ふきの葉っぱにはどのような栄養が?? 希少な存在のフレッシュグリーンを活用しよう!!

ふきは葉っぱも含めて山菜の仲間にカテゴライズされます。春の到来を知らせてくれるふきのとうはふきの蕾。そこからあのふきに成長すると思うとふきの生命力は半端ないといえるでしょう。

つぼみから花へそして1mもの長さになるのです。ふきが注目されるのは早春の期間限定とイメージしていませんか。実はふきはそうではありません。

ふきは注目を集める季節以外にも流通しています。スーパーの野菜売り場で見ることもできそうです。

名前は知っていても家庭で料理する機会が減っている野菜かもしれません。そこも気にかけてみませんか。葉っぱの栄養は? ふきのすべてを使わないともったいない? 調べてみました。

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ふきの葉っぱに栄養はあるの? ところで食べられるの??

ふきの葉っぱに栄養はあるのでしょうか。ふきは季節によってイメージが変わります。希少なつぼみから普段使いになる茎。それならば葉っぱはどのような存在なのでしょうか。

ふきの葉っぱの栄養の前にふきの葉っぱはホントに食べられるのかを確認しておきましょう。答えはコレです。

貴重です♪新鮮なふきの葉っぱ

ふきの葉っぱは食べることができます。

ふきは山菜として頂きますが流通する時のカテゴリーは「葉茎菜類」。これは「ようけいさいるい」と読みます。

文字通り葉と茎を食べる野菜です。

他にはこのグループに属している野菜はレタスや小松菜・玉ねぎがあります。葉物野菜が多く属していますが、玉ねぎはチョット意外でした。ちなみに玉ねぎは葉が貯めた栄養が丸くなったもの。

ふきも茎と葉を食べる野菜として認定されています。

少し話が反れてしまいましたがこの後は葉っぱの栄養をご紹介しましょう。

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葉っぱの栄養にはナニがあるの? 見た目で予想??

フキの葉っぱは食べることができます。そしてどのような栄養を含んでいるかを知りたいですね。

いつもならここで栄養素の数値を表にして発表するのですが、残念ながらふきの葉っぱについて公的な数値がみつかりませんでした。

食べられますがつぼみや茎よりはマイナーな存在といえます。

それでもふきの葉っぱの色から含まれている栄養を探ることができそうです。このような栄養成分が含まれています。

・β-カロテン
・葉酸

ふきの茎は淡色野菜ですが葉っぱは緑黄色野菜。有効な成分が含まれているなら食べないのはもったいないですね。

成長のために蓄えている? その後はフツー??

葉っぱの栄養の公的な数値はありませんが、つぼみと茎については栄養成分の公的な数値があります。葉っぱの栄養に関して納得できる数字があるのでしょうか。

つぼみの「ふきのとう」と茎だけど正しくは「葉柄(ようへい)」の栄養成分を表にしてみました。

★★★ ふきのとう
ゆで/100g
ふき・葉柄
ゆで/100g
カロリー 31kcal 7kcal
β-カロテン 260μg 60μg
葉酸 83μg 9μg
カリウム 440mg 230mg

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

ふきのとうは1個が10g前後、ふきは長さ20cmなら重さは20g前後を参考にしてください。どちらも加熱をして食べる野菜なので、ゆでた状態の数値を載せました。

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ふきのとうのβ-カロテンと葉酸の含有量はふきよりも多めです。ふきのとうから花が咲きふきになる葉柄が伸びて特徴あるのような葉っぱになるのは夏の初め。

葉っぱがつぼみであるふきのとうの栄養を引き継いでいるようにも見えますね。

その他には体内の余分な水分を排出する働きが期待できるカリウムも含まれています。

不安定を感じやすい季節の変わり目、山菜に含まれている成分や独特の苦みが体調をサポートしてくれるでしょう。

そして葉を支える葉柄のふきですがメリットは低カロリーという点です。栄養的にはつぼみや葉より劣っていると判定されるのは少し残念ですね。

でも色を活かしたシンプルな煮物やがんもどきを使った炊き合わせ、保存食になるきゃらぶきと無くてはならないレシピが豊富にあります。

ふきの葉っぱはどうすると手に入る? 旬があるの??

ふきはハウス栽培と自然の下で生育するものがあります。ハウスで育ったふきが流通するのは秋から春。主に10月~5月です。

ハウスで大切に育ったふきの葉柄は柔らかで食べやすいタイプ、葉っぱの販売はほぼありません。

自然育ちのふきが出回る時期は3月~7月。そしてこの時期に販売されるふきには葉っぱもついています。

ネットでの販売時期は5月~6月末がピークのようです。

予約で販売するケースが多いので入手したい場合は早めのチェックがマストです。

あく抜きなどの作業に時間を取られるふきの葉っぱ。厳寒を乗り越え来るべき季節に大空に広げた緑は何物にも代えがたい自然からのギフトです。

トライする価値は十分にあります。これまでにはない体験が待ち受けているでしょう。

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