鱈の旬の時期は? その漢字にヒントがあるの?? そんなの気にしないタイプ?!

。魚編に雪と書いて「たら」と読みます。魚編の漢字の中でもメジャーな字といえるでしょう。魚と雪のコラボはこの魚をイメージどおりに表現をしているようにも感じますね。

雪という文字から鱈はとても日本的な魚にも思えてきます。そして季節の代名詞にもなる漢字を授けられた魚には演歌が似合いそうですね。魚売り場の前で思わず歌ってしまったりして…。

チョット想像力を膨らませ過ぎましたが、それくらい食べたくなる魚の一つであることは間違いありません。

漢字から想像したとおりなのか、それとも漢字なんて関係ないのかも気になりますね。旬の時期、鱈はいつなのでしょうか。より深いお付き合いのために調べました。

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鱈の旬の時期はいつ? その字のとおりなの??

鱈のの時期はいつなのでしょうか。魚の隣にいる雪の文字。鱈というビジュアルからも旬の時期を予想したりもするのですが、鱈の旬の時期はこの辺りです。

サクッとソテー♪付け合わせで見た目もアップ

鱈の旬の時期は12月~2月頃

予想通り雪がちらつく寒い時期に旬を迎えますね。この期間は鱈の産卵期です。産卵場所を求めて北海道や東北沿岸に鱈が集まってきます。漁獲量がピークとなり市場にも出回ります。

一口に鱈(たら)といっても沢山の(約30)種類があります。ただし日本近海で雪が降る時期に摂れる鱈は「真鱈(まだら)」と呼ばれる鱈が一般的です。

本名は真鱈だけれどこの後も「鱈」でお話を続けます。冬に欠かせない魚「鱈」。漢字はしっかりインプットしたので、そのプロフィールにもっと迫りたいと思います。

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切り身を見ただけでは分からない? 本当の姿は??

スーパーなどの魚売り場に並んでいる鱈。鯵や鰯と違って、すでに切り身になっていることがほとんどです。だから本来の鱈の姿を知る機会がありませんでした。

でもある日とても大きな魚であることを知ってビックリ。鱈が獲れる地域なら周知の事実だったのでしょう。体長1m以上になるものもいるようです。

小骨の少なさと身の大きさから食べやすい魚ともいえますね。

漢字は日本的な魚のイメージですが、イギリスの国民食フィッシュアンドチップスにはタラが使われています。こちらは真鱈とは違う種類をチョイス。鱈とじゃが芋にはならないようですね。

白子(精巣)だけではなく肝や内臓も食べる地域がある日本。真鱈だけが持つ深い美味しさを知っているのでしょう。

鱈の栄養は? サッパリし過ぎが長所なの??

冬に魚を食べようと思ったら鱈は必ず候補に挙がるでしょう。雪がそれほど降らない地域だからこそこの漢字に惹かれます。普段はあまり気にしない栄養も知っておきましょう。

冬に食べたいもう一つの魚「鰤(ぶり)」と比べてみました。

★★★
焼き・100g

焼き・100g
カロリー 109kcal 304kcal
たんぱく質 25.2g 26.2g
脂質 0.2g 20.4g
カルシウム 48mg 6mg

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

鱈の切り身1切れが80g前後。鰤は切り身1切れ100gを目安にしてください。栄養成分の中で最も注目すべき数値は脂質でしょう。

白身魚の代表ともいえる鱈の脂の少なさに驚きです。

参考までに焼いた鶏のささみ100gの脂質は1.4g。脂が少な目で皮も外しやすいので鱈は離乳食にも使えます。

アレルギーの心配があるのでお魚デビューではなく他のお魚も経験した月齢のレシピに取り入れましょう。

脂がのっている鰤とは真逆の鱈だからこその食べ方もあります。お鍋ならキムチとの相性はピッタリ。ソテーならバターでコクを出してハーブで香りを付ければ物足りなさは解消できますね。

他にはカルシウムの数値が目立ちます。魚は骨ごと食べないとカルシウムの摂取ができないと思われがちですが、鱈は切り身でもカルシウムが含まれています。

たたみいわし100gのカルシウムは970mg。1枚は約5gなのでカルシウムは約48mgになります。たたみいわしは葉書サイズ1枚安くても100円します。残念ながらこれだけではメインデッシュにはなりませんね。

旬の時期なら鱈の切り身1枚の値段はほぼ同じです。鱈は意外とリーズナブルにカルシウムが摂取できそうですね。

雪降る季節以外でも鱈は食べられるの?

年間でも気温が低い時期が旬。そして冬の季語にも使われる鱈。本当にこの時期しか食べることは出来ないのでしょうか。気温が高い夏の鱈についても調べてみました。

スーパーでは「塩たら」は夏でも魚売り場に並んでいます。ベーリング海(太平洋で最も北の地域)で獲れた鱈とシールが貼ってありました。

実は旬の時期はあっても年間を通して鱈は獲れています。ただ収穫量が少ないので広く流通することはあまり無いようです。

そして生の鱈を扱っているお店もありました。青森産の鱈の切り身は1枚200円ほど。旬の時期と比較するとやや値段は高めでしょうか。春に産卵を終えた鱈はパワーチャージをするためにえさを求めて回遊をします。

たっぷりとえさを食べている鱈は冬よりもしっとりとした味わいになるので、味はこちらが上という説もあります。

雪とは全く無縁の季節にも美味しい鱈がいることを覚えておいてください。

冬と日本に限定されない鱈。それでも旬の時期にピカッと光った切り身を見ると思わず手が伸びますね。鱈レシピを活用して厳しい季節を乗り切りましょう。

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