ボンレスハムとロースハムの成分に違いが? 骨だけじゃ無い!! 今日食べるハムには歴史があった??

ボンレスハム・ロースハム、ハムを買う時にこのどちらを買うかを意識していますか。今日はボンレスにしようかそれともロースにしようか迷うことはありますか。

ハムの売り場には沢山のハムが並んでいます。選ぶ判断基準となるのはまず価格でしょうか。他にはブランドやパックの形態もチェックする必要があるでしょう。

冷蔵庫の中にハムがあれば献立の幅も広がる気がします。生野菜はもちろん、温野菜にプラスすれば速攻で1品出来上がりますね。

添加物や塩分に注目が集まることもあります。でも外すことができない食材であることは間違いありません。成分は? ボンレスハムとロースハムの2つに迫りました。

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ボンレスハムとロースハムの成分は? ナニか違いが??

ボンレスハムとロースハムの成分。ボンレスハムとロースハムの成分にはナニがあるのでしょうか。そしてボンレスハムとロースハムの成分に違いがあるのでしょうか。

2つのハムの成分を表にしてみました。

自家製のロースハム♪画面からスモークの香りが…食べてみたい!

★★★ ボンレスハム/100g ロースハム/100g
カロリー 115kcal 211kcal
たんぱく質 18.7g 18.6g
脂質 4.0g 14.5g
ビタミンB1 0.9mg 0.7mg

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

わが家の冷蔵庫にあるパック入りのハムは1枚約15gでした。商品によって多少の差がありますが平均値として参考にしてください。

ボンレスハムとロースハム、どちらも原料は豚肉ですが含まれている成分に違いがありました。

ハムを選ぶ時は価格や商品名を優先しがちですが、成分を知っておくのもポイントとなりますね。

この2つのハムの成分にどうして違いがあるのか、この後はボンレスハム・ロースハムそれぞれのプロフィールをご紹介します。

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骨が無い! カロリーも低めで控えめな存在?

表にもあるようにロースハムと比較して脂質が少なくカロリーが低いのがボンレスハム。摂取カロリーが気になる場合はボンレスハムが選択肢に挙がりますね。

そしてボンレスハムがロースハムより脂質が少ないのは原料に使っている豚肉の部位が関係します。ボンレスハムに使われる部位はコレです。

ボンレスハムは骨を除いた「もも肉」を使って作られています。

ブロック状のもも肉は脂身が少なくお値段も手ごろなので時々使うのですが、加熱するとパサッとした仕上がりになってしまいます。

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もも肉を使ったボンレスハムもロースハムと比較すると少しドライな噛み心地を感じます。加熱をするとパサつきが出てしまうことも。

加熱をしないでそのまま食べたほうが美味しいハムです。

合わせる野菜もシンプルにレタス・トマト・キュウリが合うでしょう。ボンレスハムそのものの塩味とうま味を味わうことができます。

ハムといえばコレ! 煮ても焼いても美味しい!!

サッパリ系低カロリーのボンレスハムと比較すると約1.8倍カロリーが高いロースハム。でもハム売り場のほとんどを占めるのはロースハムですね。

ロースハムはどうしてカロリーが高めなのか、それは使っている部位に理由があります。

ロースハムは豚肉の部位「ロース」が原料です。

ちなみに、ハムにする前の豚肉のカロリーで比較すると「ロース100g・248kcal」「もも100g・119kcal」。

ロース肉といえば白い脂身が特徴、厚切りソテーや薄切りの生姜焼きを思い浮かべます。個人的には薄切りのしゃぶしゃぶがおすすめメニューです。

様々な食べ方ができるロースはハムにも相応しい部位なのですね。

脂の部分があるおかげで加熱をしてもパサつきはそれほどありません。白菜と煮る・フライパンで焼くなど買い置きしておくと便利な食材です。

食べる? 食べない? ハムを食べていますか??

ボンレスハムとロースハムは使う豚肉の部位で成分に違いがありました。朝ご飯やお弁当など冷蔵庫には必ずハムがあるお家も多いでしょう。

我が家も必ずハムを常備しています。塩分や添加物が気になるので避けているという噂も耳にしますね。そこでもう1度表にある成分を見てみましょう。

どちらのハムもビタミンB1を含んでいます。豚肉はビタミンB1の含有量が多い食材ですがハムになってもその量はさほど減りません。

ビタミンB1はエネルギーの代謝を助けます。摂取した糖質をエネルギーに変える働きをするので疲労感の軽減効果が期待できます。

朝ご飯にお肉はチョットという時でもハムなら手軽にレシピに取り入れることが可能。パンにはさむだけでたんぱく質とビタミンB1を同時に摂ることができます。

野菜と組み合わせてスープに入れるのもおススメです。身体もお腹も温まります。

もしかして、ボンレスハムとモモハムの関係について疑問に思っていませんか。ボンレスハムとモモハムは同じもも肉を使っているのに違う商品名があるのか。

ハムの原料は本来もも肉でした。元祖保存食・つく置きですね。もも肉を使うのがスタンダードだったのであえてモモハムと名乗る必要は無かったのでしょう。

その昔は骨付きモモ肉でハムを作っていましたが、やがて骨を抜いたハムが主流になりボンレスハムが誕生したようです。

最後にロースハムの情報も。ロースハムが誕生したのは日本です。本当ならもも肉を使うはずのハムをロースで作ったら想像以上に美味しかった、ということで日本ではロースが主流になっています。

人類が発明したお肉の保存食は美味しく食べやすいたんぱく質です。ボンレスハム・ロースハムこれからも賢く取り入れていきましょう。

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