みりんのアルコールは子供でも大丈夫? プロ推奨のあの技でみんなが食べられます!!

みりんは登場回数の多い調味料です。我が家もみりん無しの生活は考えられません。みりんでつける甘味にはコクがあります。煮物や色々なつけダレにも必須アイテムです。

今ではみりんはフツーにスーパーで買えるようになりましたが、以前は酒屋さんでしか売れない商品でした。理由はアルコールの度数にあります。

みりんのアルコール度数は意外と高めなんです。アルコールがしっかりと入っている調味料を毎日使って大丈夫…

家族が共通して食べるレシピに使ってもいいのかしら、 味を考えるとやっぱり使いたい。子供が食べても平気なの? みりんのアルコール。まさか酔っ払っちゃったなんてセリフ言わないよね…

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みりんのアルコール♪子供は大丈夫? 飛ばす??

みりんのアルコール子供には大丈夫なのでしょうか? みりんのアルコール度数は約13~14%。こんなにアルコールが含まれているみりんは子供に使って大丈夫なのでしょうか?

クセのある青魚もこれなら食べられます♪

一口に子供と言っても特に気になるのは幼児ですね。大人と同じレシピを食べ始める時期にみりんは大丈夫?

みりんは幼児期のレシピに使っても大丈夫です。ただし条件があります。みりんのアルコール分を飛ばして使います。

みりんを加熱しないで作るレシピの場合は必ずアルコールを飛ばしてから使いましょう。

煮物や煮魚など最初から火を入れる手順が組み込まれているレシピでも、月齢の低い幼児にはアルコールを飛ばしたみりんを使うことをおススメします。

みりんのアルコール度数13~14%は、シャンパンの12%よりもやや強め。アルコールの分解ができる体質の大人であれば気にならない数字。でも子供には少量でも負担になる数字です。

ちなみにみりんは酒税法では「お酒」に分類されます。なので未成年は購入できません。みりんは大人が買う調味料なんですね。それでは大人にも美味しいみりんのアルコールの飛ばし方実践編です。

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飛んでいけアルコール!方法は3つ!!

みりんのアルコールを飛ばすと先ほどから連呼しておりますが、これにはきちんとした用語があります。みりんのアルコールを飛ばす作業は「みりんを煮切る」と言います。

アルコールを飛ばしたみりんは「煮切みりん」と呼ばれます。これを作る方法は3つから選んで下さい。

  • 煮切みりんの作りかた
  • ・電子レンジを使う
    みりん大さじ1を深めの容器に入れて、ラップをしないで約1分加熱。

    ・お鍋を使って火にかける
    みりん100mlをお鍋に入れ沸騰させます。1分~1分半沸騰を続けてアルコールを飛ばします。

    ・火入れをする
    沸騰したみりんにチャッカマンなどで火をつけてアルコールを飛ばします。3つの中ではアルコールが1番飛ぶ方法です。火の扱いには十分気を付けて下さいね。

アルコールは78度で沸点に達します。水より低い温度で沸騰しますが十分に加熱をすればアルコールを飛ばすことができます。

アルコールを飛ばしたみりんは保存が効かないので、残った場合は冷蔵庫に入れて早めに使い切りましょう。

子供が食べるための「煮切みりん」の味が気になりますよね。アルコールを飛ばしたみりんの真実を知りたいと思います。

煮切みりんでプロの味♪★★★の仕上がりになる?

アルコールを飛ばしたみりん。しかも子供のためと聞くと味は二の次になっているようで不安。でも煮切みりんにはメリットがあります。

アルコールを飛ばすことでみりんに含まれるうま味と甘味だけを活かすことができる。

みりんを加熱しても飛んでしまうのはアルコールだけです。発酵食品のみりんにはグルタミン酸やロイシンなどのうま味があります。甘味にはブドウ糖以外にオリゴ糖なども含まれています。

「煮切みりん」はみりんの製造をしている側もおススメするみりん本来の使い方です。

和食に使うことが多いみりんですが、甘味と凝縮されたうま味の煮切みりんなら洋食のコク出しやドレッシングにも使えますね。

アルコールを飛ばせば0.00%になる?

みりんを沸騰させてアルコールを飛ばした「煮切みりん」実はアルコール分が0.00%にはなっていません。正しいアルコール度数を知るためにはアルコールチェッカーを使う必要があります。

煮切みりんを使ってもアルコールが心配な場合もあり得ます。そんな時はみりんの隣に並んでいる新みりんやみりん風調味料が気になりますよね。

残念ながらこれにも1%未満ですがアルコールが含まれています。みりん風調味料には食塩が含まれているモノもあるので別の観点から注意をする必要もあります。

最近はムスリムの方のために作られたノンアルコールのみりんも出ています。みりんのアルコールにこだわる方はネットで購入も可能です。

戦国時代にはすでに甘いお酒として飲まれていたみりん。中国から伝来した・日本で誕生したという説があります。みりんの持つ味や効果が無ければ和食も成り立ちません。

味覚を育てるためにもみりんはお役立ちアイテム。煮切みりんで美味しい食卓をみんなで囲んで下さい。

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