イイダコの子持ちの旬はいつ? みっしりびっしりが味わえる?? 食べる価値は成分にも!!

イイダコ、漢字で書くと飯蛸です。この字を見てタコにご飯を詰めたものと思ってしまいました。イカ飯のような名物で人気があり引っ張りだこになっていると勘違いを上書きしてしまったのです。

今は違いますイイダコはタコの仲間というのを知りました。きっかけはタコ焼きです。イイダコを使ったたこ焼きがあるのです。タコがまるごと食べられるダイナミックなたこ焼き。

カットしたタコとは違う形にちょっとビックリでしたが、小ぶりでありながらタコをそのまま味わえます。

海に囲まれているから昔から食べています。けれどビッグサイズに惹かれていました。でも子持ちは別格? イイダコの旬はいつなのでしょうか。食べ出すと止まらないという話を確認します。

スポンサード リンク

イイダコの子持ちの時期はいつ? 旬をねらいたい?!

イイダコが子持ちになる時期がイイダコの旬といわれています。イイダコが子持ちになる季節。ご褒美のように中身が詰まったイイダコの旬。それはこの時期です。

盛り付けも参考になります♪

冬の終わりから春まで

月にすると1月~4月辺りでイイダコが子持ちの状態になります。イイダコは1年を通して獲れます。

中でも2月~3月が1番美味しい時期といわれています。

タコの仲間はたくさんいるけれど、どうしてイイダコは子持ちを食べるのでしょうか。ギッシリ詰まった卵の美味しさは毎年味わいたいけれどホントはどのようなタコなのかよく分かっていません。

それなのでこの後は、イイダコってどのようなタコなのかをご紹介します。

スポンサードリンク

サイズはミニだけど? それだから人気者??

早春に旬を迎える子持ちのイイダコ。タコの仲間であることは確かなのですが、ピンポイントで「子持ち」に注目が集まるタコは他にはあまり耳にしません。イイダコはこのようなタコです。

    ◆イイダコ

  • 八腕形上目マダコ科
  • 約30cmに成長
  • 北海道より南の海に生息

八腕形上目は「はちわんけいじょうもく」と読みます。足をたべているのではなくをたべていると思ってしまいますが、足が腕の働きもするので腕が使われているようです。

サイズ違いが存在するタコ。大きなものは3m以上に成長します。普段よく目にするタコはマダコですがこれは体長60cmが平均サイズです。イイダコは成長してもその半分ほどの大きさ。

そして子持ちの季節のイイダコ、体長は約10cmです。

イイダコのフォルムそのままを食べられるジャストサイズ。

イイダコはタコの中でも小さめな種類ですがそれも人気の理由の1つになっているのでしょう。

あまり深くに行かずに沿岸地域に生息するイイダコは東京湾や瀬戸内海でも獲れるタコです。

栄養やミネラルはどうなの? 数値で確認!

旬をねらって食べるイイダコ。その時にしか味わえないものがあるから人気があるのでしょう。季節物なので栄養は関係ないかもしれません。

でも数値を見てみるとやはり食べ続けられている理由が判明します。イイダコの栄養成分を普段から食べているタコと比較してみました。

★★★ イイダコ
生/100g
マダコ
生/100g
カロリー 64kcal 70kcal
たんぱく質 14.6g 16.4g
カルシウム 20mg 16mg
2.2mg 0.6mg

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

イイダコは丸ごと食べるサイズなら1個が約60g。マダコの足は1本なら約200g、お刺身は1パックが約60g。参考にしてください。

食べ過ぎなければ低カロリーでたんぱく質が摂れる食材です。甘辛く煮つけた子持ちのイイダコは箸が止まらなくなる魔法の味なので程よい分量で止めることをおススメします。

イイダコの後に旬が来る魚です♪鯵との出会いを望んでいるのならこちらをチェック!

ミネラル成分で多いものはカルシウムと鉄でした。魚介類の中で特に多いという訳ではありません。(しじみ生100gは8.3mg)

小松菜100gに含まれる鉄が2.8gなのでイイダコも鉄の摂れる魚介類といってもいいでしょう。

イイダコとタコを見比べても含んでいるミネラルの違いは分かりませんが、数値を見ることでやはりメリットがあることが判りました。

子持ちのイイダコはどうすると手に入るの?

ホントに美味しい時期は意外と短いイイダコ。生息しているのは遠洋ではなく沿岸ですが簡単には捕まえられません。やはりプロが獲ったものを購入するのがベストでしょう。

子持ちのイイダコネットで購入できます。期間は主に2月~3月、旬のイイダコが食べられます。ちなみに国産なら1㎏3000円以上です。

参考までに卵を持っていないオスは約40%オフで購入できます。ツウはイイダコのオスも食べるという噂も聞こえてくるので一緒に注文して食べ比べるのもいいかもしれません。

オスのイイダコはメスと比べると噛み応えが「柔らかい」ので食べる価値があるでしょう。

春の季語にもなっているイイダコ、飯蛸と漢字にすればまたその魅力が分かります。ギッシリと詰まった自然の恵み、季節の変わり目を乗り切るエネルギーを作ってくれるはずです。

スポンサード リンク



このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

Comments links could be nofollow free.

サブコンテンツ

このページの先頭へ