加湿器をしまう時期は? 春でも夏でも出番はあるの?!

加湿器・ホットカーペット・温風ヒーター、気温が低い時期に活躍してくれたこれらの機器をいつしまうかは、地域や住まい、家族構成でも変わってきますね。

そろそろ片づける? まだもう少し出しておく? 地域によってはお花見の時期に、しまう日の検討開始となることも。春と言っても季節の変わり目の寒暖差に注意が必要です。

湿度計

加湿器はしまう時にはしっかりと掃除をする必要があるので、特にしまう時期に迷うコトがあります。

温度が上がれば湿度も上がる。気温が上がればキレイにして片づけを検討して大丈夫? しまう時期はどうしていますか、加湿器。乾燥も心配だけどやっぱり使い方に注意が必要… 調べてみました。

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加湿器をしまう時期♪春と共にしまいますか?

加湿器をしまう時期。乾燥した空気が段々と湿り気を帯びてくる季節になると加湿器をしまう時期が来た! と思います。でも加湿器をしまう時期、意外と判断に迷いませんか?

手入れのしやすい加湿器を選ぶのも大事です♪

気象庁の調べでは乾燥注意報が出ない月は「7・8・9」の3ヶ月だけ。レアケースですが、梅雨のイメージがある6月に乾燥注意報が出たこともあります。

気温だけを見れば暖房の必要は無くなる月でも、空気が乾燥している時期は9ヶ月間続くとも言えるのです。空気の乾燥具合の感じ方は人それぞれかもしれません。

でも乾燥に悩む人のために毎日湿度を観測して、注意がある時は警報を出してくれる気象庁の湿度から、乾燥した空気の実態を調べて行きましょう。

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乾燥注意報の判断基準は?

空気の乾燥度の公的な数字は気象庁発の数値です。判断基準があるのですが南北に長い日本に合わせて地域によって数値が変わります。

◆比較的空気の乾くコトが多い東京の判断基準はコレ。
最少湿度:1日の中で1番低い湿度が25%
実効湿度:木材の乾燥状態から見た湿度が50%

この2つの数値から乾燥注意報が発令されます。注意報が発令された日の湿度だけで判断するのではなく、数日間の湿度を測定して乾燥注意報を発表。

乾燥注意報で空気が乾いていることを知ることはできても、実はその前から乾燥は始まっているのですね。

乾燥注意報が発令される第1の目的は火災への注意。木材の乾燥度を見るのは木造家屋の多い日本ならではですね。そして最少湿度25%の空気での影響は他にももちろんあります。

さわやかな空気だけどやっぱり心配なコトも?

乾いた空気はカビが生えない・お煎餅が湿気ないなどメリットもあります。高温多湿の日本で、外気のさわやかさを感じて「まるでカリフォルニアみたい…」と言うのは私だけ?(行ったことありません(笑))

湯気

でも1日の最も低い湿度25%。乾いた状態が続けば、目に見えない空気の中ではこんなことが起こっています。

  • インフルエンザウイルス
  • 気温22度 湿度20%

    この環境で6時間後、約6割のウイルスが活動

    気温22度 湿度50%

    この環境で6時間後、ウイルスの活動は1割以下

    インフルエンザウイルスが活動する環境は湿度がカギという説があります。数字からも分かりますね。

  • 花粉症
  • 湿度40%以下
    喉や鼻の粘膜が乾燥して呼吸器系統の症状がひどくなることも。乾いた空気の中では花粉も飛びやすくなるので、外からの花粉が室内に入り込む心配があります。

    スギ花粉は雨が降った次の日が要注意と言われます。雨が止んで湿度が下がると花粉が大量飛散をするためですね。

  • ドライアイ
  • 室内の温度をエアコンで約15度上げると、湿度が約半分に下がる調査結果があります。冬の平均室温10度を快適温度の20度に上げればもちろん湿度も下がります。

    エアコンをつけて湿度が50%以下になると、ドライアイを招く環境と言われています。乾燥した空気は目にも注意が必要ですね。

インフルエンザに花粉症そして夏のドライアイ対策。乾いた空気に加湿器は予想より長い期間、心強い味方になってくれそうです。そして「加湿器をしまう時期」はいつがイイのか?

加湿器をしまう時期は5月の中旬~下旬

出すのは10月初旬

地域で変わりますが、5月に入れば天候も安定して「暖房を使うことが減少・6月に入れば外気の湿度が上がる」このことから、しまう時期は5月をオススメします。

夏場のエアコン対策として「ぬれたタオルを下げる・お湯を入れたコップを置く」のマイルドワンポイント加湿で対応しましょう。過度な湿気はカビの発生が心配です。

朝晩の気温差が広がる10月は外気も乾きはじめます。ここで出しておけば、急な冷え込みにも対応できますね。そして加湿器は使い方にも注意が必要ですよ。

心地よい湿度のための使い方♪注意したい5つのこと!

加湿器はとても便利ですが使う時には注意点もあります。少し面倒と思っても快適な空気のためにはぜひ行って下さい。

1.湿度は40~60%で設定。
2.エアコンの風が当らない、腰から上の場所に置く。
3.水は毎日取り換える。
4.水道水を使う。
5.こまめに加湿器を掃除する。

加湿器にカビは逆効果! その前に対策を!!

湿度が60%を超えるとダニの活動が活発になります。カビの発生も心配なので60%を超えないようにしましょう。温度センサー付きの加湿器はエアコンの風が直接当たると誤作動の原因になります。

加湿器で雑菌をまき散らすことは大変なデメリット。水のキレイ度はとても重要です。微量の塩素が含まれている水道水は雑菌を減らすことも可能。

水は毎日換えるのはもちろん、タンクやふたもその都度洗います。フィルターの掃除は1週間に1度は行って下さい。

マンションなど密閉度が高い部屋でエアコンを使うと夏でも乾燥が気になることが多くなっています。湿度を上げるために加湿器を使う例も少なくないようですね。

湿度が高い季節なら窓を開けて空気を入れ替えれば乾燥も改善できます。でもイネ科の花粉や大気汚染が気になって、窓は開けたくない! なんていうことも。

加湿と空気清浄が1台で出来るタイプもあります。加湿器はしまう必要が無いくらい活躍してくれる家電になっているようです。年間を通して活躍できる加湿器を選ぶのもポイントですね。

でもどんな加湿器を使っても、お手入れはマスト。「キレイな空気と快適な湿度」で過ごすためには忘れず行って下さい。最後になりましたが、お部屋の湿度を知るのための湿度計も用意して下さいね。

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