妻のパート代は生活費にあてるべきなのか!?

結婚後の女性には様々な選択肢があります。結婚前と変わらずバリバリ働き続ける。仕事をやめて専業主婦になる。パートで限られた時間のみ働く。

子供がいる、いないでも変わってくるかもしれません。結婚後も女性が働く場合収入は、どうしますか?

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フルタイムで働くのであれば、収入を生活費にあてたとしても、残る額も多いので、あまり問題はないかもしれません。しかし、収入が明らかに夫より少ないパートの場合はどうでしょう。

妻のパート代は生活費にあてるべきなのか!? 考えてみたいと思います。

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妻のパート代の使い道

妻のパート代の使い道は、パートに出て働く理由にもよります。例えば、夫1人の収入では生活が厳しく、家計を助けるためという理由であるとします。

そうなると、必然的にパート代は生活費にあてられることになります。(ちなみに、ここでいう生活費は、家賃・食費・光熱費・水道代とします。)

ですが、夫の収入で生活は、十分やっていけるが将来を考え、貯蓄をするために働くのであれば、パート代は貯蓄にまわります。

家庭によって、事情や考え方は様々ですのでパート代を、生活費にあてるべき! とは一概には言えませんよね。ですが、様々な家庭の家計を、調べてみると、妻が稼いだパート代は、生活費にあてられている事が多いです。

やはり「生活のため」にパートに出ている妻が大半のようです。

自分で使うお金は自分で稼ぎたい!

女性の社会進出も進んでいる現在。男性同様にバリバリ働き、自分の収入は自分のために使ってきた女性が結婚する。

そんな女性の場合、夫の収入だけで暮らす事に抵抗がある人が意外と多いのです。自分の好きな事に、使うお金は自分で稼ぎたい! つまり、パートで「お小遣い」を稼ぐ感覚です。

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ですがこの場合、パート代すべてを自分のものにしてしまうと、夫から不満が出る場合もあります。あるデータによると夫のお小遣いの平均額は39,900円。世帯収入別に平均額を見てみましょう。

・400万円以下・・・23,820円
・400〜600万円・・・28,350円
・600〜800万円・・・41,310円
・800万円以上・・・61,640円

例えば、妻が、パートに出て扶養控除が受けられる範囲内の、ほぼ上限年収100万円を稼いだとします。年収100万円ということは、単純に計算すると、月に83,000円程度の収入があります。

つまり年収800万円以上の平均額より高くなってしまうのです!

それを、まるまる妻がお小遣いとして使ってしまったら…。夫から不満が出るのは間違いないですね。

夫婦でお金の使い方を考えよう!

お小遣いの額は、ボーナスが出る場合は手取り金額の約1割が目安と言われています。例を挙げてみます。

  • 世帯収入:38万(夫:手取り月30万 妻:パート収入8万)
  • このうち、1割を貯蓄に回します。38万ー38,000円=342,000円

    そこから家賃:9万円(収入の2〜3割) 生活費:9万円(収入の2〜3割)を引くと、342,000円ー9万×2=162,000円これが自由に使えるお金となります。

    しかし実際は、収入に対し、あと3割程度は保険や各種税金等で消えてしまうので、実際残るのは5万円程度です。目安の金額を考えると、お小遣いは夫3万円 妻8,000円となります。

しかし、男性よりどうしてもお金がかかってしまうのが女性。1回美容室に行けば、お小遣いのほとんどがなくなってしまいます。さらに、化粧品等の消耗品も…。8,000円ではとても足りないのです!!

5万円は2人で自由に使えるので、上限2万円で妻のお小遣いにあてる事が可能です。

もちろん、毎月化粧品を買う訳ではありませんし、使わない月もあります。ですので、妻のお小遣いは2万円以内でやりくりしてもらい、余った分は貯金、というのはいかがでしょう?

夫婦で、話し合って妻のパート代も含めた、夫婦のお金の使い道をしっかり考えましょう。

いかがですか? 妻のパート代、生活費にあてるべきか…。意見の分かれるところですが、将来設計や家族の事を考えて、夫婦でしっかり、話し合ってみてくださいね。

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