都忘れの開花時期はあの花と同じ? 忘れずに覚えておいて! チャンスは思ったより短期間!?

都忘れ、華やかな洋花ではなく和の花ですね。小さく可憐という言葉が似合う花です。黙って風に揺れている姿に儚げという言葉もイメージさせます。

お花屋さんで見かけることもありますが、決して自分の存在を主張することは無いでしょう。メインになる花ではありません。アレンジに使っても1輪で飾っても静かに優しい風景を描く花です。

都忘れは緊張感のあるお茶席の花にも使われます。硬い空気の中肩ひじを張らない花の姿は心を和ませてくれます。

言われればいつも見かける花ではないことに気付きました。想像とは違うようです。開花時期はいつ? 都忘れを飾ることができる季節を調べてみました。その結果に花を見る目が変わるかも。

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都忘れの開花時期はいつ? 忘れずに覚えておいて!

都忘れの開花時期はいつなのでしょう。都忘れを飾ろうと思っても開花時期と外れていると手に入らないのでしょうか。都忘れの開花時期、答えはコレです。

群れて咲いてもひっそりとした空気がある都忘れ♪健やかに育つことを願います

都忘れの開花時期は4月~5月にかけてです。

都忘れの花が咲く季節は春でした。フォルムが菊チックなので秋の花と思っていませんでしたか。名前もどこか心弾む春ではなく陽が短くなる秋日を思わせます。

予想を裏切って明るい春の光の中で咲く都忘れ。開花時期を勘違いしていたのはどのような花なのかを良く知らなかったのも原因です。この後は都忘れのプロフィールをご紹介します。

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都忘れってナニの仲間? あの花と同グループ??

ひっそりと咲く姿がにあう都忘れ。独りだけれど寂しさを受け止めている花には芯の強さも垣間見えます。その都忘れは植物的に見るとどのような花なのでしょうか。

都忘れはこのグループにカテゴライズされます。

◆都忘れ
キク科シオン属ミヤマヨメナ種

種類豊富なキク科の花です。シオンと聞くと紫苑やハルジオンが連想されますが紫苑(シオン)の花はムカシヨモギ属に分類されます。でも花のフォルムは似ていますね。

ヨメナは漢字で書くと嫁菜。「菜」の字が付いているのは野菜として認知されている証です。春先に出た若い葉を食べますが花が咲くのは夏から秋にかけて。都忘れとは反対の季節です。

春から初夏に咲く都忘れにはヨメナの前にミヤマが付きます。「深山嫁菜」と書けばまた違った印象を受けますね。

本来であれば山間部で咲くミヤマヨメナ。その花を庭など愛でることができるように育てたのが都忘れです。

都忘れはこのミヤマヨメナを観賞するために栽培した品種です。

江戸時代にはすでに園芸用の都忘れが栽培されています。秋にしか見られない菊を春にも咲かせたいという強い願いが結果を出すことにつながったのでしょう。

切り花の都忘れが購入できるのはいつ?

開花時期をと同じ春に迎える都忘れ。華やかな花が多く咲き誇る中でひっそりと花を開きます。

園芸用として親しまれる花なのでガーデニングの候補に挙がることもあるでしょう。その場合は苗を購入して植えるケースが多いようです。苗の販売時期は主に10月~11月です。

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育てるスペースや時間がない場合はお花屋さんで都忘れを購入することが可能です。都忘れの切り花がお花屋さんの店頭に並ぶ時期は開花の時期より少し幅があります。

2月頃にハウスで栽培された都忘れの出荷が開始。その後4月にピークを迎え、量は減りますが6月頃まで出荷が続きます。

年間を通して栽培される花が多い中都忘れが流通するのはこの5か月間だけです。

春の花という印象が薄く、季節の中ではマイナーな存在ですが愛でることができるのは予想外の短期間。切り花としての日持ちは約1週間です。1本の値段はリーズナブルな100円台。

洋物系のアレンジや季節の桜と合わせた和の花活けにも使えます。定番の紫以外に白やピンクの都忘れもあります。この花はナニ? と聞かれること間違いありません。

お花屋さんの店頭で春の花選びに迷った時は「都忘れはありますか?」と尋ねることをおススメします。

花の名前の由来は忘れるため? 忘れないため??

春の花なのにどこか寂しさを感じさせる都忘れ。最後はその花の名前の由来のお話です。「忘れる」という言葉がポイントになるのは予想が付きます。忘れてしまいたいのか、忘れたくないのかどちらなのでしょうか。

都忘れの花の名前の由来を知るためには時代を800年ほどさかのぼる必要があります。1221年に武家と戦い(承久の乱)を交えた朝廷のビッグスリーはあえなく大敗。非情にも配流(はいる)という沙汰が下されました。

そして3人の上皇の1人、順徳上皇が行き着いた先は佐渡ヶ島。その後46歳で命を落とすまで21年間この島で暮らします。

かつては当時最大の都である京で暮らしていた順徳上皇、華やかで賑わいあるパリピな暮らしを懐かしむ日々が続いていました。

そのようなある日、1輪の花が目に留まります。健気に優しく咲いた小さな花がその心を癒しました。花を見てこう決心したのです。

もうこれで都での暮らしを忘れることができる

このことからその花が「都忘れ」と名付けられました。

花を見た季節は「5月」と伝えられています。都忘れの開花時期とも合致しますね。都忘れは諦めではなく今の暮らしを受け止めることを無言で伝えたのでしょう。

都忘れの花言葉には「別れ」の他に「強い意思」があります。名づけ親となった上皇の思いが伝わるワードです。

出会いの季節と同時に別れの季節でもある春に咲く都忘れ。別離の涙とこの後のエールを贈るのに相応しい花です。ぜひブーケやアレンジに取り入れてくださいね。

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