ハーブと香辛料の違いは? どちらも欠かせない存在!? 細やかな違いがもたらす魅力があるの??
ハーブと香辛料。料理本などに出てくるワードとしてすっかり定着しました。これがなければ成立しないレシピもあります。日常使いのスーパーにもそれぞれのコーナーがありますね。
欠かすことができないハーブと香辛料。サクッと使うだけでいつもの一皿をランクアップさせることもできます。上手に使えばエキスパートになった気分も味わえそうです。
植物をそのまま使ったりすることもあります。乾燥させたドライ状態で並んでいるものもありますね。
似て非なる関係にも見えます。気軽に使っているけれど基準があるのでしょうか。違いは? ハーブと香辛料。使いこなすために知っておきたいことを調べました。
ハーブと香辛料の違いは? ナニで線引き??
ハーブと香辛料に違いはあるのでしょうか。ハーブと香辛料はどちらも料理のアクセントになりますがやはり違いがある予感がします。ハーブと香辛料の違いを表にしてみました。
飽きずに続けられます♪無限サラダチキンになりますね!
★★★ | ハーブ | 香辛料 | 部位 | 葉・花 | 実・種・根 |
---|---|---|
状態 | 生・ドライ | ドライ | 目的 | 癒し・緩和 | 防腐・防臭 |
売り場 | 野菜コーナー | 香辛料コーナー |
香辛料は英語にすると「Spices(スパイス)」。食品を区別する時に大きな括りとして香辛料があります。その中でスパイスとハーブにカテゴライズされます。
今回この記事ではスパイスの和訳「香辛料」と「ハーブ」でお話を進めます。どちらも「植物」のある部位を使っているという共通点がありますね。
摘んだ葉や花にお湯を注いでお茶にできるのはハーブの大きな特徴でしょう。一方の香辛料は乾いた状態で瓶などに入ったものを使います。そのためにスーパーでのコーナーも違いますね。
公的な見解もあるようですが、クッキングの現場ではこのような違いになるでしょう。
それぞれの風味をレシピに活かせるのがハーブ。
独自の香りを食材にもたらすのが香辛料。
もしかしたらどちらも使わなくても大丈夫かもしれません。でも1度使ってしまうと物足りなさを覚えるのは共通点といえますね。
この後は「香辛料」と「ハーブ」それぞれの魅力に迫りたいと思います。
ハーブの魅力は新鮮? アピールポイントはフレッシュ!
自分で育てることができる。これもハーブの魅力の1つでしょう。花や葉はフレグランスとして使うこともできますね。
そして最近は野菜売り場で見かける「生のハーブ」が充実していることに気が付きました。
もしかしたら和製のハーブ? 季節限定の緑の葉は心地よい刺激?! 木の芽って知ってる??
スイーツに添えるとそれだけでカフェっぽくなるスペアミント。トマトと並べると気分はイタリアンのスィートバジル。白身魚のソテーにのせるだけで見た目もアップするタイム。
使い切ることができる分量が保存にも便利なパックに入っている使いやすさもポイントです。
ハーブは香りだけではありません。そのものが持つ唯一無二の味は目も口もお腹もリッチな気分にさせてくれます。
香辛料は乾いているから保存も可能? ズラッと並べてる?
香辛料はハーブと比較すると乾燥した状態で売られていることが多いですね。ガラス瓶に入ってズラリと並んだ香辛料を見ているだけで料理上手になった気分になれます。
今ならどこでも手に入る香辛料。かつては胡椒ですら原産地から消費国への輸送を考えると大変な贅沢品でした。
フォルムと香りはスパイス界の女王レベル? 八角の秘密はこちらで!
香辛料の1番の役目は「香り」をつけること。そしてもう1つは「辛味」も加えることができます。唐辛子はその代表ともいえますね。
香辛料は1つだけではなくブレンドした状態で使われるという特徴もあります。
チリパウダーは唐辛子の粉にオニオンやクミンなどを粉にして混ぜているメキシカンなミックスタイプ。日本には七味唐辛子があります。小さな粒には柑橘系の皮や海苔の姿も見えます。
産地直送の香辛料もあるの?
乾燥タイプでビンに入っているイメージの香辛料。数え切れない香辛料ですがその中には産地直送で使っている香辛料もあります。代表的なものはショウガ。
野菜売り場で見かけるショウガですが、海外ではドライタイプの粉で使われることがほとんど。
生姜焼きや冷奴の薬味に欠かせないショウガは生を下ろすから香りも強く感じられます。
他にはサンショもそうですね。粉で使われることもありますが、5月~6月に採れる実を茹でて自家製の実ザンショの香辛料が作れます。
葉はそのまま「木の芽」としてタケノコやすまし汁に彩りと独特の香りをプラスしてくれます。
生のワサビも忘れてはいけないフレッシュな香辛料。澄んだ水と酸素豊富な適温の中でしか育つことができないわさび。辛味だけではない爽快さのある味は贅沢な香りと辛味をもたらしてくれます。
ハーブも香辛料にもナニかを求めたりしますが1番の効果は料理の味や香りを高めてくれること。
ハーブ・香辛料でいつもの一皿のビジュアルを変えることも可能です。難しく考えないでいつものトーストにシナモンシュガーから始めましょう。
スポンサード リンク
- ハーブのフェンネルとディルの違いは? やがて判明する真実?! グルメなあなたはもう食べてる!?
- 電気ストーブと石油ファンヒーター! 電気代が安いのは?
- サフランは香辛料♪味は? 花が持つ神秘の黄色い秘密に迫ります!!
- 本わさびと生わさびの辛さは違う? どちらが辛いの?
- パプリカがスパイスに? 使い方は?? 色だけじゃない主張しない味と香りでグローバルに!?
- 桜鯛と真鯛にはどのような違いがあるの? 祝福モードの出ばなをくじかないためのチェックポイントは??
- わさびの効果チューブでもあるの? そのわさびなら大丈夫?? 肌にもイイの?!
- 草餅とよもぎ餅に違いはあるの? 歴史が教えてくれる草の違いってナニ??
- オリーブオイルの効果は加熱で変わる? 生の時との違いはナニ!?
- シナモンの効果は時間がポイント? 肌にも髪にも効果があるのはその時間??
- セスキ炭酸ソーダと電解水の違いは? 予想外の洗浄力があるのはどっち?!
- ミントとハッカの違いは? 知ればスッキリ! あなたも爽やかライフの一員に?!
- すだちとライムには味の違いがあるの? レシピと香りから読み解く答えはシトラス??
- 八角はスパイス♪あの香りとその正体は?? 代用できるものはある?
- 紫式部と小紫には違いがあるの? ワンシーズンに留まらない魅力ってナニ?!