ヤングコーンに旬があるってホント? 期待に応える新鮮な緑?? 入手はためらわないで!!

ヤングコーン。水煮のパックで見かけることが多いですね。使い道といえばまずはそのままかじるなどというのもアリでしょう。他には炒め物、特に中華料理に使うイメージがありますね。

ヤングコーンを素直に解釈すれば「若いとうもろこし」確かに近くでよ~く見ると粒粒が並んでいます。成長後はいつものとうもろこしになってくれる予感もしてきます。

レシピによっては省略しても大丈夫と思われがちなのは残念な気もします。差し色に向かないパステルカラーにも問題がありそうです。

名前も知っているし、食感もわかっているけれど、ホントのところはよくわかっていない食材です。旬はいつ? ヤングコーン。なくてはならない存在になるかもしれません。

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ヤングコーンの旬はいつ? どころでピークはあるの??

ヤングコーンの。エッあのヤングコーンに旬があるなんて想定外です。見慣れた水煮パックのヤングコーンと旬は無縁にも思えます。

フレッシュなヤングコーン♪ 目にも新鮮です

でもヤングコーンには旬の時期があるのです。まずはヤングコーンの旬に対する回答から始めましょう。

ヤングコーンの旬は5月~6月です。

さわやかな季節から梅雨にはいるころまでの時期にヤングコーンは旬を迎えます。

ヤングコーンとつながりを予感させるコーン・トウモロコシの旬は6月~9月なのでヤングコーンの旬はそれよりもやや早めです。

栽培をしている地域で多少前後に伸びますがヤングコーンの旬は約2か月と短期間。

短い旬のヤングコーン。名前は知っているけれどどうやって育ち収穫されるのかはあまり知られていません。次はヤングコーンがナニなのかを確認しましょう。

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その部分だったの? フレッシュが手に入る??

1番太い部分は直径約1cm先に行くほど細くなりますが長さは7cm弱がヤングコーンのサイズ。こんなに小さくて色も黄色というより未成熟なクリーム色です。

ビジュアルから判断するとこれ以上は大きくならないミニサイズの野菜のようにも見えてきます。ヤングコーンの正体をご紹介します。

成長するに収穫をしたとうもろこし

ヤングコーンの名前のまま「若いとうもろこし」でした。成長したとうもろこしの長さは約20cm皮も含めた重さは1本約350gです。かぶりついて食べるのがこのサイズですね。

小さな実のうちに摘んだ結果残ったとうもろこしに栄養分がいくので大きな実に育ちます。

ヤングコーンは「摘果」という必要な作業によって収穫したミニサイズのとうもろこし。そのために旬の時期も成熟したとうもろこしより早くなります。

水煮のイメージとはかけ離れた緑の外皮に頭部の細いひげが見られるフレッシュなヤングコーンも出回っています。

成長前だけれど? ナニか違いはあるの??

ヤングコーンは熟す前のとうもろこしであるのが分かりました。それならば栄養はどうなのでしょうか。

夏前に旬を迎えるヤングコーンと夏が旬のとうもろこしの栄養を表にしてみました。

★★★ ヤングコーン
生/100g
とうもろこし
生/100g
エネルギー 29kcal 89kcal
炭水化物 6.0g 16.8g
β-カロテン 33μg 22μg
カルシウム 19mg 3mg

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

ヤングコーン水煮サイズの約10cmのものなら1本は約10g。とうもろこしは1本350g前後、そのうち可食部は175g前後です。参考にしてください。

1度に10本を食べてもカロリーは意外に低めでした。

とうもろこしはイネ科の植物です。栄養のデータベースでは野菜に分類されていますが、粉状などになると穀類にカテゴライズ、世界中の食糧供給を担っています。

成長過程で収穫されるヤングコーンは「野菜」に分類をされる場合もあります。

栄養成分の数値から判断してもヤングコーンは野菜により近いといえるでしょう。とうもろこしと呼ばれるサイズに成長をすると炭水化物の含有量が増えています。

ただ野菜に期待したいビタミン類は含有量は少なめです。

表に載せた体内でビタミンAに変わるβ-カロテン以外にビタミンCはヤングコーン100gに9mgしか含まれていないので、残念ながらビタミンの摂取は期待できません。

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ヤングコーンは単品というより炒め物の具材、サラダならレタスやトマトと組み合わせて使われることが多いのは栄養成分のためでもあるようですね。

フレッシュなヤングコーンは成長後よりもカルシウムを多く含んでいたのは予想外でした。

レシピの中でメインの食材になるケースはあまりありません。もしかしたら無くても大丈夫と思われたりもします。

けれどプラスしても大きくカロリーに影響しないな、カルシウムを含んでいるのプラスポイントを持っている野菜といえるようです。

どうすると手に入る? ホントにフレッシュ??

水煮のヤングコーンなら普段行くスーパーに必ずと言っていいほど並んでいます。けれど今回手に入れたいのはフレッシュなヤングコーンです。

流通量は増えているという情報もありますが確実に入手するならやはりお取り寄せになりますね。

旬の時期が短いので予約販売をしているECサイトもあります。

初夏の野菜として売り出すケースも見かけます。南にある県から北の大地まで全国各地で栽培をしているようですが、産地から直で来る新鮮さが画像からも伝わってきます。

ピークの前後でも入手できるのであきらめずに、こまめにチェックしてみてください。

独特の歯ごたえもプラスするポイントのヤングコーン。スマートな緑のフォルムでいつもと同じレシピも違った一皿にできるでしょう。無事入手できるのを願っています。

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