化粧品のグリセリンの効果を再確認! 基本に忠実な仕事で肌を守ります!!

化粧品の箱の裏にかいてあるグリセリン。グリセリンが入っているんだと思いつつ、グリセリンと聞くとなんだか化学物質っぽい名前で、肌にホントに効果があるのか心配にもなります。

肌に直接付けるもの、しかも毎日使うものだから効果はもちろん、安全性も気になります。グリセリンって化粧品以外にもつかわれているはずだから、肌につけて大丈夫なのか知りたくなります。

乾燥している時はグリセリンの文字を見る回数が確実に増えます。混合肌だけど乾燥に悩む私もこの原料を頼りにしているはず。

昔から使われています。ニトログリセリンとも関係があるようですが、決して危険なモノではありません。グリセリンを含んでいる化粧品の効果は? 含まれている意味と安全性を調べてみました。

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化粧品のグリセリンの効果は? 両手を頬に当てて実感??

化粧品のグリセリンの効果はナニがあるのでしょうか? 化粧品に含まれているグリセリンは化粧品を構成する、代表的な成分ですね。まず化粧品のグリセリンの効果から。

グリセリンは手作り化粧水に使われます♪

  • 化粧品のグリセリンの効果は?
  • 肌を保湿するために含まれています。

  • 保湿が出来ている肌とは?
  • 肌表面は適度な油分で保護され、肌内部の水分が適正量の状態で保たれている状態。

  • グリセリンの特長は?
  • ・水分を吸収する性質がある。
    ・他の成分と混じりやすく質感を保つ。
    ・水と混ざると熱を発する。

    肌の水分量を保ち、製品の使い心地が変わることを防ぎます。

水とグリセリンを混ぜると熱を出すので、肌につけると温かく感じる製品にはグリセリンが多く含まれています。

化粧品に求める効果、殿堂入り第1位は保湿。水分が減少した乾燥した肌はシワの原因、バリアで守られない肌は刺激でかゆみが出ます。グリセリンは保湿に欠かせない成分の1つです。

長所が多いグリセリンですが、カタカナ表記の名前からどうしても化学的で肌には良くないイメージがぬぐい切れません。より詳しいグリセリン情報を調べてみました。

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グリセリンはナニからできているの?

グリセリンは爆薬のニトログリセリンの原料にもなっています。そんな化学的製品から、医薬品や食品の添加物として幅広く活躍。もしかしたらグリセリンを使ったことの無い人はいないのかも…。

そんなグリセリンはナニからできているのかを調べました。グリセリンは2つの種類があります。

1.天然由来
植物の油を使って作ります。ヤシの実などが使われます。
2.石油由来
合成グリセリンと呼ばれます。不純物が少ないことが特長。

食品添加物用や化粧品用など目的別にグリセリンは製造されています。化粧品にグリセリンが使われるもう一つの理由は、コスパがあります。

しっとりとした保湿をする成分にはヒアルロン酸もありますが、こちらはお値段が高いのが難点。それに比べるとグリセリンはお値段もほどほどで、保湿効果が高いコスパな原料です。

最近は天然由来のグリセリンが主流になっているようですが、化粧品のレベルやランクでどちらを使うかを判断する例も。気になる時はメーカーさんに質問してみましょう。

私は様々な肌に対応した化粧品を出している、無印良品さんに電話で聞いて見ました。無印良品の化粧品は、天然由来のグリセリンを使っていると教えてもらいました。

濃グリセリンやジグリセリンなど、肌により良い効果が期待できるグリセリンも登場しています。こちらも有害性はありませんが、トラブルが出た時はやはり使用を止めて専門医に診てもらいましょう。

グリセリンはホントに安全なの?

1779年にオリーブオイルから発見されたグリセリン。実は人間の身体にもグリセリンは貯蔵されています。あまりうれしくありませんが、中性脂肪はグリセリンでできています。

長い歴史を持ち、体内にも存在し、食品にも使われるグリセリン。

製造側でも調査をした結果、有害な成分は含まれていません。

化粧品として肌に使う場合も刺激の少ない成分として認知されています。どんな成分にも共通していますが、アレルギー反応やかゆみが出る可能性は0ではありません。

使っている化粧品で肌にトラブルが出た時はまず使用を中止しましょう。中止をしてもトラブルが改善しない時は皮膚科の診察を受けましょう。

それ肌に悪いよね…決めつけないで知って欲しい化粧品の防腐剤のお話はこちら!

濃グリセリンやジグリセリンなど、肌により良い効果が期待できるグリセリンも登場しています。こちらも有害性はありませんが、トラブルが出た時はやはり使用を止めて専門医に診てもらいましょう。

オーガニックや天然由来をうたう化粧品のカタログを見ると、製品の特長である花や植物オイルに目が行きがちです。でも成分をよく見るとグリセリンがしっかりと含まれています。

肌につけるためのクリームの延びや、湿感を保証するとろみはグリセリンが欠かせません。グリセリンのメリットを知って、恩恵を余すことなく享受しちゃいましょう。

グリセリンとワセリンの違いは?

グリセリンとよく似た成分にワセリンがあります。化粧品の成分としてはよく似ていますが、このような違いがあります。

・グリセリン→肌の保湿。他の成分とコラボすることで効果が高まる。
・ワセリン→肌の保護。これだけでも使うことが出来る。

グリセリンが含まれている化粧品の成分には、水分の蒸発を防ぐヒアルロン酸ナトリウム(NA)やコラーゲン類が含まれています。

2つがコラボすることで肌を外気から守り、潤いをキープできる肌にしてくれます。

周りの空気の湿度の影響を受けやすい性質があるグリセリン。肌に当たる空気が乾いていると、グリセリンが皮膚の水分を吸収して、肌を乾燥させてしまいます。

グリセリン単体では肌に悪い成分となってしまいます。グリセリンが肌に良くないという説は、グリセリンだけの性質を見て出たようです。

化粧品の成分を見るときは必ず2つの成分を確認してください。保湿と肌を整える効果が同時に期待できます。

名前を聞いただけで「それ肌に良くないよね?」と判断するのはもったいないですね。しっかりした効果が得られる工夫や技術が化粧品の中に凝縮されています。

あなたのための化粧品を選ぶときは、箱や容器だけではなく、小さな文字で書かれた成分をしっかりと確認することをおススメします。

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