ロメインレタスとレタスの栄養は違う? 葉の厚みには侮れないパワーがある??

ロメインレタスとレタス、店頭で手に取る確率が高いのはレタスでしょうか。季節を問わず野菜コーナーに並んでいるレタス。レタスを使うレシピはサラダだけではありません。

チャーハンやスープにも使えます。手でパパっとちぎっていれられるのも助かるポイントです。そんなレタスに対してロメインレタスはどうでしょう。レシピは限定的なイメージがありますね。

いつもより少し力を入れて作るレシピに使うことが多いロメインレタス。名前の長さもランクを上げることに貢献しています。

もっと気軽にレシピに取り入れるために調べてみました。売り場で見かける機会も増えています。それならば栄養は? ロメインレタスとレタスにはナニか違いがあるのでしょうか。調べました。

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ロメインレタスとレタスの栄養は? ナニか違いが??

ロメインレタスとレタスの栄養。ロメインレタスとレタスは同じ「レタス」ですが栄養に違いはあるのでしょうか。ロメインレタスとレタスの栄養を表にしてみました。

肉厚のロメインレタス♪炒め物にもピッタリ!

★★★ コスレタス
生/100g
レタス
生/100g
カロリー 16kcal 11kcal
β-カロテン 510μg 240μg
ビタミンC 8mg 5mg
カルシウム 29mg 19mg

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

コスレタスは1枚約10g、レタスは外側の葉1枚約50gです。参考にしてください。

上記の表ですが気になる箇所が幾つかありますね。「ロメイン」ではなく「コスレタス」となっています。名前が違うので別の野菜の栄養成分ではと疑問がわきます。

他には栄養成分の違いです。レタスと比較して「コス」とついたレタスは栄養成分に違いがあるという箇所もチェックしたいポイントでしょう。

この後は表にあるロメインとは違うレタスの名前と栄養成分について解説をしたいと思います。

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略して呼んでいる? それとも別の理由が??

ロメインレタスとレタスの栄養を比較した表、ロメインレタスではなく表には別の名前で載せました。ロメインレタスを略したら「ロメレタス」になると予想できるので略称ではなさそうです。

「コスレタス」にしたのにはこのような理由があります。

ロメインレタスの原産地である島の名前が「コス」だったので「コスレタス」と呼ばれている。

コスで採れたレタスは一旦ローマに到達、そこから各国に広まったためにローマのレタス「ロメインレタス」の名前が主流になったようです。

フリルの色が赤に見える? 太陽の野菜「サニーレタス」の隠れた栄養は要チェック!

ローマというメジャーな都市名のおかげでおもてなし料理にも使える野菜として定着したのでしょう。次はその栄養成分の解説に移ります。

ほんの少し足りない? でもほぼほぼ濃い目?!

買いたくなる食べたくなる名前となったロメインレタス。そのレタスにも色々な種類がありますが、ロメインレタスはイタリア野菜にカテゴライズされることもありますね。

丸いレタスと比較すると白菜に似た形状。外側から1枚づつ外して使えるのは便利です。前置きが長くなりましたが栄養成分のお話に移りましょう。

最初に載せた表にあるようにレタスよりβ-カロテンの含有量は多めです。でも緑黄色野菜と認められるのはβ-カロテンの含有量が100g中600μg以上。

残念ながらわずかに足りないロメインレタスは緑黄色野菜ではありません。

それでもレタスよりビタミンCも多く含まれています。カルシウムもレタスを上回る数値です。

その他含んでいるミネラル成分は、マグネシウムやリンがあります。

エネルギーの代謝を助ける重要なミネラル成分です。

そして葉酸は120μg、レタスは73μgなのでこちらもロメインレタスが上。

洗ってカットをして加熱をしないで食べられるロメインレタスなら含有量の減少が防げます。ホームパーティーのサラダも身体のことを考えて提供できますね。

ロメインレタスに旬はあるの? 選び方も!

ロメインレタスは年間を通して野菜売り場に並んでいます。1年中食べることができますがロメインレタスの美味しい季節があります。

それは春から秋にかけてです。

ハウスではなく露地で育ったロメインレタスが市場に出る時期。ロメインレタスの故郷の気候(気温15°~20°)と同じような条件で主に信州で栽培されています。

どちらかというと大皿料理を作る機会が多いパーティーシーズンに購入したくなるロメインレタスですが、それ以外の季節にもぜひレシピに取り入れてくださいね。

選ぶ時のチェック箇所は葉が集まっている芯の部分、ここが白く葉がキレイな緑の瑞々しさがあるものを選びましょう。

保存は冷蔵庫の野菜室で芯を下にして立てておくと日持ちが良くなります。

ロメインレタスと聞くとチーズやクルトンを合わせたくなりますがそれだけではありません。いつものサラダのようにトマトやブロッコリーを組み合わせれば緑黄色野菜がプラスできます。

炒めものやスープなら野菜の摂取量を増やせますね。普段の食卓に今日から使える野菜としてロメインレタスを強力に推したいと思います。ぜひ手に取ってみてください。

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