そら豆にはどのような栄養が? 皮はどうする?? フワフワベットで成長してるの?!

そら豆。時期が来ると必ず手に取りたくなる旬の食材です。言語化するのが難しい特徴ある味も魅力の1つでしょう。早緑の豆が持つ甘みとかすかな苦みのバランスが絶妙です。

加熱をして食べますが「茹でる・焼く・蒸す」のどれかにするか論争が起きることもあります。それほど長くない旬の時期を外したくない、美味しく食べることを追求するための意見交換ですね。

空に向かって伸びるように育つ姿もニュースになります。摘みやすいフォルムのおかげでそら豆狩りもできるようです。

話題に事欠かない食材にまた1つ論点が浮上しました。その作業は省いても大丈夫なのでしょうか。皮は食べられるの? そら豆の栄養も一緒に調べてみました。

スポンサード リンク

そら豆の栄養はナニ? 皮はどうするとイイの??

そら豆の栄養とについてのお話しです。豆というワードが頼もしいそら豆ですが栄養はどうなのかそして皮はどうするのかが気になりますね。

ますはそら豆の皮についての疑問から始めます。そら豆の皮は食べられるのか食べられないのか、それに対しての答はコレです。

ベッドで眠るそら豆たち♪新鮮で心をそそります

そら豆の皮は食べられます。

そら豆の皮は食べても大丈夫です。ところで「皮」と聞いてイメージしたのはどの部分ですか。緑色の外側とフワフワした白い中綿を思い浮かべていませんか。

それはそら豆の「サヤ」です。

ちなみに新鮮なそら豆であればこのサヤも食べられます。ゆでたサヤをパスタの具材にするエコなレシピもあるようです。フレッシュなそら豆を入手したらチャレンジしてみてください。

そして、皮はサヤから取り出した豆を包んでいる薄いフィルム状の膜。どうして食べても大丈夫なのかを知りたくなりますね。この後はその理由についてのお話しです。

スポンサードリンク

ホントに食べても大丈夫? 伸びしろがあるから?!

雲や布団にも例えられるサヤから出したそら豆。ふっくらとしたフォルムは多幸感も伝わってきます。そして豆を守るように覆っている皮は食べられます。その理由はコレ。

完全に熟していないので皮はまだ柔らかく食べることが可能です。

野菜売り場に並ぶそら豆はまだ成長の途中。熟すまでにはまだ時間がかかります。生育中なので伸びしろがあるといっても間違いないでしょう。

皮は食べられますが注意点もあります。若いそら豆ですが鮮度が落ちるスピードはかなり速め。新鮮なうちに食べないと皮も硬くなるので食べにくくなってしまいます。

皮を食べるなら新鮮なそら豆を選んでくださいね。

収穫をせずそのまま栽培を続けるとそら豆は熟します。熟したそら豆は煮豆や殿堂入り和スイーツの甘納豆に使われているのでこちらも美味しく頂きましょう。

そら豆にはどのような栄養が? ライバルは誰??

旬のそら豆、緑のサヤに包まれた豆はニュアンスカラーとも呼べるミントグリーン。ビジュアルだけではどのような栄養を含んでいるのかは分かりませんね。

栄養成分を表にしてみました。比較相手にはやはり茹でて食べる豆の代名詞「枝豆」を選びました。

★★★ そら豆
ゆで/100g
枝豆
ゆで/100g
カロリー 103kcal 118kcal
たんぱく質 10.5g 11.5g
炭水化物 16.9g 8.9g
カリウム 390mg 490mg
ビタミンC 18mg 15mg

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

そら豆1粒は4g前後、中サイズなら約25粒で100gです。枝豆は1粒が約1g、3個入りなら30さやで約100gになります。無意識で食べ続けると想定外の量を食べてしまいがちな2つの豆。食べ過ぎには注意しましょう。

残念ながら「皮」についての公的な栄養の数値は不明です。ただ皮をむいても重さはあまり変わらないので栄養成分に大きな変化は無いと予想できるでしょう。

たんぱく質が摂れる豆=大豆ですが、そら豆のたんぱく質含有量も決して少なくありません。合わせて炭水化物もしっかり含まれているのが少し気になりますね。

卵焼きやオムレツの具材に使うのはいかがでしょう。卵の糖質含有量は1個約0.1gなので余裕でそら豆を使うことができます。

ミネラル成分はむくみ予防のカリウムを載せましたが、カルシウム(22mg)や鉄(2.1mg)も含まれています。

成長過程のそら豆には摂りたい成分がバランスよく含まれているのが分かりました。

合わせて表にもあるようにビタミンCも含んでいます。そら豆の栄養的なカテゴライズは「野菜」というのも納得できるでしょう。

そら豆の出回る時期と選び方も知っておこう!

そら豆の栄養を数値で確認した後は新鮮なそら豆が野菜売り場に並ぶ時期を知っておきましょう。最速でそら豆を収穫できるのは鹿児島県。12月には初物が出荷されるようです。

流通量が1番多くなるのは4月~6月。春から初夏にかけて旬を迎えます。

そら豆を選ぶ時は緑の「サヤ」を見てください。

サヤ全体に細かな産毛が見えるものは新鮮な証です。

他にはサヤの色がキレイ目な緑というのもポイント。

新鮮なそら豆なら皮をむく作業を省くこともできます。

ところでそら豆の加熱方法ですが個人的には「サヤごと茹でる」が気に入っています。豆の味を逃さずふっくらと仕上げることも可能。茹でたあとはそのまま冷ませばいいので段取りよく作業できます。

空豆・蚕豆・天豆と表記も様々な食材は見た目以上のパワーを持っていました。そら豆のサポートで春から夏への変わり目もスムーズに行きます。しっかりと受け止めれば肯定感も高まるでしょう。

スポンサード リンク



このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

Comments links could be nofollow free.

サブコンテンツ

このページの先頭へ