桜の花言葉は怖いの? 秘めた思いをあなたに伝える本音が満開?!

桜の花言葉…この後に続く言葉は純粋でも可愛げでもなく、今回は「怖い」です。せっかくのお花見気分に水を差すようでごめんなさい。でも心配しないでください。

注目度とキレイ度が高すぎる桜はナニかを秘めていることは、間違いありません。それは表立って出てくるものではなく、あまり目にすることができない、深部に隠されているはず…

桜

咲くの咲かないのと急かされた結果、シートに根っこを覆われても、うっかり枝を折られてしまっても、桜は多くを語りません。

開花は科学的に予報ができても、ホントに発したいことは予想がつきません。怖い結果になっても花言葉は桜だから許されます。今年はぜひ言葉も携えてお出かけください。桜の花には…?

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桜の花言葉ホントに怖い? 見た目そのまま??

桜の花言葉に続く言葉として、怖いを付けてしまいましたがの花言葉は決して恐れる必要はありません。まずは、桜のすべてと開花の標本木に指定されている桜の花言葉から。

気まぐれなんて不本意? 見事な咲きっぷりのカンザクラ

花の名前 開花時期 花言葉
サクラ・日本 早春~初夏 ドラマティック 
精神の美
サクラ・フランス 4月中旬~下旬 私を忘れないで
カンヒザクラ 1~3月 善行
あでやか
ソメイヨシノ 3~5月 純潔
優れた美人
チシマザクラ 5~7月 不明

この後は寡黙な桜に変って花言葉を解説いたします。

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フランス人も桜好き? ソメイヨシノだけではありません?!

桜は自然交配・栽培品種を含めて約300の種類があります。その桜すべてを表す花言葉はまず「ドラマティック」長い冬が終わるころ、気が付けば花が咲いた景色にピッタリの言葉ですね。

もう1つ桜に求められるのは「真面目・正直」美しい行いは精神の美から生まれます。枝を折った時は正直に申告して下さいね。

フランス人もお花見が大好きです。花が終わっても私のコトは忘れて欲しくないのは、どこの国でも同じかもしれません。でも桜の木の下でコレを言われたら、お花見が「任務」になりそう…

日本のように桜を忘れて盛り上がることは少ないフランス。少し花に酔うのはやはり桜だからですね。

カンヒサクラ(寒緋桜)は沖縄の開花標本木に使われている種類。善行はともかく艶やか(あでやかな)は花の色が示しています。緋は明るさのある赤。沖縄に相応しい彩度の高いピンクの花が特長。

本州ほど気温が下がらない沖縄はソメイヨシノが咲きません。桜=ソメイヨシノは本州が中心。褒められすぎの花言葉は優れた美人…言われたら「桜のコトよね」と軽く返しましょう。

桜前線が最後に到着するのが、北海道根室市、標本木はチシマザクラ。毎年5月中旬に花が咲き始めます。残念ながらこのチシマザクラには花言葉はありません。

1月の沖縄から北海道の道東根室にたどり着くまで約4ヶ月。時が来れば、咲いてくれる桜に感謝ですね。花言葉は「あなたを待っています」を候補にしたいと思います。

人気度高めの桜たちにも花言葉が! やっぱ好印象?

誰よりも早くお花見をしたい人のために、1月から咲き始める桜もあります。SNS映えよりも、心に焼き付けてほしい桜たちばかり。

河津桜

花の名前 開花時期 花言葉
カワヅザクラ 1~3月 淡泊
思いを託します
カンザクラ 1~3月 気まぐれ
あなたに微笑む
シダレザクラ 4月 ごまかし
優美
ヤエザクラ 4月中旬 しとやか
教養がある
サクラソウ 4~5月 初恋
青春の始まりと悲しみ

桜シーズンスタートを飾るカワヅザクラ(河津桜)淡泊ながら次の桜に「思いを託す」気遣いのできる桜ですね。カンザクラ(寒桜)はあまり耳なじみがないかもしれません。

伊豆地方に多く見られる桜。開花時期は1月頃と予想をしても、その年の気候で咲く時期が変わるので「気まぐれ」と評価。でも微笑んでいるように見える、淡い紅色の花は見逃し禁止。

1本だけでも多くの人を集めてしまうのがシダレザクラ(枝垂桜)ごまかしているつもりなんて無いはずなのに、気が付けば花に呼ばれています。

ヤエザクラ(八重桜)は桜に浮かれすぎた日々への反省を促すように、4月中旬に咲き始めます。裏打ちされた教養が隠せないしとやかさに、勝ち目のない美しさが特長。

番外編でサクラソウ(桜草)を載せました。花の咲く時期が短いので、アオハル(青春)の切なさが言葉になっています。手元における桜として江戸の武士にも愛された歴史ある花です。

怖い花言葉♪本番はここから?!

お待たせしました。ここからが本番です。せっかく桜の花言葉に癒されたのに…などと言わずお付き合い下さい。花言葉の裏社会を検証です。

  • 身近にある怖い花言葉は?
  • ・アイビー(西洋木蔦:せいようきづた)
    死んでも離れない
    不滅・永遠の愛

    ・クワ(桑)
    実:ともに死のう
    花:彼女のすべてが好き

    ・アネモネ
    恋の苦しみ
    紫:あなたを信じて待つ

    ・アンスリウム
    恋にもだえる心
    赤:情熱

    ・シロツメグサ
    復讐
    クローバー(四葉):私のモノになって

    ・リンドウ(竜胆)
    悲しんでいるあなたを愛する
    気遣う心

花言葉の「死・苦・悲」はやはり気になりますね。

ポジティブ? ネガティブ? どちらを選ぶ??

花言葉は明治時代に西洋から伝わり、その後は日本で作られた言葉もあります。西洋での名づけが日本ではしっくりこなくて、その後変遷した花言葉もあります。

アイビーは結婚式や披露宴にも使われます。アイビーが壁を伝わって伸びていく様子は愛が続く様子を表しますが、裏を返せば、ツルが絡まって離れない! にも解釈できますね。

近年人気上昇中! 秋を代表する花にも毒が?

クワは西洋の物語に登場して実は不名誉な花言葉となりましたが、ジャムにして食べることが可能。葉っぱは蚕(かいこ)が食べてシルクの原料になる、お役立ち度は高めの植物。

アネモネは名前も見た目もカワイイけれど、恋愛関連には使いにくい花。エキゾチックなアンスリウムは男子から女子へのブーケには少し重いかもしれません。

四葉のクローバーは花になると花言葉が豹変。万が一私だけの人になってくれない時は復讐が待っています。

花の付いた1本の茎がまっすぐ伸びているのが、リンドウスタイル。周りを寄せ付けない姿が少しネガティブに見えます。根は胃の薬。本来は気遣いのできる花として親しまれていますよ。

お花見は花言葉のようにマナー遵守で

桜の花言葉、暗闇に懐中電灯で顔を照らすホラーのような怖さはありません。気まぐれ・ごまかしは、ギャップ萌えしてしまうワード。桜の好感度の高さの秘密は花言葉にもありそうですね。

花の背景にあるモノを知って花を見に行くと、花の魅力がより一層UPします。特に桜は大勢の人が見に行く花。ぜひ桜の気持ちになって「はしゃぐ」より「愛でる」最優先でお出かけ下さい。

その場所のその木で咲く桜がいつまでも見られることを願って、私は今年もお気に入りの桜に会いに行きます。

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