犬ふぐりの花言葉は? 花の名前を責めないで!? 小さな花が懸命に発信する思いはナニ??

犬ふぐりは可憐なビジュアルの花。でも同時にどうしてこの名前になったのかという疑問が常について回る花です。春を知らせてくれる野の花ですが名前でチョット損をしているかもしれません。

犬ふぐりの花を見たからもうすぐ春が来るね、なんて話をしてもどうしても「ふぐり」部分が話題になってしまうこともあり得ます。黙って季節の移り変わりを教えてくれたのに話がすり替わってしまうのは残念ですね。

そして最近犬ふぐりの花の姿を見ることが減っていることも心配です。愛されている花のはずなのにナニがあったのでしょうか。

早春を代表する花。教えてくれるのは春の到来以外にもあるようです。小さな花からは沢山のストーリーが生まれました。どのような花言葉が? 犬ふぐりからのメッセージを受け取りましょう。

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犬ふぐりの花言葉は? 素直な心で??

犬ふぐりの花言葉にはナニがあるのでしょうか。犬ふぐりはひっそりと野に咲く花。花言葉にはそのビジュアルも関係するのでしょうか。犬ふぐりの花言葉は?

自然の中でひっそりと咲く花です♪

愛らしさ

見た目をそのままに言葉にしました。花が秘めている思いが込められていることも感じ取れます。

うっかりすると誰も目を止めることの無いくらいの小さな姿。でも心が優しくなるようなライトブルーの花びらは唯一無二です。

犬ふぐりの花から感じる言葉を素直に受け取りましょう。少し欲張りすぎた日々を癒やしに変えることもできそうですね。

ところで俳句の季語では「犬ふぐり・いぬふぐり」と表記をすることが多いようです。今回はまず「イヌフグリ」でご紹介しましたが正しい花の名前は「イヌノフグリ」と「ノ」が入ります。

そして近年すっかり別の種類のイヌノフグリが定着しました。次はその別種類の花言葉をご紹介します。

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大きくなって花言葉も変わるの? キャッチワードはナニ??

花の名前を答える時には必ず「ノ」が必要なイヌノフグリ。最近よく目にする種類の名前にはもう1つ「」をプラスします。

最近春を教えてくれるのは「オオイヌノフグリ」と呼ばれる外来種です。先程の犬ふぐり(イヌノフグリ)より花は3倍ほど大きく背も高い名前の通りの花。そのオオイヌノフグリの花言葉は?

忠実

花が大きくなって言葉は堅固なものになりました。その他にはこのような花言葉も持っています。

信頼 忠誠

オオイヌノフグリは3月~5月にかけて花を咲かせる多年草。人が手を介さなくても花は毎年咲いてくれます。裏切ることなく姿を見せてくれる花なのです。

寒さに耐えた後に花を咲かせる姿は神にも見える存在ですね。

ヨーロッパを原産とするオオイヌノフグリは神話や歴史にも登場します。次はそのお話をご紹介しましょう。

ホントに見ているのはどっち? 希少な花言葉なの??

オオイヌノフグリの学名はVeronica persica。ベロニカ(Veronica)は神話の中に出てくる女子の名前です。

苦しむイエスキリストに駆け寄りサポートを試みますが遮られます。女子が手にしていた布にはイエスの血と汗が沁み込んでいました。

神のパワーを持った布を持つ女子はベロニカと名付けられ足もとに咲いていたオオイヌノフグリも神聖な花として広まりました。

苦しくても自分に忠実に一途に思い続けたのでしょう。キリストへの敬虔な思いと信仰心が「忠実・忠誠」という花言葉を引き寄せたのですね。

春先の野に咲く花は何故か気になります♪散歩で見る花の代表! たんぽぽの花言葉はこちらで

凛とした花に「フグリ」は不似合いな気もしますが日本限定ということで許してもらえるでしょう。

ところで先に載せた犬ふぐり(イヌノフグリ)は在来種の植物ですが近年絶滅危惧種の仲間入りをしました。

「愛らしさ」と思って見ている花は実は「忠実」に咲くオオイヌノフグリというケースがほとんどです。

雑草だったイヌノフグリ、今は守り育てなければいけない花です。希少な存在に出会ったら踏まないようにそっと愛でつつ歩きましょう。

空のように青い花は同じ仲間なの?

澄んだ空の色に似た花、コバルトブルーの色を見せてくれる花は人気者です。オオイヌノフグリもその1つですね。その色と形が似ているので同じものとされている花があります。

その花はネモフィラ。ニュースにもなる花です。オオイヌノフグリとネモフィラが同じ花といわれる理由にそれぞれの別名があります。

ネモフィラもオオイヌノフグリも別名は「ルリカラソウ」。ルリは瑠璃色の花からついたものです。

でもネモフィラは「ムラサキ科」で花の大きさは約2cm。オオイヌノフグリは「オオバコ科」で花の大きさは約5mm。花のサイズで区別がつきます。

参考までにネモフィラの花言葉は「いつも成功」。ポジティブで上から目線チックなワードです。この辺りも違いがありました。その他の共通点はどちらも外来種の花というところです。

フグリという不名誉といえる言葉を名前に使われた犬ふぐりとオオイヌノフグリ。優しい青い花はメンタルを穏やかにする効果も期待できます。

ブーケにする機会は少ない花ですが見かけた時は心の中にそっと留めることをおススメします。春に向かう時間の進み具合も優しくなるでしょう。

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