ヒラメに旬の時期はある? 美味のピークを知るのは向きだけじゃないってホント??

ヒラメを食べていますかなどと唐突に聞かれても答えに迷ってしまいますね。名前は目にしたことがあるし、フォルムのイメージできる魚であることは間違いありません。

ヒラメによく似た魚も存在します。言うまでもなくそれはカレイです。でも今回の主役はヒラメです。ヒラメはカレイより値段が高いと認識されているようですね。

知名度は高いけれど家庭料理の食材としての登場回数が少なめなのはもったいないのかも。

スーパーなどで見かける時期は限られているかもしれません。白身魚の代表として売り場に並びます。旬の時期はいつ? ヒラメのレシピを増やすために調べてみました。

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ヒラメの旬の時期はいつなの? 食べたい季節はいつ??

ヒラメの旬の時期はいつなのでしょうか。ヒラメを食べるときに旬を考えた経験はありますか。場面によってはヒラメと旬は関係がないようにも思えるでしょう。

けれど美味しいヒラメのために旬を調べてみました。ヒラメの旬はこの時期です。

レシピ多種多彩♪ヒラメを余さずいただきましょう

ヒラメは12月~3月ごろに旬の時期を迎えます。

ヒラメの旬は師走辺りから春を迎える3月辺りです。

この後ヒラメは産卵を迎えます。産卵が始まるのは桜が咲き終わる頃から初夏にかけてです。

産卵に備えて栄養を蓄えるヒラメは脂がのっています。合わせて海水温が低くなる冬は身もきりッと締まります。

ヒラメの旬の時期が判明したあとは勘違いされがちなヒラメのプロフィールを再確認したいと思います。

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フォルムだけじゃない! やっぱり仲間なの?

気温が低い時期から徐々に暖かくなる季節までヒラメの旬は続きます。そのヒラメは魚類としてはどのような立ち位置なのでしょうか。ヒラメのプロフィールをサクッと確認しましょう。

    ◆ヒラメ

  • カレイ目ヒラメ科ヒラメ属
  • 北海道から九州沿岸に生息
  • 大きなものは1m位に育つ

大きなカテゴリーでは同じフォルムのカレイと同じ仲間です。よく言われる見分け方は目を上にすると「左ヒラメ右カレイ」があります。

他には「口」で判断できます。意外にも獰猛なヒラメは口が大きく鋭い歯を持っています。カレイは小さな口に入ってくる小エビなどをエサにしているので歯のサイズは小さめです。

イワシやアジをガッツリ食べるヒラメは体長も大きめ。

2つを並べて比べるシーンはあまりありませんが、カレイの平均体長が50cm前後なのでヒラメはほぼ倍のサイズに育ちます。

共通点と想定外な違いが判明したヒラメとカレイ。次はこの2つの栄養を比較したいと思います。

2つの魚には栄養にはどんな違いが? どちらも食べたい!?

ほぼ同じフォルムをしているイメージが定着しているヒラメとカレイ。時には間違えられる事件もあるようですが魚にとってそれは人間の勝手な思いといえるでしょう。

平べったい2つの白身魚の栄養を表にしてみました。

★★★ ヒラメ天然
生/100g
ヒラメ養殖
生/100g
マコガレイ
生/100g
カロリー 96kcal 115kcal 86kcal
タンパク質 20.0g 21.6g 18.0g
脂質 2.0g 3.7g 1.8g
カルシウム 22mg 30mg 46mg

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

ヒラメは1匹が約1kg、近年盛んに行われている養殖の数値も載せました。カレイは1匹がその半分の約500g。マコガレイは日本各地の沿岸に生息するポピュラーなカレイの種類です。

生での数値ですがお刺身用にカットするとどちらも1切れは15g前後になります。参考にしてください。

ヒラメもカレイも白身魚のメリットである低カロリーなタンパク質ですね。

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同じ白身魚のタラ(生/100g中脂質0.2g)と比較すると脂質は多めといえますがそれは美味しさにもつながるでしょう。

白身魚にありがちなパサつきが少なく加熱をしても身はふっくらと仕上がります。

残念ながらカルシウムの含有量はカレイがやや多めでした。

3つの数値に大きなはないのでヒラメとカレイどちらも選び難い魚といえるようです。

どの部位を食べる? そこで差がつくの??

ヒラメと聞くとお刺身をイメージしますが特別な名前がついた部位が人気です。「エンガワ」と呼ばれる高級寿司ネタですね。ヒレを動かす筋肉部分なので上下2か所にエンガワがあります。

カレイにもエンガワがありますが大きな部位に育つヒラメはがのったエンガワがとれます。

栄養的にはあまり差がないのですがランクとしてはカレイよりもヒラメが上回っているのは魚の大きさも影響しているようです。

先ほどの表にも載せましたが大きく育つヒラメは各地で養殖が行われています。養殖のヒラメの旬は天然物とほぼ同じですが、技術者の努力で旬以外の季節も美味しいヒラメが流通しています。

季節が進むと旬を取り入れていてもレシピのマンネリ化は避けられません。そんな時はヒラメを思い出してください。

皮も美味しいヒラメなら寄せ鍋にもムニエルにも使えます。いつもと違う献立に会話も笑顔も弾むでしょう。

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