パパイヤとマンゴーの味に違いは? トロピカルを演出する2つのフルーツの魅力は外せない!?

パパイヤ・マンゴー。南国の果物が2つ並びました。近年はパパイヤの影が薄くなり、トロピカルフルーツといえばマンゴーという場面が多くなっています。他のフルーツに引けを取らない色合いも目を引きます。

パパイヤとマンゴーを食べ比べるというのは、贅沢も一緒に味わえますね。お皿に盛られた2つのフルーツは高温の空気の中で育った明るくみずみずしいビタミンカラーです。

気が付けば熱帯や亜熱帯で育つ果物は季節に関係なく果物コーナーに並んでいます。思わず手を伸ばしたくなる魅力を持つフルーツたちです。

輸入のものから国内産までフルーツが食べたいという願望を叶えてくれています。味は? パパイヤとマンゴーの順位なんて気にしないでトロピカルな気分に浸りましょう。

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パパイヤとマンゴーの味は? 違いがあるの??

パパイヤとマンゴーの味。この2つをすでに体験しているのならパパイヤとマンゴーの味について知る必要はないかもしれません。でももしかして混同している可能性もあります。

パパイヤとマンゴーの味についてはこのような結果になりました。

色も形も整ったパパイヤです

パパイヤの味は?
スッキリとした甘みがあります。糖度は11%~15%

◆マンゴーの味は?
舌に感じる甘みは強めです。糖度は15%~20%

まずは「甘味」だけをピックアップしました。数値からも2つの味の違いが分かります。参考までに同じ熱帯のフルーツ、バナナの糖度は19%~25%で果物中の糖度トップレベルです。

そしてパパイヤとマンゴーを食べた時に味を左右するのは糖度だけではないでしょう。この後はパパイヤ・マンゴーそれぞれについてもう少し詳しく迫ります。

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数字では負けている? 他のセールスポイントが?!

パパイヤはマンゴーと比較すると糖度が低めでした。だからといって味が無いわけではありません。まずはパパイヤのプロフィールを確認しましょう。

  • パパイヤ
  • パパイア科パパイア属
    ・中南米辺りが故郷
    ・鹿児島・沖縄・宮崎が国内栽培地

果物としての名前は「パパイヤ」ですが植物の観点からは「パパイア」と呼ぶようです。

科と属の名前はパパイアですがフルーツ売り場での名前はパパイヤになります。

故郷は年間の平均気温が25度の地域です。日本でも比較的気温が高い地域で栽培をしています。輸入をしているので年間を通して流通していますが国産のパパイヤの旬は5月~9月です。

そしてパパイヤには味以外の特徴があります。

パパイヤはライトな完熟臭がある

強烈な臭いを持つトロピカルフルーツもありますが、それと比較するとパパイアの臭いはさほど強くありません。

レモンやライムなどの柑橘果汁をかけると臭いが消えてサッパリと食べられます。

甘味が少ないのでアイスクリームとの相性も良いのでデザートにもピッタリでしょう。

トップの座は譲らない? 憧れのトロピカルフルーツ!

フルーツキャップにくるまれ、緩衝材の上にそっとのっているマンゴーを見るのはもう特別なことではなくなりました。

セレブフルーツを扱う店舗でもマンゴーのポジションはほぼセンターです。そのマンゴーのプロフィールをご紹介します。

  • マンゴー
  • ウルシ科マンゴー属
    ・東南アジアやインドが故郷
    ・日本全国に栽培地がある

植物的にみると漆塗りに使うウルシと同じ仲間でした。ウルシとマンゴーの科が同じといわれてもピンとこないのは仕方がないでしょう。参考までにビスタチオもウルシ科です。

故郷がアジア近辺なので仏教やヒンズー教の中にもマンゴーが登場します。

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パパイヤのような特別な臭いがなく甘さ優先で不思議な嚙み心地、その人気の高さゆえに今では北海道でもマンゴーの栽培をしているようです。

国内産の旬は主に4月~8月です。

輸入品があるのでいつでもどこでも食べられるマンゴーですが国内ブランドのマンゴーを手に入れたい場合は早めのチェックが必要ですね。

この後は2つのトロピカルフルーツの栄養を数値で見てみたいと思います。

どちらも食べたい2つの熱帯フルーツ♪栄養素はどうなの?

特徴や味、人気の度合いに違いはあるけれどどちらも食べたいパパイヤとマンゴー。栄養成分の点からも比較をしてみたいと思います。2つを表にしました。

★★★ パパイヤ
生/100g
マンゴー
生/100g
カロリー 33kcal 68kcal
カリウム 210mg 170mg
β-カロテン 67μg 610μg
ビタミンC 50mg 20mg

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

パパイヤは中サイズなら1個は約350g可食部は約220gなので半分にカットすると約100gになります。、マンゴーは1個が平均300g前後、可食部は約195gで半分を食べればこちらは100g以下です。

糖度に違いがあってもカロリーはさほど変わりません。食後のフルーツに安心して食べれれますね。

余計な水分の排出をサポートするカリウムはパパイアのほうがやや多めです。そして体内でビタミンAに変わるβ-カロテンの含有量はマンゴーは緑黄色野菜レベル(100gあたり600μg以上)なのは驚きです。

もう1つの摂りたいビタミンの「C」はパパイアの含有量が多めでした。栄養成分から見るとどちらもメリットがある成分を持っています。

一口大にカットしたパパイアとマンゴーを使ったフルーツポンチを食べたことがあります。

補完されたのは栄養と甘さだけではなく食感や色がプラスされたので思いがけないコラボを頂きました。

生産者がかける手間や時間も一緒に実るパパイアとマンゴー。トロピカルフルーツ界のツートップの魅力は余すことなく堪能したいですね。

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