名前で呼ばれることもあります。

大阪しろな

栽培をしているのは主に大阪なので販売の地域も限られているのです。大阪から新幹線で約1時間の地域に住んでいた経験がありますが、しろなを食べていた記憶があります。

春夏秋冬いつでも野菜コーナーに並んでいるけれど♪チンゲン菜にも旬がある? 本格的な青菜炒めのために知っておこう!

ほうれん草や小松菜など葉物野菜の旬が終わる春ごろに食べていました。でも関東に来てからは見かけることは全くありません。

現在の旬は5月~8月ですがハウス栽培もしているので年間を通して流通しているようです。

チンゲン菜とは違う大阪に根づいている野菜のしろな、この後は栄養を確認したいと思います。

名前とルーツに惑わされる? 食べないのは残念?!

緑と白のバイカラー、オシャレ系野菜のしろなとチンゲン菜。同じアブラナ科でありながら今の立ち位置には大きな違いがありました。

それならば栄養的にはどうなのでしょうか。公的な数値で2つの野菜を比べてみました。

★★★ おおさかしろな
ゆで/100g
チンゲン菜
ゆで/100g
カロリー 16kcal 11kcal
β-カロテン 1500μg 2600μg
ビタミンC 24mg 15mg
カルシウム 140mg 120mg

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

しろなの葉1枚は約50g、チンゲン菜の葉外側1枚は20前後です。参考にしてください。100gを食べてもカロリーを気にする必要は無いでしょう。

しろなは白菜をルーツとする野菜、白菜の他には中国菜も混ざっているようです。

そのおかげで白菜とは違ってしろなは緑黄色野菜にカテゴライズされます。

チンゲン菜には負けますが緑黄色野菜の基準、100g中のβ-カロテン含有量600μgを軽くクリアしています。他にはビタミンCもしっかりと含まれていました。

ミネラル成分にも注目です。

小松菜100gに含まれるカルシウムは150mgですが含有量に遜色はありません。

地域限定の野菜ですが食べ続けられる理由は栄養成分にもありますね。

手に入れたい時はどうする? 保存食もあるの??

なにわの野菜にも認定されている大阪の野菜しろな。他の地域で手に入れたい場合はネットで販売されています。

しろなだけでは白菜が出てくる場合があるので栄養価の表にもあった「大阪しろな」で検索をしてください。

300g入り300円辺りという価格からブランド化したもう少し高めのものも販売されています。

しろなはお漬物にしても美味しい野菜です。冬場の白菜と比べて歯ごたえがあるのでシャキシャキとした歯ごたえがクセになるます。

伝統野菜のお漬物はネットでも販売していますが意外な大阪土産としてもおススメです。大阪観光へ出かけたら直接お店を訪れるのもイイですね。

緑の丸みある葉と白く伸びた茎、しろなはチンゲン菜と比べるとプライドを背負っているようにも見えてきます。ブランド野菜の矜持も一緒に頂きましょう。

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