伊予柑の季節は? 旬は予想外に短い!? パサパサ問題にも言及!!

伊予柑が店頭に並ぶと思わず手に取ります。地域を表す歴史ある地名がついた柑橘類の代表です。レモンやライムも柑橘類ですが、日本の柑橘類には特徴があります。

皮をむいてそのまま食べられるみかんなどの柑橘類が、日本には沢山あります。レモンやライムは果汁を搾って使うことがほとんど。グレープフルーツやオレンジもありますが、皮が手でむけるのはホントに便利

皮をむくことすら面倒、なんて意見もあります。でも柑橘類好き・伊予柑好きなら、それさえも楽しんじゃいますね。

古くから受け継がれた地名に恥じない美味しさがあります。食べる時は旬を楽しみたいですね。季節はいつ? 伊予柑を食べるとナニか良いことがある気がするのは私だけ…

スポンサード リンク

伊予柑の季節はいつ? 食べごろを教えて!!

伊予柑の季節。柑橘類好きとしては気になります。伊予柑の季節を知って、美味しい時期に味わいたいですよね。鮮やかなオレンジ色の伊予柑の季節は?

伊予柑は手でむけます♪

◆伊予柑の一番美味しい季節は?
伊予柑が一番美味しく食べられる季節は1月~2月。

予想より短い季節にビックリですね。生産地では11月頃から収穫が始まりますが、本格的な出荷は年明けの1月に入ってから。

11月は柑橘類代表の温州みかんが美味しくなる頃。気温が低くなると同時にみかんの甘さが増します。なのでどうしても、いわゆるフツーのみかん、温州みかんを買うことが多いですよね。

年内はみかんを堪能して、そろそろ伊予柑が気になるのが年明け。でもうっかりして買いそびれ、気が付けば2月半ば…、それが毎年の私の柑橘類スケジュール。

これからは店頭に伊予柑が並んだら購入するようにしたいと思います。貴重な短い旬を外すのは柑橘類好きとしては避けたい行動です。

スポンサードリンク

伊予柑の栄養素は? ナニか効果はあるの??

柑橘類が持つ栄養や効果は、何となく予想ができますが、ここでは伊予柑の栄養素と効果を正しく確認しておきたいと思います。みかんとの比較も要チェックですよ。

比較項目 伊予柑
1個/約150g
みかん
M1個/約75g
カロリー 70kcal 35kcal
糖質 16g 8g
栄養素 ビタミンC(52.5mg)
パントテン酸
ビタミンC(24.7mg)
ビタミンA
効果 美肌効果 風邪予防

大きさから見ても伊予柑の方がカロリーは高めになります。みかんはそれぞれ1個食べますが、1つを分け合って食べるのなら、決して高カロリーではありません。

伊予柑はみかんと比べると、1つ1つの房も大きめなので、ゆっくり噛んで果汁を味わうことで、満腹感と満足感があります。

感染症の季節ですから1番に目が行くのは風邪予防化もしれません。でも今回の主役は伊予柑。伊予柑には注目すべき栄誉素があります。

それが「パントテン酸」ですね。あまり耳にしたことがないかもしれませんが、水溶性ビタミンの1種。伊予柑1個には0.54mgのパントテン酸が含まれています。(参考までにみかん1個には0.17mg)

肌の柔らかさを保つコラーゲンを生成する時に必要なのはビタミンCです。そのビタミンCが働くことをサポートするのがパントテン酸。

柑橘類の伊予柑にはもちろんビタミンCが含まれています。同時摂取することで肌への効果が期待できますね。パントテン酸は他には鶏・豚のレバーや納豆などに多く含まれています。

伊予柑なら手軽にデザート感覚でパントテン酸の摂取ができますよ。

伊予柑は伊予の国出身なの?

伊予柑だから生まれも育ちも伊予の国、現在の愛媛県と信じて疑いませんでした。でも実は伊予柑が生まれたのは今の山口県。しかも日本海側の萩市でした。

みかんと他の柑橘類が掛け合わされて生まれた伊予柑。この他の柑橘類がナニかは確定できていません。

でも「甘い・大きい・手でむける」の3つの条件がそろった伊予柑に注目した果樹農家が、愛媛県での栽培を始めました。

食べないなんてもったいない! もう1つの旬の赤い果物は?

当初は山口県の地名から、穴門(あなと)みかんと呼ばれていました。愛媛県での栽培が盛んになると共に、伊予みかんそしてみかんとは違う種類ということから「伊予柑」に変わりました。

今では伊予柑の約9割が愛媛県で収穫されています。

「伊予柑→いい予感」と縁起の良い響きですね。合格から恋愛まで、愛されキャラのフルーツとして定着しました。

伊予柑のパサパサ問題をどうする?

甘くてジューシーな果肉が特徴の伊予柑。でも時々見た目はつやつやしているのに、中はパサパサな伊予柑に出会うことがあります。とても残念な伊予柑との出会いは、私も経験しています。(泣)

パサパサな伊予柑に出会わないための対策はあるのでしょうか?こんなことに気を付けると、パサパサな伊予柑と出会わなくて済みますよ。

◆伊予柑の選び方
・ヘタは小さめで緑色
・表面はつやがあり濃いめのオレンジ色
・果汁の重みが感じられる

買ってきたら温度低めで保管をします。ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保管をするのも水分の蒸発を防ぎます。

収穫した伊予柑を保管後に出荷することもあるようなので、できれば最盛期の1~2月に購入するのもパサパサを避ける条件の1つになります。

後はブランド選びもポイント。伊予という名前のプライドを背負った愛媛県産は、選ぶ価値ありますよ。

もしパサパサの伊予柑に出会った時は次の方法で、ジューシーさを少しでも取り戻してもらいましょう。

◆パサパサ復活法
通常通りに皮をむいて、小房から実を出します。
・伊予柑1個を150gのヨーグルトに一晩漬ける
・伊予柑1個に大さじ1の砂糖をまぶして1日ほどおく

伊予柑ヨーグルトはそのまま食べます。砂糖にまぶした伊予柑はゼリーにすると美味ですよ。

みかんの次の柑橘類として少し甘く見ていた伊予柑。とてもこだわりのある果物でした。これからは伊予柑を見る目も鋭くなりそうです。

でもジューシーさと甘味で癒してくれる伊予柑。食べればきっとイイことがあるはずです。

スポンサード リンク



このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

Comments links could be nofollow free.

サブコンテンツ

このページの先頭へ