コットンフラワーは切り花がある? 水はどうする?? 乾いているのがメリットなの?!

コットンフラワー、コットンの花。そう木綿の原料となる植物です。あらゆるウエア類からリネンにタオルとコットンは日常生活にはなくてはならない存在ですね。今回のキーワードは「コットン+フラワー」です。

コットンの無い世界なんて想像がつきません。そこまでお世話になっている植物ですが改めてコットンフラワーといわれても木綿とのつながりがナニなのかも疑問です。

コットンを漢字にすれば木綿。なのでなんとなくコットンは木で育っているなどと勝手に想像したりもしていました。

アパレル業界を支えている植物といっても過言ではありません。けれど今日のお話は切り花です。ならば水は? コットンフラワーのもう1つの顔をご紹介します。

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コットンフラワーの切り花と水の関係は? 納得できる??

コットンフラワーの切り花は水とどのような関係があるのでしょうか。コットンフラワーはいつのまにか切り花として浸透しました。そして水との関係が謎になっているのです。

コットンフラワーの切り花と水についての答えはコレです。

コットンになるまで♪ 時間も手間も必要です

コットンフラワーの切り花に水は必要ありません。

切り花を購入したときは持ち歩きの時間も含めて常に水が必要というのが一般常識ですが、コットンフラワーに関してはこの常識は要らないのです。

コットンフラワーは木綿の花のはずですがこの後はどうして水が必要ないのか、コットンフラワーの正体と魅力もあわせてご紹介したいと思います。

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木の綿だけどホントはナニ? やっぱり勘違い??

花瓶などに水を入れて挿す作業が要らないコットンフラワー。慌てて帰る必要がないのは助かります。そのコットンフラワーですがどのようなカテゴリーに入るのかわ良く分かっていません。

コットンフラワーを植物的に見てみましょう。

    ◆コットンフラワー

  • アオイ科ワタ属
  • 原産国はアジア・中南米
  • 開花は7月~8月

アオイ科は観る花のハイビスカス、野菜のオクラ、スイーツに欠かせないカカオが属しています。

衣食の諸々をカバーしているグループであることに敬意を感じます。

コットンは漢字なら木綿ですが植物として呼ぶときの名前は「綿(ワタ)」になります。

そして名前に「木」を使っていますがコットンは草の仲間。やや気温が高い環境で育ちますが国内で栽培する場合は一年草に分けられるようです。

ワタの花は気温が高い時期に咲くので、花の少ない季節の花として飾ることも可能なようです。この場合はフツーの花と同じように花瓶に水を入れてくださいね。

ここまではコットンフラワーはフツーの植物と同じような育ち方をして花の扱いも同じなのもわかりました。

この後コットンフラワーと呼ばれるまでの変化をご紹介します。

そこから変わっていくの? 補給がなくても大丈夫??

同じアオイ科の芙蓉やむくげと同じように夏に花を咲かせるコットン。けれど夏のワタの花はコットンフラワーとは呼びません。

花が咲いてから次は実ができ、これがはじけるとフワフワの綿が出てきます。

夏に開花をしてから綿がボールのように見えるまで約40日ほどなので成長スピードは意外と速いのです。

綿が丸くなった時点で茎をカットして陰干しするとドライフラワーになります。この状態で流通しているものをコットンフラワーと呼びます。

コットンフラワーは切り花だけれどすでに乾燥しているのが水が要らない理由でした。

いつ手に入るの? アレンジはナニがある??

秋に入れば花から実へそして白い綿が見えてきますが、そのあとはドライにする作業が必要となります。コットンフラワーが切り花として流通するの時期はいつなのでしょうか。

その期間はこのあたりです。

主に10月~11月に流通します。

ドライ状態なので輸入品は年間を通して手に入りますが、コットンフラワーのビジュアルが秋から冬の雰囲気に似合うので流通量が増えるのはやはり気温が低くなる時期です。

アジサイだけど雨の中にはいません! ドライなくすみカラーでガラッと印象を変えました♪ 秋色アジサイのお話はこちらで

空気も乾く時期はドライフラワーも安心して飾れる季節です。花を飾る機会が多くなる季節と同じなのもうれしい点ですね。

忙しい中買ってきたそのままを大急ぎでお気に入りのフラワーベースに投げ入れたとしても、ナチュラルなイメージで手をかけずにお部屋の趣きを変えられます。

コットンボールだけを集めてブーケにすると柔らかな雪を集めたように見えます。グリーンと赤の花を合わせてカゴに盛ればもうそれだけで気分はクリスマス。

コットンフラワーの綿の部分が雪のように見えるので冬を演出するアレンジに使うケースが多くみられます。ドライなので日持ちがするのも助かるポイントですね。

綿花と呼べば木綿の布を作る原料ですがコットンフラワーは季節を演出するツールの1つになっています。

いつもと違う木綿の姿、コットンフラワーで厳しい季節も柔らかなメンタルで過ごせることをサポートしてくれるでしょう。

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