なめこを洗う理由は裏面に書いてある?! ヌメリやネバネバはどうすればいいの??

なめこを使うレシピといえばやはりお味噌汁です。なめことお豆腐そして彩のために三つ葉を用意するのがお約束となっていますね。三つ葉の香りがなめこのヌメリを引き立てます。

濃い目の出汁に溶かれた赤みその味噌汁にはなめこだけを使ったものもあります。しっかりとした味噌の味とツルんとしたなめこはベストコラボ。コクが喉に沁みわたります。

以前はきのこの中でもなめこは少し特別感がありました。でも現在はきのこコーナーの常連。特売をされていることもあります。

エッどうしてる、そのままで使うのが基本のはずだけどチョット気になる時があるのです。理由はあるの? なめこを洗うのには。洗う派? それとも洗わない派? 正解があるのかを調べました。

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なめこは洗うの? それには理由があるの??

なめこを洗う、それには理由があるのでしょうか。なめこは洗う必要があるのかどうか。きのこ類は基本的には洗わないのがセオリーです。でもなめこは理由があるのかを調べましょう。

なめこを洗う理由があるのか無いのか、それに対する答えはコレです。

天然のなめこは貴重♪本来ならこれくらい苦労をしないと食べられません…

なめこには洗う理由があります。

もしかして他のきのこ類と同じようになめこは洗わずに使っていたかもしれません。

有機で栽培したこだわりのなめこを買っている人にも聞きました。「なめこは洗わない」という返信が戻ってきました。

実は私自身はなめこを「洗う派」です。正直深く考えずに洗っていましたが、なめこが入っているパックには小さな文字でこのような文章が印刷されています。

食べる前に洗ってください。

なめこを洗うのは決して間違いではなかったのです。それではその理由はナニなのでしょう。この後はなめこを洗う理由を解説します。

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なめこは洗っていいきのこ♪理由はナニ?

きのこの中でぶなしめじやエリンギは洗わなくても大丈夫といわれています。汚れが気になるなら「拭き取り」が推奨されていますね。

水を使って洗うとうま味が減ってしまう、濡れると劣化の原因になるがその理由です。でもなめこは洗っても大丈夫、その理由の1つはコレです。

なめこはおがくずを使って菌床栽培しています。このおがくずがなめこのヌメリ部分に付いてしまうことがあります。この場合は水で軽く洗い流して取り除きましょう。

ヌメリがあるなめこは他のきのこと比較して汚れが付きやすという特徴があります。細かい汚れを取るためには「水洗い」がイイですね。

そしてなめこを洗う理由はこれだけではありません。この後はもう1つの理由のお話です。

なめこの味に変化が? だから洗うの??

なめこを洗う理由、まずは「汚れ落とし」でした。なめこを洗う理由は1つではありません。洗うことでなめこにはこんな変化が起きるのです。

時間が経過したなめこは酸味が出てしまうことがあります。

開封をした時に匂いを感じた時、洗えばなめこの「酸っぱい」を減らすことができます。

新しいなめこも洗えばで余計なヌメリが落ちます。なめこ本来のプリツルのテイストが味わえますね。

真空パックになっているなめこもありますが購入後3日以内に食べるのがベストです。お買い得な価格で多めに購入したときは冷凍することもあります。

色々使える便利なきのこです。♪でも白く見えている箇所が心配! エリンギに賞味期限はあるの?

袋のまま冷凍したなめこを洗うのは生のなめこと同じ扱いで大丈夫。凍ったまま水で洗い流します。

2つの洗う理由を挙げてみましたが、なめこを洗う場合に気を付けて欲しいことがあります。それはコレ。

なめこを洗う時はヌメリを取り過ぎないように優しく洗いましょう。

なめこの最大の魅力であるヌメリを無くすほど洗うのはもったいないですね。なめこをザルに入れてサクッと水で流す程度で大丈夫。なめこのヌメリ堪能しましょう。

なめこに栄養はあるの? 期待できる??

最後はなめこの栄養のお話です。栄養があるから「きのこを食べましょう」というフレーズは良く目にします。本当なのかを数値で確認します。比較相手にはお味噌汁に使うことが多いきのこ「えのきたけ」を選びました。

★★★ なめこ
生/100g
えのきたけ
生/100g
カロリー 14kcal 34kcal
カリウム 130mg 340mg
リン 36mg 110mg
食物繊維 1.9g 3.9g

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

なめこは1パックが約100g、えのきたけの通常量1パックは約200gを目安にしてください。今回公的な数値を載せたのでなめこは「生」となっています。
でもなめこには注意点があります。

生のなめこは消化器官に支障が出る場合があります。必ず加熱をして食べてください。

残念ながらなめこのナニが毒になってしまうかはまだ解明されていないようです。大根おろしとコラボしたレシピもありますがこの場合もなめこには必ず火を通して使いましょう。

今回表に載せたのはミネラル成分と食物繊維。むくみの予防をサポートするカリウムと骨の強度に貢献するリンが含まれていました。食物繊維は思ったほど多くありません。(湯戻しのカットわかめ100gの食物繊維は3.2g)

なめこは1袋を1度に食べても14kcalという低さが目立ちます。

カロリーが気になる場合には安心して使える食材です。

なめこにもえのきたけにもビタミン類はほとんど含まれていません。ビタミン類の摂取は期待できませんが、三つ葉や大根と合わせることで足りない栄養素を補完することができます。

なめこを購入したときは合わせる食材も一緒にカゴに入れてくださいね。

洗う理由があったなめこ。これまで通り洗わなくても特に支障は無いかもしれません。でもなめことのお付き合いを1歩進めれば変わることもあります。ようこそなめこを「洗う派」へ、お待ちしていました。

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