仏手柑の実がなる時期はいつ? ラッキーカラーが指し示す新しい時候♪高貴な手を離さないで!!

仏手柑(ぶっしゅかん)、仏の手に柑橘類の柑の組み合わせ、しずる感があるワードですが新しいスキンケアのご紹介ではありません。みかん・夏みかんと同じ柑橘類の名前です。

仏の手からイメージできるのはとても高貴なフォルムですね。それならば誇り高い柑橘類なのでしょうか。柑橘類の仲間なら旬の季節にはフルーツ売り場に並ぶはずです。

でも仏の手に例えられるような柑橘類にはあまり出会ったことがありません。季節が来ると誰もが競って買い求める様子もありません。

リアルに実物を目にすることができるのは限られた地域のようです。理由を知ったら全国レベルになるかも。実の時期はいつ? 仏手柑。そっと手を差し伸べている姿の真実を調べました。

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仏手柑の実の時期は? 旬が渋滞している??

仏手柑の実の時期。仏手柑の実の時期はいつなのでしょうか。仏手柑の実を手にしたいなら時期を知る必要があります。仏手柑の実がなる時期はこの季節です。

仏手柑は柑橘類なのでマーマレードができます

仏手柑の実がなる時期は12月~3月ごろです。

仏手柑を育てているなら冬の終わりから春が来る1歩手前あたりまで収穫できるでしょう。この時期は柑橘類が豊富に出回る時期とかぶります。

みかん以外に伊予柑やはっさくなど柑橘類好きとってはどれを選ぶかを迷う日々が続く季節です。その中に仏手柑も参戦しています。

ところが残念ながら仏手柑が果物売り場に袋詰めで山積みになっているのは見たことがありません。仏手柑は柑橘類の中ではどのような立ち位置なのでしょうか。

仏手柑のプロフィールを植物的に見てみます。

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柑橘類だけど品種はナニ? 仲間はいるの??

1度だけ仏手柑が果物売り場に並んでいるのを目にしたことがあります。非売品とあったので触れることは出来ませんでしたが、不思議レベルはマックスのフォルム。

仏の手というよりその母の摩耶夫人の(個人的見解)のようにも見えました。話がそれましたが仏手柑を植物的に見てみます。

  • 仏手柑とは?
  • ・ミカン科ミカン属シトロン種
    ・英語ではBuddha`s hand
    ・原産国はインド

みかん・レモン・デコポンなど柑橘類のほとんどがミカン科に属しています。科の次はミカン属ですがこれも多くの柑橘類がこの仲間です。注目して欲しいのは次にある「種」のシトロンです。

レモンならここはレモン種となって数え切れないくらいの種類がありますが、シトロンはレモンとは別のカテゴリーです。

シトロン種に属するのは柑橘類のベースとなった「シトロン」とこの「仏手柑」の2つ。シトロンの形はレモンですが中はほぼ白いワタが半分ほど占めている改良前の品種です。

柑橘類の奥は深い♪「甘」の1文字で運命が変わったってホント? 夏みかんのお話はこちらで

もう1つが仏手柑ですが英語でも仏の手と呼ばれていました。故郷はインドですがヒマラヤが故郷のレモンとはどこかでつながっているようです。

仏手柑の名前は和的なイメージですが狭い地域にはとどまらない柑橘類でした。

ブームに乗らなくても国内では栽培が続けられている仏手柑その理由を探ってみましょう。

仏手柑は食べられるの? フィンガーフルーツになる??

気候や環境に合わせて国内では沢山の柑橘類の栽培が行われています。仏手柑もその中の1つですが同じように適した気候の地域で栽培をしています。インドが故郷の仏手柑は寒さにはあまり強くありません。

そのために国内で栽培に適した地域は九州南部やみかんの名産地の和歌山です。

そして仏手柑が食べられるか否かは仏手柑をカットすると分かります。シトロンの仲間の仏手柑は果肉や果汁はなく皮の下は白いワタが詰まっているだけです。

尊い仏の手を構成する指のように見える部分をポキッと折って食べるのはおススメしません。

仏手柑はシロップ漬けやジャムで食べるフルーツです。柑橘類には香りと果汁を料理などに使う「香酸柑橘」というグループがあります。仏手柑も香りの高さからその1つともいえます。

でも果汁が無いことからやはり特別な品種といえるでしょう。

飾るとイイことがあるの? 同じ響きの柑橘類との関係は??

仏手柑は手軽に食べることができませんが香りとフォルムはその斜め上を行く魅力を持っていました。仏手柑はこのようなハレの場面で使われることもあります。

お正月のお飾りに使う

香りにプラスして仏の手に見えることも縁起が良いポイントです。新しい年を迎えるのに相応しいお飾りとして松や南天など他の縁起物とアレンジ。

明るい黄色もアクセントになってお正月気分を盛り上げてくれます。収穫は3月まで可能ですが出荷は年末がピークになるのもこのためですね。

最後は似ている響きの柑橘類との関係のお話です。仏手柑は「ぶしゅかん」とも呼びますが同じ名前で香酸柑橘の品種があります。それは「餅柚(もちゆ)」という名前の柑橘類です。

別名は「ぶしゅかん」ですが形はすだちやかぼすタイプの丸型で表面は緑色、仏手柑とは全く違う品種

「ぶしゅかん」「ぶっしゅかん」と小さな「っ」で区別をする場合もありますがオーダーする時に間違えないためにも知っておいてくださいね。

食べることはできるけれどそれよりも見ることが優先される柑橘類は仏手柑以外に見当たらないでしょう。差し出した手を仏手柑は優しく受け止めてくれるはずです。

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