鮎の栄養には効果があるの? 食べ方は1つじゃないから知りたい?? 色々持っています!?

、初夏に欠かせない季節を表現できる魚です。解禁の日がニュースになったり現地の様子がリアルな画像で流れたりと毎年必ず目にする風物詩にもなっているでしょう。

最近はスーパーの魚介類コーナーでも鮎を見かけるようになりました。白いトレーにパックになって並んでいますがやはり存在感と季節感を発信しているのです。

串打ちをする勇気も技量もないのでお家で食べるのは残念ながらあきらめています。

歴史とともにあるくらいにとり続け食べ続けられている魚の1つです。栄養や食べた時の効果はどうなのでしょうか。鮎のことより深く知れば味もランクアップできるかもしれません。

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鮎には栄養があるの? そして効果もあるの??

鮎には栄養があるのでしょうか。そして栄養には効果が期待できるのでしょうか。鮎の栄養と効果、もしかしたらあまり気にしないで鮎を食べていませんか。

手練れの串打ちと化粧塩♪ プロのお仕事ですね

けれど鮎について知っているようで知らないのも確かです。栄養と効果の前に鮎について調べてみました。

    ◆鮎

  • キュウリウオ目アユ科アユ属
  • 日本各地で生息
  • 育つ場所は海

キュウリウオは漢字にすると胡瓜魚、この名前を持つ魚も存在します。胡瓜の香りがするところからついた名前ですがこのグループにはワカサギやシシャモが属しています。

北海道から九州あたりまで広く生育する魚です。

そしてあまりイメージが無かったのですが鮎は成長過程でへ出ます。

意外と冒険心を持つ魚だったのです。

「秋に川で誕生→冬は海へ行きプランクトンを食べる→成長後川に戻り藻類を食べる」このように鮎は生息の場所を変えています。

川で生まれ川に生えている苔などをひっそり食べてそのまま解禁の時期を迎える、などと思い込んでいましたがあえて厳しい世界を選んで独特の味を作り出していました。

あまり知られていない鮎の生態を確認した次は栄養のお話に移りたいと思います。

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シンプルにいこう? だってかぶりつきたいよね??

キレイに串うちされた鮎たちが炭火の周りに等間隔で並んでいる映像をみるとこれを手にした瞬間が脳内を満たします。釣る技術も鮎の価値に影響を与えているのでしょうか。

鮎の栄養の数値ですがまず「天然VS養殖」でピックアップしました。シンプルに鮎の栄養をチェックしましょう。

★★★ 鮎・天然
焼き/100g
鮎・養殖
焼き/100g
カロリー 149kcal 202kcal
たんぱく質 26.6g 22.6g
カルシウム 480mg 450mg
5.5mg 2.0mg
ビタミンD 1.5μg 17.0μg

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

認知度高めの淡水魚♪ 様々な形で暮らしに溶け込んでいます! 鯉と鮒にはどのような違いがあるの? こちらをチェック

鮎1匹は20cm程度なら約100gで可食部は30g強を参考にしてください。表のカロリーは100gの数値です。

天然と養殖のカロリーは養殖がやや高め、気になる場合は天然を選ぶのをおススメします。

公的な栄養のデータから分かったのは鮎には「カルシウムと鉄」が含まれているのが判明しました。

特に天然の鮎の鉄の多さが目立ちます。

鮎を食べるとこのような効果が得られます。

骨や歯を作ることに働きかけ、あわせて赤血球を作るのをサポートする効果が期待できるでしょう。

カルシウムの吸収を促すビタミンDも含まれています。

摂取したカルシウムが骨の生成に貢献する効果が期待できます。

かぶりついて食べたい鮎には優れた栄養効果があるのです。

そこは残すの残さないの? 不思議な保存食も??

かぶりつきの他には上手く骨を抜いてたで酢で食べるという風雅な食べ方もある鮎。鮎を食べる場合のスタイルは1つではありませんが、残す残さないという問題を目にしたことはありませんか。

それは「鮎の内臓を残したまま焼く、取り除いて焼く」でしょう。鮎については内臓の栄養も公的な数値があります。それほどまでに内臓が注視される魚と想像します。

鮎の内臓の数値ここでも「天然VS養殖」で挙げました。そして内臓を使った珍味中の珍味「うるか」も参戦させました。

★★★ 鮎・天然 内臓
焼き/100g
鮎・養殖 内臓
焼き/100g
鮎 うるか
100g
カロリー 161kcal 500kcal 157kcal
たんぱく質 23.0g 15.2g 11.4g
カルシウム 140mg 130mg 16mg
63.0mg 19.0mg 4.0mg
ビタミンD 4.0μg 8.6μg 15.0μg

※カロリーは下記文部科学省食品データベースを参照。https://fooddb.mext.go.jp/

鮎1匹の内臓の重さですが、うるか50gを作るためには最低でも鮎が10匹前後必要なので5g弱と思われます。

内臓のカロリー、特に養殖の鮎の高さには驚きですがこれは100gの場合なので、一度に食べる場面はまずないですね。

苦みやクセが美味しいといわれる内臓ですが、ミネラルのカルシウムや鉄が含まれています。

残さず食べるのはそれぞれが持つ効果も期待できます。

1匹丸ごとと同じように健やかな骨や血液の生成などをサポートするのです。

鮎の内臓を発酵させたうるかですがこちらは味や香りが独特なのでそこが魅力という保存食です。

うるかには同じくカルシウムの吸収を助けるビタミンDも多く含まれているので珍味佳肴だけではなくプラスできる成分と天然の恵みを味わってみてください。

正しい旬はあるの? チャンスは多いの??

鮎は解禁日がニュースにもなるので何となく旬を知っているつもりになっていませんか、ここで旬の時期を再確認します。

鹿児島の解禁日は6月の初め、漁獲量が多い岐阜の解禁日は5月から6月、青森では7月初め、地域によって解禁日が変わるのです。

対して養殖は年間を通して食べられるという情報もありますがやはり鮎は季節を意識して食べたい魚。スーパーの店頭に並ぶのは5月から8月ごろまでと考えられます。

このほかに卵をもった子持ち鮎が食べられるのは9月から10月、秋でも鮎を味わう地域もあるのです。

生息状況からは海と川からの恵みといえる鮎、栄養も優れた成分を持っていました。今年も解禁日のニュースが待たれます。それぞれの旬が堪能できるのを願っています。

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