エンダイブが食べられる時期はいつ? 生でも温でも活かせるアレとは違うレア野菜!?

エンダイブ、あまり見慣れないカタカナかもしれませんが野菜の名前です。野菜コーナーではあまり目立たない存在でしょうか。出現率の低さも影響しているでしょう。

私は他ではあまり扱わない野菜も扱うお店で購入したことがあります。サラダ用の野菜を求めてそのお店に行ったのですが、普段は使わない野菜に挑戦するつもりで買い求めました。

その時お店の人からは「レタスと同じではないけれど」などと適切なアドバイスもいただいたのです。

広く知れ渡るには少し時間がかかるのでしょうか。でもいつもと違う一皿が出来上がります。お店に並ぶ時期は? エンダイブってホントはどんな野菜なのかをご紹介します。

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エンダイブに時期はあるの? おすすめの季節はいつ??

エンダイブの時期。エンダイブを探しても見つからなかったのは時期が外れていたからでしょうか。エンダイブが野菜コーナーに並ぶ時期に対する回答はコレです。

巨大なエンダイブ♪大量消費のレシピ情報を検索しなければ!

エンダイブは年間を通して市場に出荷されています。

ただし出荷される量が地域によって変化します。長野県ではハウス栽培に加えて露地栽培のエンダイブが5月に出荷されます。

1年の中でもエンダイブの流通量が多くなるのはこの5月から10月辺りまで。

エンダイブは白い葉の部分が柔らかく生食も可能です。そのためには日光を避ける作業が必要です。手をかけて育てられたエンダイブが野菜コーナーに並びます。

エンダイブを手に入れたい時はやはり時期を知ることが必要でしたね。ところでこのエンダイブ、どのようにカテゴライズされる野菜なのかをご存知ですか。

次はそのエンダイブのプロフィールに迫りたいと思います。

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似た野菜はあるけれどエンダイブはナニの仲間?

エンダイブはチリチリとした葉の集合体。丸い球形にはなっていなけれどレタスに例えられることもありますね。特にフリルレタスは双子のように似ています。

レタスを植物として分類すると「キク科アキノノシゲ属」という難し気な科に属します。

知ると必ず食べたくなる野菜♪サニーレタスの真実はこちらで! お皿の上にはもうナニも残らない?!

エンダイブは同じキク科ですが「キクニガナ属」の仲間です。苦みがあるエンダイブ、意外と分かりやすいグループに分類されていますね。

大きな括りで見ると同じ科に属していますが、レタスとはエンダイブは別グループの野菜です。

次はエンダイブの栄養を調べてみます。

エンダイブにはどのような栄養が? 意外にもそっち?!

エンダイブは外側の葉の緑がやや濃く、中心に向かってグラデーションのように色が薄くなり白に近づくという特徴があります。

先程も載せましたが日光に当てないことで葉が白くなり苦味が減り柔らかさも増します。さわやか系のエンダイブですがどのような栄養があるのでしょうか。

栄養を数値で見てみます。比較相手には想定通り、レタスを選びました。

★★★ エンダイブ
生/100g
レタス
生/100g
カロリー 14kcal 11kcal
β-カロテン 1700μg 240μg
ビタミンC 7mg 5mg
カルシウム 51mg 19mg

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

エンダイブは1株が350g前後、サラダ1人前に使うのは40g前後。レタスは1玉が約300g。外側の葉は1枚約50g中の葉は約30g。参考にしてください。

サラダの材料となる2つの野菜、どちらもカロリーを気にすることはないようですね。ムシャムシャと食べてください。注目したいのはβ-カロテンです。

エンダイブは緑黄色野菜です。

生食のサラダだけではなくスープや炒め物で食べたい野菜でした。レタスと比較してビタミンCも多く含まれています。

ミネラル成分は代表的なカルシウムを載せました。これもレタスを上回る含有量です。表には載せませんでしたが、エンダイブにはカリウムやリンも含まれています。

エンダイブは一見オシャレ系な野菜ですが摂りたい栄養成分が含まれている野菜であることが分かりましたね。

あの野菜とは別物? 交錯して混乱??

エンダイブはレタスに似ているといわれています。私もレタスが無かった時にエンダイブを購入しました。エンダイブは葉物野菜です。

でもとある野菜と呼び方が似ているために混乱をしているという噂があります。その野菜は「チコリ」です。思いっきり小さくした白菜のような洋野菜です。

エンダイブとチコリは別のもの、違いをまとめてみました。

  • エンダイブ
  • 別名:キクジシャ・ニガチシャ
    英語:Endive(エンダイブ)
    フランス語:Chicorée(チコレ・シコレ)

  • チコリ
  • 別名:キクニガナ
    英語:Chicory(チコリー)
    フランス語:Endive(アンティーブ)

緑の葉を持つ野菜「エンダイブ」ですがこれは英語圏での呼び名。フランスではこれがチコレなどと呼ばれています。

白や紫の長さ10cmのつぼみ状の野菜が「チコリ」です。フランス語でアンティーブと呼ばれますが、エンダイブとスペルが同じ。これが混乱の元ですね。ちなみにチコリは淡色野菜の仲間です。

出会う機会の少なさや、苦いという評判でエンダイブをレシピに取り入れることはあまりないかもしれません。苦みは加熱で減らすことが可能です。

私も外側の葉は加熱していただきました。ベーコンと刻んだエンダイブのスープはシンプルだけどコクがある一皿になります。

簡単でオシャレを実現できるエンダイブ、また買いたくなる緑黄色野菜になってくれるでしょう。

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