界面活性剤とは? 分かりやすく言えば毎日使う化粧品にも入っています!!

界面活性剤…様々な意見がありますが、これを使わない日はまず無い! と言い切れるくらい役に立つ成分です。でも界面活性剤はどうしてもイメージとしてはマイナス。

こんなに使われて便利にしているのにネガティブなイメージが先行してしまう理由はナニなのでしょうか。例えば界面活性剤を誰にでも分かるように説明することは出来ますか?

きっとなんとなく言葉は知っていても、どうしてネガティブな存在として捉えられるのか…説明できないのは確かです。

お家にあるあれもこれも実は入っていたりします。これがあるからキレイが保てるというのは過言ではありません。分かりやすく解説します。界面活性剤とは? 仲良くなれる予感がしてきませんか…

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界面活性剤とは? まずは分かりやすくね!

界面活性剤とは…しかも分かりやすくです。界面活性剤とは? と聞かれて分かりやすく解説解明したいと思います。界面活性剤を分かりやすくまずはサックリとまとめると…

歌って踊って覚える界面活性剤♪

◆界面活性剤とは?
水と油を混ぜることができる物質。

ことわざで「水と油」という例えがあります。あの人とあの人は水と油…などと使いますね。この混じり合わない2つの仲を取り持つのが界面活性剤。

人間に例えれば「秀でた調整能力を持つ、物腰柔らかな性格の良い人」と言えそうです。(なかなか出会えませんが)しかもさほど時間をかけずに、混ぜ合わせてしまうなんて神レベルの仕事ですね。

自然界にも界面活性剤は存在します。卵の黄身に含まれている「レシチン」はお酢と油の仲を取り持ってマヨネーズを作ります。マヨラーは卵黄レシチンに感謝しましょう。

そして、水と油が仲良くなった状態が続くことでできる仕事は1つだけではありません。界面活性剤と仲良くなるためにもその働きを確認したいと思います。

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まかせて安心! 界面活性剤のお仕事は?

本来なら混じり合わないモノ同士が和睦をすることができる、界面活性剤。水分と油分が混じり合うことでこのような働きをしてくれます。

  • 乳化:水と油が混ざる
  • 水性の成分と油性の成分が混じり合って安定すればアイスクリームやマーガリンもできます。

  • 浸透:水が染み込む
  • 水が持っている表面の張力を低下させて繊維に入り込みやすくします。

  • 泡:泡を作る
  • 水分の中に空気を入れて泡を作ります。水成分が安定した泡の状態が続きます。

界面活性剤を使っている製品の代表は衣料用洗剤ですね。界面活性剤が持つ代表的な働きを利用して汚れを落としています。

働き者の界面活性剤は化粧品やシャンプーなど直接肌に使う製品にも使われています。この後は肌ケアと界面活性剤についてのお話です。

界面活性剤の無い世界…想像できる??

手に取るととろみのあるコクが癖になるジェル。押すだけで泡が出てくる便利なボディーソープの原液。これはすべて界面活性剤のおかげです。

水と油を界面活性剤で前もって混じり合わせておくことで使い心地の良い製品が出来上がります。

スキンケアだけではなくメイク用品にも界面活性剤は使われています。界面活性剤でメイクをして界面活性剤を使ったクレンジングでメイクを落とすのが現実。

界面活性剤が入っていないモノの方が肌に優しいので選ぶときには気をつけましょう…と言われても0にすることはまずムリなのかも。

肌に直接使うモノは色々心配、でも知れば大丈夫「鉱物油」だって…

安全なイメージの固形石鹸の原料の「石鹸素地」も界面活性剤です。(私は安全がセールスポイントのメーカーの石鹸で肌トラブルを起こした経験があります。)

日常の汚れを落とすためには界面活性剤は欠かせないアイテム。そして肌を守るためにも界面活性剤は必要です。

界面活性剤は危険? 確かな理由はある??

動画にもありましたが界面活性剤は4つのタイプ(アニオン・カチオン・両性・ノニオン)に分けられます。その4タイプの中に数えきれないほどの界面活性剤と名付けられた物質があります。

化粧品に使う界面活性剤は1000種類ほどあるそうです。我が家にある肌に使う製品の中で界面活性剤を使っていないモノは、ワセリン・オリーブオイル・ホホバオイルでした。

実はこの中のホホバオイルを顔に使ったらかゆみが出てしまったので、ホホバオイルは膝やかかとに使っています。(まったくトホホな経験談ばかりで申し訳ありません。)

顔に塗るクリームとして長年愛用している製品には界面活性剤が使われていますがこれは肌トラブルを起こしたことがありません。

個人的な体験かもしれませんが必ずしも天然成分100%だからトラブルが無いとは言い切れません。界面活性剤を使って作られた製品でも安全に使えるモノが沢山あります。

製品の裏面などにある成分表示には界面活性剤も記載してあります。例えば泡を作るための「コカミドMEA」は新生児の全身に使える泡ソープに入っています。

「ステアリン酸PEG」は様々なスキンケア製品に使われている界面活性剤。パラベンフリー・アルコールフリーの製品も界面活性剤で、油分と水分を馴染ませてテクスチャーを上げています。

先程の「界面活性剤が入っていないモノが肌に優しい」というアドバイスはもっと掘り下げる必要がありますね。

洗浄力が強い界面活性剤を使ったクレンジングを使い続ければ肌には負担になります。肌トラブルの心配も出てきます。

界面活性剤そのものよりどう使いこなすかが重要です。

界面活性剤は日常生活には無くてはならない物質です。でも界面活性剤を使わないという選択肢もあります。

便利さや心地よさを手放したくない私は界面活性剤を日常から0にすることはできません。程よい距離と分量で界面活性剤との仲を保ちたいと思います。性格の良い友達ですから…。

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