杏子は果物なら旬がある? 覚えておかないと食べられない?? 新鮮な巡りあわせが?!

杏子、まず読み方から始めたいと思います。いうまでもないかもしれませんが「あんず」です。カタカナで「アンズ」と書かれたり、「杏」と漢字一文字で表される場合もありますね。

今回はやや丁寧な表記の杏子でお話を進めます。杏子といえばドライフルーツが話題になったりもしますが、個人的には杏子のジャムが大好きです。朝食のトーストに塗ればそれだけでご馳走です。

ジャムのメンバーにはあまり選ばれないこともあるのですが苺の隣に目立たず並んでいるのを見つけると逸る気持ちが抑えられません。

話は少しそれてしまいましたがホントはフレッシュなものとの出会いを願っているのです。それならば果物の杏子の旬はいつ? 正しく知ってぜひ入手したいと思います。

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杏子は果物ですね? それならば旬があるの??

杏子のカテゴリーは果物です。それならば旬の時期があるはずです。杏子が果物コーナーに並ぶ季節が必ずあると信じたいですね。

開花から実りまで♪ アプリコット色が目に眩しい!

ドライになっているものは常にお菓子コーナーにありますが果物としての杏子の旬、それに対しての答えはコレです。

杏子の旬は6月下旬から7月中旬まで。

杏子が果物として流通するのは年間を通してもこの約30日間、間違いなく限定的です。

例えば桃は6月ごろから目にし始め8月下旬でも果物コーナーに並んでいます。出回り時期が長いので買いそびれてしまうケースはまずありません。

けれど杏子はハウズ栽培もなく産地も限定的なので果物として流通するのはとても希少な存在。

見かけたときに入手しないと次の年まで待たなければならないでしょう。果物の杏子の短い旬を知ったあともまだまだ杏子のお話は続きます。

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話題にもなりますよね? グループとしてはどうなの??

杏子が果物コーナーに並ぶのはたったの約30日、あまりの短さにガッカリというよりむしろレアな出会いを逃したくないという思いが強まります。

そして杏子は食べる以外にも話題になる場合があります。ここまであまり知らなかった杏子の植物的プロフィールを確認します。

    ◆杏子

  • バラ科サクラ属アンズ種
  • 開花は3月
  • 故郷は中国

杏子は桜とおなじ仲間です。バラ科サクラ属には梅に桃やアーモンドなど実りある植物が沢山属しているのです。

杏子が栽培されている地域では開花の様子がニュースにもなります。

桜のように公的機関から順次情報が発信される訳ではありませんが、桜とは同じグループです。

柔らかなピンクの5枚の花弁が作る花は直径約3cm、優しげな見る価値があるフォルム。

東京の公園などで花を見ることもできます。

気候によっては3月中旬から開花が始まる場合もあるようです。桜の前に一足早く春を感じられるでしょう。

故郷は中国ですが日本では弥生時代の遺跡から杏子を食べていた跡が出土しています。

当時の人たちが今と同じようなビタミンカラーの杏子を手にしていたと想像するとますます杏子が食べたくなりますね。

そこも知っておく? フレッシュだからこそ気になる??

初夏の終わりから夏にかけて短い旬を味わいたい杏子。いつもならドライタイプを思い浮かべるかもしれませんが、フレッシュなタイプの栄養を数値で見てみたいと思います。

比較相手にはどうしても比べたくなるドライタイプと同じグループだけど長い期間流通する桃を選びました。

★★★ 杏子
生/100g
杏子
乾/100g

生/100g
カロリー 37kcal 296kcal 38kcal
カリウム 200mg 1300mg 180mg
カルシウム 9mg 70mg 4mg
β-カロテン 1400μg 4800μg 0

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

あんず1個の可食部は50g前後、乾燥したドライ杏子1個は約8g、桃Mサイズの可食部1個は約200gを参考にしてください。

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フレッシュな果物の杏子は低カロリーといえますね。2個を食べてもカロリーは約37kcalです。

ドライの杏子は数値だけでは高カロリーですが1個の重さから判断すると約24kcalなので小腹タイムには打ってつけでしょう。

桃もも同じようにカロリーの心配はさほどないですね。ミネラル成分はフレッシュなものは杏子も桃もあまり違いがありません。大きな違いがあるのはβ-カロテンです。

フレッシュな杏子のベータカロテンは緑黄色野菜の基準(100g中600μg以上)を大きく上回ります。対する桃はゼロという結果です。

肌や粘膜の健やかさに欠かせないビタミンAに変わるβ-カロテンがデザートで摂取できるのはうれしいですね。

どこで入手できるの? 種類もあるの??

出回る時期が年間を通して約30日の杏子。収穫量は約1,600tですがセンターに位置する桃の収穫量は109,500tと桁違い。でもこれは杏子の希少価値を示していますね。

スーパーの店頭で見かけるのはとてもレアな出会いになりそうです。確実に入手したい場合はやはりお取り寄せになるでしょう。

栽培をしているのは東北や信州です。主に6月~7月中旬の間に各地で出荷されています。

人気の地域では出荷前から予約を受け付けるようなので早めにチェックをしてください。

フレッシュなままいただくなら「おひさまコット」「信州大実」「ハーコット」などの品種がおススメのようです。

レモンイエローでもなくオレンジなみかん色でもない杏子は唯一無二の優しいビタミンカラーを持つ果実、クールダウンの爽やかな甘みとの出会いを実現させましょう。

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